突然ですが、『転職エージェント』ってご存知ですか?
ここ数年、TVCMもたくさん放送されているので、耳にされたことがあるのではないでしょうか。
転職を考えている人に対して求人情報を提供したり、転職活動の進め方を教えてくれたり、面接を突破するためのノウハウをアドバイスしてくれる企業を「転職エージェント」と呼びます。
たくさんの転職エージェントがあって「どんな転職エージェントを頼ったら良いのか」「活用するにはどうしたら良いのか」と悩むことはありませんか?
そんな悩みの解決するために、転職エージェントの事を深掘りしていきます!
CAのお仕事『面談』を深掘り
前回から『CAのお仕事』を深掘りしていますが、今回は『面談』についてみていきましょう!
前回の記事でも「2種類の面談がある」ということをお伝えしました。
改めて面談の種類をご説明いたします。
【 面談の種類 】
初回面談:転職希望者の経験・希望をヒアリングする為の面談
転職希望者とエージェントが初めて接する場
再面談:2回目以降の面談を「再面談」と呼んでいます。
初回面談以降に行う面談を指しており、転職支援を行っていく中で面接対策や求人の紹介、改めて方向性の相談を行う時など必要に応じて実施します。
初回面談とは
まずは初回面談から見ていきましょう。
自社のホームページや各スカウトサイトなどから登録してくださった転職希望者と初めて接する機会です。
初回面談は転職エージェントにとって非常に重要なものなんです。
他の記事でもご案内した通り、転職エージェントはとてもたくさんあります。
初回面談の内容・CAのパフォーマンス・紹介する求人情報によって、「自分たちから応募して貰えるか」が決まります。
転職希望者の希望に沿えなかったり、CAの印象が悪いと『他の転職エージェントから応募されてしまう』という危機感を持っています。
ただエージェントによって、初回面談で力を入れるポイントが異なっている事があり、初回面談の内容にはエージェントの個性が現れます。
では改めて初回面談の内容・目的を見ていきましょう。
【初回面談の目的】
CAにとって初回面談には3つの目的があります。
1.転職希望者のこれまでの経験のヒアリング
2.転職時の希望条件のヒアリング
3.求人情報の紹介 / 提供
1.転職希望者のこれまでの経験のヒアリング
登録情報や履歴書・職務経歴書の記載内容だけでなく、直接、これまでの経験を聞くことで、転職希望者への理解度を高めることが目的です。
また、「正しい情報を記載しているかどうか」を確認することも転職エージェントの役割の一つです。
時折、経歴を偽っている方がいらっしゃるんです。。。。
【 初回面談の前にCAが行っている準備 】
CAが面談に臨む前にどんな準備を行っているのかというと
1.応募書類(履歴書・職務経歴書)の確認
お送りいただいた応募書類や登録情報から、あなたの経験を読み解いていきます。
一例として筆者(私)がCAとして面談に臨む前に履歴書・職務経歴書で確認しているのは以下のような項目です。
< 履歴書 >
・生年月日(ご年齢)
※タイミングによって年齢の表記が誤っている場合が見受けられます。
・学歴(浪人や留年の有無)
※パソコンの操作により意図せず留年・浪人のような表記になってしまっている場合が見受けられます。
・職歴(いつ入社しいつ退社 / 退職したのか)
・ご家族情報(配偶者の有無 / 扶養家族の人数)
※扶養家族の人数の記載を勘違いされている場合が見受けられます。
企業によっては扶養手当の算定に使用する為、正しい表記が必要です。
< 職務経歴書 >
・職歴(いつ入社しいつ退社 / 退職したのか)
※履歴書と齟齬がある場合が見受けられます。
・具体的な業務内容(どんなことをどんな立場で行ってきたのか)
・ページの枚数(年齢に応じた枚数かどうか / 極端に多い 少なくないか)
<応募書類の読み込み方・どこまで理解しているのか>
CAとしての経験年数や支援してきた転職希望者の数により、応募書類の読み込み方 / 理解度には個人差ができてしまいます。
・応募書類を読むだけで人物像まで想像しプロファイリングができてしまう人
・技術面や業界事情にめっぽう強い職人肌の人
・経験が浅く職務経歴書をなぞらえることで精いっぱいな人
など様々なアドバイザーが在籍しています。
なお、転職エージェントの方針によっては経験のヒアリングは、応募書類を読む程度で済ませ、希望条件のヒアリングと求人情報の紹介に力を入れている場合があります。
2.転職時の希望条件のヒアリング
希望条件のヒアリングはCAにとって欠かせない情報です。
職種や業界に留まらず、勤務地、現在の年収 / 希望年収は必ず確認する項目です。
ここでご注意いただきたいことがあります。
面談時に伝えている「希望年収」は現実的な金額になっていますか?
