「“助ける”つもりが、力を奪ってしまうことがある」

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コラム
私たちは、
大切な人ほど、

「助けてあげたい」
「守ってあげたい」
「失敗させたくない」

と思うものです。

それは、
愛情でもあります。

私自身も、
子育てや人との関わりの中で、

“困らないように”
“傷つかないように”

と、先回りしてしまったことが何度もありました。

でも最近、
「エンパワーメント」という言葉に出会い、
改めて考えるようになったんです。

私は、
相手の力を信じる関わりが、
できていただろうか、と。

エンパワーメントとは、
“その人の中にある力を信じ、
引き出していく関わり”
のこと。

“足りない部分”を見るのではなく、
「今、その人の中にある力」
を見る考え方です。

この視点で考えた時、
ふと思ったんです。

もしかしたら私は、
“助けているつもり”で、

相手の
「考える力」
「選ぶ力」
「自分を信じる力」
を、奪ってしまっていたこともあったのではないか・・・

例えば、
子どもが悩む前に、
先に答えを教えてしまう。

失敗しそうになる前に、
止めてしまう。

「こっちの方がいいよ」
と、代わりに決めてしまう。

それは、
悪気ではありません。

むしろ、
大切だからこそです。

でも、
いつも誰かが答えを出してくれる環境では、

「自分で考える」
「自分で選ぶ」
経験が、

少しずつ減ってしまうことがあります。

そして気づかないうちに、

「どうせ自分では無理」
「間違えたらダメ」
「誰かに決めてもらった方が安心」

そんな感覚を、
持ってしまうこともあるのかもしれません。

これは、
子育てだけではなく、

介護、
夫婦関係、
職場、
友人関係でも、
起きることがあるように思います。

“良かれと思って”
の裏側で、

相手を
「できない人」
として扱ってしまっていないだろうか。

そんなことを、
私は考えるようになりました。

もちろん、
助けること自体が悪いわけではありません。

人は、
支え合って生きていくものです。

ただ、
“助ける”ことと、
“相手の力を奪う”ことは、
とても近い場所にあるのかもしれない。

そう感じています。

そして、
相手を信じて待つことは、
簡単ではありません。

失敗してほしくないし、
傷ついてほしくない。

だから、
つい手を出したくなる。

私自身も、
何度もそうしてきました。

でも本当に大切なのは、
“失敗しないこと”
より、

「自分で考え、
自分で選び、
自分で立ち上がれる力」
を育てていくことなのかもしれません。

エンパワーメントとは、
“力を与える”ことではなく、
その人の中に、
もともとある力を信じること。

「あなたには力がある」

そう信じてもらえた経験は、
人を少しずつ、
前に進ませていくのだと思います。





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