こんにちは!
昨日に引き続き、ちょっと手話にフォーカスして綴っていこうかなと思います。
音が聞こえない世界と関わるということ
僕が今興味を持っている世界です。音楽が好きだったり、人の機嫌や感情など声色でなんとなく聴き分けてしまったり、僕は”聴覚”に頼って生きていますが、頼りがなんの役にも立たない世界です。
昨日、たまたま知り合いのろう者と会う機会がありました。仮にCさんとします。僕の奥さんとCさんと、最近手話サークルで仲良くなって個人的に一緒に勉強会をしている人たちも含めて5人でした。Cさん以外は聴こえる人です。
Cさんは面白く、聴こえる人たちがCさんと会いたくて集まりを開催していたようです。ただ、集まってくれた人たちは、手話に興味をもって来ているはずなのに、普段のように声で会話をしていて、Cさんは話に入れず悲しい思いをしていたそうです。
昨日集まったメンバーのうちの一人が教えてくれました。その人はよく「手話使おうよ」と声をかけたり、一生懸命Cさんに対して通訳を試みたみたいです。ただ、人数が多いと全部は訳しきれません。とても疲れてしまうとのことでした。そうなると集まりもどんどん減っていきます。
ああ、世界が違う人と関わるってそういうことなのかと。
僕が思う”手話”
僕と奥さんがサークルに入ってきて、「少し風向きが変わった」仲のいいメンバーが言ってくれます。僕はもともと別のサークルに通っていて、サークル後の飲み会にも参加していたし、友人の奥さんが聴こえない人だからおしゃべりには慣れています(手話力は別として)。あとは聴こえようが聴こえまいが、根本的にコミュケーションを取ろうという気持ちがなくなることはないので、抵抗がありません。
奥さんは好奇心が強いし、もともと手話に興味があった人です。たまに、自身のなさからか、モチベーションが下がってしまうことがありますが、それを無理やり持ち上げようとは思いません。
集まりが減った理由を聞いて不思議で仕方がなかったです。否定するわけではないですが、「手話を習得したいんじゃないの…?」と正直思いました。もちろん自信がないとか、さまざま理由はあるのはわかります。僕もそうでした。
僕は「変わっている」とよく言われます。そもそも手話を”勉強”する感覚がないのです。テキストを買ったことはないし、講習も通っていません。『オレンジデイズ』とかYoutubeを観たり、実際に聴こえない人に質問したりするのが僕の”習得”方法です。なので、基礎的な部分は足りないところが多いと思います。
そもそも”手話”は言語です。手話にもネイティブみたいなものがあって、日本語は全く別物なのです。日本語をソースにはしていますが、日本語をそのまま手話にしているわけではないのです。わかりやすい例えで言えば、僕からしたら英語を習得しようとしているのと同じなんです。
僕の感覚の話なので、誰かを責めているわけではありません。なぜみんな”勉強”しようとしているのか不思議なんです。”知識”ではないよなぁ、”言語”だよなぁ。
おわりに
ちょっと中途半端ですが、今日はお休みで、今奥さんがオムライスを作ってくれているのでこれくらいにします。かなり長くなりそうだし笑
僕はこれから、手話については”勉強”はしません。習得するために、実際に手話を主言語とする人たちと話して、リアルな手話を使っていきたい。テキストに書いてある「これはペンです」みたいな会話をしたいわけではないので。
もっと、彼らが日々感じていることや思ったこと、普段僕らが恋人や友人とするような話をしたいです。そのために、もっといろんなことを吸収できるように、余裕を持って過ごしていこうと思います。
明日は何を綴ろうかな🤔