額装の楽しみ。絵は入れる額によってがらりと印象が変わるので、どんな風になるのかの比較。

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私が現在出品しているサービスで。
雑貨店やホームセンターで買えるような、基本は簡単な額に入っているはがきサイズの建物の絵を、オプションで追加したらゴージャスな額に変えられるサービス(その場合簡易額は付きません)と。
飾りたい絵や写真をどんな額に入れたらよいか?
というもののレクチャーがありますが。

ちょうど上のはがきサイズの建物イラストで、額の種類によってどんな印象を持つか。というサンプルがありますので。
こちらでちょっと比較してみたいと思います。
はがきサイズの見本.jpg
こちらはマットはつけてありますが、雑貨屋やホームセンターで購入できるような、2Lサイズ(キャビネサイズ)の簡易額に入っている建物の絵です。
簡易的な額ですから、お洒落なインテリアにはなりますが、気軽に飾れるような気楽さがあります。
ちなみに、私の絵には必ず額と絵の間に厚紙で作った窓のようなものがありますが、これが「マット」というものです。
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絵に合わせて様々な色があり、グレードアップの印象だけでなく、厚紙なので湿気や結露で絵が傷んでしまうのを予防する役割があります。
なので、絵を額に入れる際はなるべくマットをつけてほしいのですが。

ただ、せっかく原画が入っているのに、写真のサイズの額という事で印刷と思われてしまう印象があります。
そこで同じ絵を、ゴージャスなデザインの金色と白色の額に入れてみたいと思います。
ゴージャス額の絵-4.jpg
どうでしょうか?
高級住宅街のショッピングエリアに飾られた時計なので、絵の色とマッチしたラグジュアリーで明るい印象を受けると思います。
リビングなどに飾ると、部屋が明るく感じるでしょうね!
それでは同じ絵で今度は銀色の額に入れたいと思います。
ゴージャス額の絵-5.jpg
いかがでしょうか?
今度はシックで落ち着いた雰囲気になったかと思います。
書斎や玄関やスタイリッシュな感じにしたいなど、落ち着いた場所に飾りたい場合にはこうした絵が浮き出すような、シックな色を選ぶと洗練された印象を与えます。

絵は額一つでここまで印象ががらりと変わるのです。
そして建物の絵は、額次第でとてもお洒落なインテリアになる事がよく分かると思います。
では、暗い絵ではないのに絵の色が暗い場合は、どのような額が良いのか。
まずは建物の色に合わせて簡易額の色を暗めにしてみます。
フォトスタンド見本.jpg
まあ、上の時計の絵と同様こんな感じになりますよね。
そしてこちらは額装でありがちの、絵の主体に合わせて額を合わせた場合。
額縁見本.jpg
建物の色が黒いので、銀色にしましたが。色が重厚なために建物も重厚な印象になります。
しかしここは明るいロサンゼルスの元カフェだった窓屋の建物。こんな重厚な印象はいりません。
ではどうしたら良いのか。
差し色に合わせて色を決めていきます。

そうなるとこのとおり!
ゴージャス額の絵-6.jpg
暗い色の建物ですが、一気に明るい印象になりました。
額は屋根の色でオレンジ(赤やピンクでも良い)。
マットは背景に合わせて薄い黄緑にしてみました。
額装は雰囲気に合っていれば良いので、これといったルールはありません。こんな組み合わせでも良いんです。

さて、額装で最も迷うのが人物の絵です。
色があると額の色が気になってしまったり、色の暗い額は遺影のようになるので使えません。
そうなると、妥協でどうしても白い額、白いマットになってしまいます。
額と子供.jpg
確かに白い額やマットなら壁に溶けるので、妥当なところではありますが。
しかし家の壁というのは人が生活しているところなので、どうしても空間に合わないという場合も出てくるでしょう。
そうした場合どうすれば良いのか。

その場合、特にこうしたカラフルな人物画の場合は、どんな絵にも合わせられる白木の額に、色付きのマットを合わせるという方法もあります。
人物と額.jpg
マットというのは絵を保護するだけでなく、額と絵の間にワンクッションを与えるという効果もあるのです。

額は同じものでも、マットは額よりもずっと安価で手に入りますし、額装サービスの店でマットのカットのサービスもあり、色も豊富で気分によって変えられるので。
額装は難しいので適当なもの。と思わずに是非いろいろなバリエーションで楽しんでください。
額装イメージ.jpg

続きです。
こちらは北欧デザインの絵の入った雑貨を、おしゃれなインテリア雑貨に変化させます。
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