日常のこと ⑭ ~魔法の言葉~

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みなさま、こんにちは! 松本 かよです。


昨夜は、どーん、どーんと花火が上がる音が自宅まで聞こえていました。


夜店、浴衣、花火大会…。


夏はワクワクすることがいっぱいですね!
我が家には婦人用の浴衣が3枚あります。


わたしの浴衣(濃いグレーに水色の花模様)

娘の浴衣(黒地に艶やかな椿の模様)

そしてもう一枚10年前に他界したわたしの祖母が残した古典柄の浴衣があります。


遺品整理の時に、桐ダンスの中でたとう紙に包まれていたのを見つけました。


和裁も洋裁も得意だったわたしの祖母。


存命であれば97歳になる父方の祖母です。


「女学校を卒業したら洋裁学校に行きたかったけど、戦争でね…。」


と言いながら、わたしの家庭科の宿題の縫物をしてくれていました。
(よい子のみなさん、宿題は自分でやりましょうね。)


おそらくその浴衣は祖母が仕立てたものだと思うのです。


今となっては確かめようのないことですが、手縫いであることや裄や丈が祖母の体格に合っているので間違いなさそうです。
わたしはこの祖母のいる家庭で生まれました。


自他共に認める生粋の”おばあちゃん子”に育ったのです。


わたしの子ども時代はパソコンもスマホもない時代ですから、漢字を調べるのも辞書で調べるのが普通のことでした。


しかし、わたしはめんどくさがり屋の性分なので調べ物は祖母に聞いて済ませていました。


辞書代わりのおばあちゃん。


おばあちゃん検索システムは漢字にとどまらず、かけ算九九はもちろんのこと、中学レベルの社会科でも便利に使えました。


特に、歴史はほぼ100%の正解率でありがたかったものです。


しかし、その便利なおばあちゃん検索システムでも頼れない科目がありました。


それは、英語です。


「当時は敵国語だったから習っていないのよ、残念だわ。」と祖母。


あわよくば英語の課題まで助けてもらおうと、目論んでいたわたしの方が残念な気持ちになりました。
美味しいお惣菜の作り方やしきたり・年中行事、むかしの遊びや昭和歌謡。


たくさんのことを教えてくれた祖母。


深い愛情で守り育ててくれた大好きな祖母には、子育てにおいても多くのことを教えてもらいました。


わたしの子どもたちが小学生時代に家のお手伝いとして【食器洗い】をすすんでしてくれていました。


ですが、洗っている時に水道の蛇口にお茶碗をあてて欠いてしまったことがあったのです。


しかも数日前にも同じようにお茶碗を欠いたことがあったばかりでした。


その時にわたしは仕事で疲れていたこともあり、つい強い言葉で叱ってしまったのです。


「なんでもっと気をつけないの!」


イライラをぶつけるような強い言い方をしてしまいました。


そこでわたしの祖母がひと言

「お茶碗を欠く人はお茶碗を洗ってくれる人なのよ~。洗わない人は欠かないからね♡」

とナイスフォロー☆彡


この他にも多くの場面で家族みんなを助けてくれていました。


その時々で祖母がかけてくれた言葉は今も忘れることなく覚えています。


温かな愛で大きく包む「魔法の言葉」。


いつかわたしも優しい魔法の言葉を使えるおばあちゃんになりたいです。


思い返すとわたしの祖母は40代後半に孫が生まれておばあちゃんになりました。


わたしは今40代、その時の祖母の年齢に近くなりました。


こうして時は流れ、世代交代を繰り返して人類の歴史が作られていくのですね。


長男は現在婚約者と同棲中です。


おばあちゃんと呼ばれるのはまだ…もう少し先でもいいかなぁ…。


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