CM等の影響だと思うのですが、時折、とても実現するストーリーが想像できない年収を希望される方がいらっしゃいます。
「広告が嘘を言っている」とまでは申し上げませんが、高額な年収にはそれ相応の理由があります。「年収が高いと言われている業界 / 職種」をピックアップしている場合がほとんどです。
スカウトサイトや人材紹介会社の甘い言葉に惑わされないようご注意ください。
3.求人情報の紹介 / 提供
面談日時点でご経験・希望にマッチした求人情報を提供します。
多くの場合、面談前に求人情報をCAがチェックしています。
しかし、初回面談のヒアリング内容によっては、事前に準備していた求人情報ではマッチしていない場合もあります。
そのような時は面談後にメールや各種システムで一括で情報を提供する場合もあります。
【求人の紹介件数や頻度について】
転職エージェントには日々、求人情報が入ってきます。
それと同時に「募集終了」の情報も入ってきます。
初回面談時に紹介される求人は「その日の時点で募集している求人」でしかありません。
求人によっては翌日に募集が終了するかもしれません。
それだけ企業・求人との出会いはタイミングが重要で、「ご縁」を感じさせるものです。
CAは初回面談時にデーターベースに保存されている全ての求人から、ご経験・希望にマッチした求人を探してくれます。
その為、初回面談時が一番ご紹介する求人数が多いことが多く、初回面談以降は転職エージェントが求人情報を入手するたびに連絡を受けます。
再面談とは
初回面談以降の面談を全て「再面談」と呼んでいます。
2回目の求人紹介などやサポートを行う上で、必要な時に実施されています。
参考までに「再面談」として扱う用途・用件の例を見ておきましょう。
【 再面談の用途例 】
・2回目以降の求人紹介
・CAとの相談を行う時(質問がある時、内定を承諾するか迷っている時、現職に退職を申し入れる準備を行う時など)
・面接の事前準備 / 対策
・CAの担当交代時の挨拶 / 再ヒアリング
CAが面談を行う曜日/時間帯は?
転職支援サービスを利用する立場からすると、自分の都合の良い時に面談を行いたいところです。
実際にCAが面談を設定している曜日や時間帯をみてみると、平日の9時スタート~19時スタートという時間帯が多いと感じます。
遅い時間や土曜・日曜にも対応して貰えると助かるのですが、年中無休で対応している転職エージェントの話は見たことも聞いたこともありません。
土曜日・日曜日の面談について
私が勤めていた転職エージェントでは『土曜日出勤』を行っていた時期がありました。
前述の「土曜・日曜に面談して欲しい」という要望に応えるためです。
全員が出社するわけではなく、メンバー間で調整し交代で出勤していました。
※土曜日に出勤した時には、その分、平日にお休みを取っていました。
土曜日に面談を受け付けた時、1日にどれだけの件数の面談が申し込まれると思いますか?
転職希望者との面談用に全ての時間を空けて予約を受け付けたとして、3件~4件の面談ができれば「十分」と言われるようなボリュームです。
いざやってみると面談のドタキャン、約束の時間に来社されないことは日常茶飯事でした(笑)
せっかく営業してもドタキャンや誰も来社してくれなければ意味がありません。
さらに代休を取得するので、平日の稼働時間が減ってしまい、ますます売り上げに繋がらなくなってしまうという事態も。
そんなこともあり徐々に「土曜日に面談」という対応をしなくなっていきました。
転職エージェントはここでも「売り上げに繋がるのか」という観点が重視されているのです。
※全ての転職エージェントが土曜日の面談を行っていないわけではありません。土曜日も面談を行う転職エージェントはありますのでご安心ください。
いかがでしたでしょうか。
今回はCAの業務の中で「面談」に注目してみました。
次回は『求人情報の紹介 / マッチング』に注目します。
ご期待ください!