子犬の社会化期ってなぁに?│子犬のうちにしておきたい3つの社会化│行動療法獣医師監修

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子犬の社会化期とは?

子犬(子猫)には「社会化期」と呼ばれる時期があり、
おおよそ生後3週齢ごろから16週齢ごろを指します。

この時期は子犬の脳が急速に発達する時期でもあり、
様々な環境を経験することで、自分が生きていく環境に適応するようになります。

例えばこの時期に猫と一緒に育てられた子犬は猫を怖がらずに成長していきます。

なぜ社会化期が子犬のしつけにおいて重要なのかというと、
この時期を過ぎてしまった後に未知のものに慣れるということが非常に難しいからです。

様々な新しい環境に適応しやすい反面、この時期に体験した怖い記憶は生涯を通して怖がる傾向もあります。そうした特徴からも感受期と呼ばれることもあります。

では、この時期にしておきたい3つの社会化について具体的に解説していきます。

1.犬同士で遊ぶ機会をつくること

3回目のワクチンが終了してから他のワンちゃんとふれあいをするように、と獣医師から言われることもありますが、

(伝染病の観点からは間違っていませんが)3回目のワクチンが終わるころには子犬の社会化期が終わってしまい、他の犬に慣れる機会を失われてしまいます。

子犬のころに他の犬と接する機会がなかった犬は、
いわゆる「自分を犬だと思っていないわんちゃん」になってしまい、
他の犬を怖がったり正しい距離を取れない傾向があります。

子犬同士ではけんかを通して力加減を学び、
また先輩犬からは時に怒られながらも犬社会のルールを学びます。

ドッグランのような不特定多数の犬がいる場所などは避けつつも、
感染症の予防をしっかり行っている犬同士が触れ合う機会は積極的に作るようにしてください。

2.人に撫でてもらう機会をつくること

犬同士の社会化以上に人への社会化は重要な課題です。
子犬のうちだから……と部屋の中に閉じ込めるのではなく、
色々な人に会わせるようにしてください。

よく家にくる宅配の人、ご友人、子供、獣医師、など
将来子犬が慣れた方が良い人を思い浮かべ、
その人たちにおやつをあげてもらう時間を作ってください。

犬に慣れている人、犬に慣れていない人、色々な触り方をします。
ある意味不自然な触り方にも慣らせておく、というのも効果的です。

特に子供は苦手だという子犬も多いので、
子供に触ってもらう時は触り方や抱っこの仕方をしっかりと説明した上で
触れ合う時間を作るようにしてください。

人を見かけるために唸って攻撃するような犬になってしまえば、
せっかくのお散歩も苦痛の時間になってしまいます。

3.物音や外の環境音を聞かせるようにする。

子犬のために家の中を静かにしています、という飼い主さんが一定数おられます。

ただ、今後も同じ環境が続くわけではないので、子犬のころから普段と変わらない環境においてあげた方が社会化は進みます。

テレビをつけておいて様々な音を聞かせるのも良いですし、
トラックの通る音や工事の音など、
将来怖がる可能性のある大きな音は今の時期から積極的に聞かせるようにしてください。

雷や花火の音を怖がる犬も多いので、
まずは小さい音から子犬が怖がらない音で聞かせて練習するのも良いです。

一度、大きい音でも怖くない、と覚えてくれると大人になってからも受け入れてくれるケースが多いです。


子犬の社会化について3つ代表的なものを解説させていただきましたが、社会化トレーニングにも限界があり、

社会化をしたからといって何をしても怒らない、怖がらない、という訳ではありません。

ただ、社会化期を過ぎてしまうとそこから慣らす、というのは非常に難しく、将来的に怖がりで攻撃的で、神経質な子に育ちやすいという傾向があります。

子犬の心の土台を作っていく、というイメージで取り組んであげることが大事かもしれませんね。

子犬のしつけのことでお悩みのことがあればぜひ獣医師や専門家にご相談ください。


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