【天神橋筋商店街/なんもり】南森町駅・大阪天満宮駅(OsakaMetro谷町線など/大阪府大阪市北区)

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ココナラで電話相談サービスを出品している、たっくんです。
私は大阪府在住の鉄道・地理マニアで、普段から鉄道路線に乗って、様々な駅や街を訪れています。

この記事では、南森町駅・大阪天満宮駅を紹介します。

南森町駅・大阪天満宮駅に乗り入れる鉄道路線は以下の通りです。

・Osaka Metro谷町線(南森町駅)
・Osaka Metro堺筋線(南森町駅)
・JR東西線(大阪天満宮駅)

※写真や文章は準備でき次第、更新します!

【南森町駅・大阪天満宮駅の概要】愛称は「なんもり」。天神橋筋商店街・大阪天満宮と見どころが多い地域!

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南森町駅・大阪天満宮駅は大阪府大阪市北区に位置する駅です。

以下の鉄道路線が乗り入れます。
・Osaka Metro谷町線(南森町駅)
・Osaka Metro堺筋線(南森町駅)
・JR東西線(大阪天満宮駅)
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Osaka Metroは「南森町」、JR西日本は「大阪天満宮」という駅名で、鉄道会社によって駅名は異なりますが、隣接しているため乗り換えが可能です。

南森町交差点は曽根崎通(東西)と天神橋筋(南北)が接続し、道路交通の要衝でもあります。南森町の愛称は「なんもり」
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日本一長い商店街で知られる「天神橋筋商店街」が南北方向に形成されており、南森町駅から天神橋筋商店街を南へ進むと大阪天満宮です。

【駅構内(Osaka Metro 南森町駅)】谷町線・堺筋線の2路線が乗り入れ。

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Osaka Metro南森町駅は9つの出入り口が設置されています。天神橋筋商店街(北方面)へは3号出口、天神橋筋商店街(南方面)・大阪天満宮へは4号出口が便利です。
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東改札。ローソン・ココカラファインなどがあります。谷町線は東梅田・天王寺方面へ、堺筋線は日本橋・天下茶屋方面へ乗り換えなしで移動可能。堺筋線は阪急に直通し、淡路・北千里・高槻市方面へ向かう電車もあります。

【駅構内(JR西日本 大阪天満宮駅)】1997年開業。尼崎・神戸・京橋・松井山手方面への電車が発着!

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Osaka Metro南森町駅とJR大阪天満宮駅は地下通路で接続しています。セブンイレブンがありますよ。
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JR東西線は京橋から学研都市線の四条畷・松井山手方面へ、尼崎からJR神戸線の三ノ宮・西明石方面とJR宝塚線の宝塚・新三田方面へ直通する電車が多いです。

【南森町の歴史】大阪天満宮を中心に発展したまち。江戸時代は天下の台所だった!

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↑現在の南森町駅・大阪天満宮駅周辺の標準地図(出典:国土地理院ウェブサイト)

650年に孝徳天皇が難波宮を造営した際、西北の守護神としてこの地に大将軍社が創建。その後、菅原道真が京から大宰府へ左遷される道中、菅原道真が大将軍社に参詣したという言い伝えから、949年にこの地に大阪天満宮が創建されました。
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神社の境内にあるたくさん木々のことを「社叢(しゃそう)」と表現しますが、かつての大阪天満宮周辺は現在よりも社叢(森)が広がっていたと推測されており、大阪天満宮の森の南側に位置していたことが「南森町」という地名の由来といわれています。

江戸時代の南森町周辺は大坂城下の町人地「大坂三郷」の1つである「天満組」と呼ばれた地域に含まれていました。
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天満組は大阪天満宮の南を流れる大川沿いに天満青物市場が設置され、摂津や河内などの国々から新鮮な野菜や果物が集まる「天下の台所」として発展。天神橋筋商店街は大阪天満宮の表参道の役割があり、青物市が立っていたそうです。
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↑1930年代の南森町駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
「+」印の南を流れているのが大川。大川沿いに天満青物市場があった。
南森町の西を南北方向に天満堀川が流れている。(天満堀川を埋め立てた後、跡地に阪神高速12号守口線が開通)
1910年代に大阪市電の曽根崎天満橋筋線(東西)と天神橋西筋線(南北)が開通すると、南森町停留場は東西南北方向の市電路線が接続する場所として名前が知られることになります。
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↑1960年代の南森町駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
天満堀川がある
大阪市電は1969年までに全線廃止されますが、1967年に谷町線、1969年に堺筋線が開通すると、南森町駅は地下鉄2路線の乗り換え駅となります。
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↑1980年代の南森町駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
天満堀川が埋め立てられ、跡地に阪神高速12号守口線が開通。
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↑2017年の南森町駅・大阪天満宮駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)

