転職エージェントは「代理人」ではなく「仲介者」

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コラム
退職代行の話題を耳にして、ふと思い出したことがあります。
それは「非弁行為」「交渉」という言葉です。

転職エージェントとして働いていた頃、企業から「どのくらいの年収でオファーすれば承諾してもらえそうか」と相談を受けることがありました。
その際、自分の担当する候補者の現在年収や希望条件をもとにお伝えしていたのですが、その行為を「年収交渉」と呼ぶことが当たり前になっていました。
しかし、厳密に言えば、これは「交渉」ではありません。

採用条件の確認や説明は、本来は企業と転職希望者が直接行うもの。


転職エージェントの役割は、両者の意思決定をスムーズにする「橋渡し(仲介)役」です。
だからこそ、「支援する」とは何か、その意味を改めて考える必要があります。

転職希望者の方の多くは、「希望年収を代理で交渉してもらえる」とイメージするかもしれません。
でも実際には、転職エージェントは双方の希望を『伝える役割』であり、『交渉の代理人』ではありません。
これは法律や職業倫理の観点からも重要な区別です。

最近は退職代行の話題で、「代理」の立場と「業務の対応範囲」が注目されています。
このタイミングだからこそ、転職エージェントの立場を正しく理解し、活用することが大切だと思います。

年収アップを目指すときは、面接の場でご自身の言葉で想いを伝えること。
それが、一番誠実でそして前向きな交渉の形です。
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