1996年に南森町駅に隣接する形でJR東西線の大阪天満宮駅が開業。JR東西線は学研都市線・JR神戸線・JR宝塚線と直通し、運行範囲が広いため、大阪市外から南森町(大阪天満宮)の交通アクセスがかなり改善されました。

【駅周辺】曽根崎通と天神橋筋が接続する南森町交差点

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曽根崎通(東西)と天神橋筋(南北)が接続する南森町交差点。交差点の北西に三井住友銀行、南西にCABIN PRESIDENT-大阪があります。西向きに撮影。西に進むと梅田・福島方面です。
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北向きに撮影。北に進むと扇町・天神橋筋六丁目方面。曽根崎通の地下を谷町線、天神橋筋の地下を堺筋線が通っています。
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南向きに。南に進むと北浜・堺筋本町方面。交差点の南東にKOHYO(スーパーマーケット)があります。
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東向きに。東に進むと京橋・蒲生四丁目方面。天神橋2丁目交差点で天神橋筋商店街と接続します。

【駅周辺/東】曽根崎通を東へ。天神橋筋商店街と接続する天神橋2交差点は横断者で賑わう!

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南森町交差点の少し東、天神橋2交差点で曽根崎通と天神橋筋商店街が接続。曽根崎通との交差部分で、天神橋筋商店街のアーケードは一旦途切れています。
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曽根崎通沿いには不動産・飲食店が多く並んでいます。
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オフィスビルなども多いです。

【日本一長い商店街】天神橋筋商店街(天神橋2丁目商店街)

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南森町駅・大阪天満宮駅近くに「天神橋筋商店街」が南北方向に形成されています。天神橋2丁目交差点でアーケードは一旦途切れます。
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天神橋筋商店街を北へ向かう場合は、南森町駅3号出口を利用するのが便利です。
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スギ薬局・お好み焼き・お菓子店などがあります。
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天神橋筋商店街は1丁目から6丁目までの6つのアーケード商店街で形成されており、長さ約2.6㎞で「日本一長い商店街」といわれています。
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南森町駅付近は天神橋2丁目商店街で、肉のエサカより北は天神橋3丁目商店街となります。
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天神橋2丁目商店街の曽根崎通より南側を見ていきます。
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すき家、餃子の王将、天ぷら屋、コロッケ屋などがあります。
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コロッケ屋は安くて美味しいと評判です。
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天神橋筋商店街は明るくて賑わっていて、好きな雰囲気です。
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「大阪天満宮参詣道」が見えてきたら、左に曲がると天満天神繁昌亭・大阪天満宮への近道です。
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【天満の天神さん/菅原道真を祀る】大阪天満宮

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大阪天満宮は南森町駅から天神橋筋商店街を南へ徒歩約3分進んだ場所に位置しています。「天満の天神さん」と呼ばれており、学問の神様として知られる菅原道真を祀っています。
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910年に菅原道真が京から大宰府へ左遷する際に、この地にあった大将軍社に参詣したと伝わっており、その後949年にこの地に天満宮が創建されました。

毎年7月24日から25日にかけて行われる天神祭は、日本三大祭、大阪三大夏祭りの1つとして知られています。

【上方落語の定席】天満天神繁昌亭

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天満天神繁昌亭は大阪天満宮の北に位置し、上方落語が行われる寄席です。

戦後、落語の定席(常設の寄席)は長らくありませんでしたが、当時上方落語協会会長だった六代目桂文枝・天神橋筋商店街の会長・大阪天満宮の宮司の協力のもと、2006年に開席しました。

【商売繁盛の神様/堀川のえべっさん】堀川戎神社

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欽明天皇の時代に止美連吉雄(とみのむらじよしお)が蛭子大神の神託を受けて社を設けたことが起源とされており、1350年代に現在地に移転しました。
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蛭子大神は商売繁盛の神様として知られており、毎年1月9日~11日には商売繁盛を願い「十日戎」という祭礼が行われます。西宮戎・今宮戎と並び、「三大戎」の1つに数えられており、十日戎の時期は多くの参詣者で賑わいます。


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