ー「中学生ソフトボール選手へのサポート」の続きー
昨日(12/10)、地元の中学校で選手(生徒)に指導を行った。
私自身のソフトボール試合が続いていた為、久々の対面指導。
今回の指導テーマは「基本をもう一度」である。
理由は、前回(約2か月前)の指導で出来るようになったことが、また元に戻っていたからである。
良くやりがちなのが、投げる、捕る、打つの基本的な動作が出来ていないうちによりレベルの高い試合想定のバッティング、ノックをやってしまうこと。
これでは、結果を求められる選手(生徒)は苦しい。
[前回の指導]
①キャッチボール(投げ方・捕り方)
②バッティング(構え方・タイミングの取り方)
※フリーバッティングではなく、トスバッティングで指導
③バント(構え方、ボールの見方、バントの仕方)
[元に戻っていたこと]
①-投げ方:上半身だけ、または腕だけで投げている
➡簡単に言うと”突っ立った状態”で投げている
➡リリースポイントがバラバラ
➡ボールをコントロール出来ていない
①-捕り方:捕球後にグローブの位置が動いてしまう/ズレてしまい、落球する
➡簡単に言うと、来たボールの方向にグローブでを出しているだけ
もっと言うと足が動かず、棒立ちでボールを捕っている
②バッティング:上半身だけでバットを振っている
➡簡単に言うと”突っ立った状態”でバットを振っている
もっと言うと、バットを持って上半身を捻っているだけ
③バント:バットを構える位置と目線の位置が離れている
➡簡単に言うと、来たボールの軌道上にバットを合わせられない
もっと言うと、一度構えたら動かない。(動きが硬い)
膝を使えていないから、高さ調整が出来ていない
※①②③全体的に言えること(感想)は、
1)動きが硬い … 手首、指先、膝、股関節などの各関節の動き
2)下半身を使えていない … 膝が伸び、突っ立った状態で使えていない
3)やる目的が明確になってない … なぜそうするのか?が理解出来ていない
[今回の指導]
1)ボールを使い、ボールに回転を多く掛けるよう下から上に投げ上げる。指先、手首が硬いとボールに上手く回転が掛けられない。繰り返す。
2)膝を曲げ、重心を下げ、キャッチボール、トスバッティング、バントをさせる。太もも、ふくらはぎが張るぐらい、しっかり重心を落とす。
3)捕ったら投げる(次の動作)を意識させる。なぜそういう動きをするのか、必要なのか、今までの動きの中にあるムダに気付かせ、ムダを削っていく。
[指導の結果]
・指導前、指導後で、選手(生徒)の動きは全然違っていた。すごく良くなっていた。みんな吸収が早く、とても素晴らしい。中でも一番の変化は、捕る/投げる/打つの各動作で重心を落とすことを追加することで、動きがスムーズ(硬さが取れた)になったこと。ここで、ようやくそれぞれの動作の基本の形が出来てきた。重心を下げて起こる変化の理由は、重心を落すためには膝を曲げる必要がある。ここで強制的に使っていなかった膝を使うようにする。このことで下半身を使いながら動き始める。あとは、体が勝手に上半身と下半身とを連動し動かし始める。その繰り返しで体全体を動きの硬さが次第に取れ、下半身主導の良い動きになり、動きのムダがなくなり、一つ一つの動きに幅(余裕)も出てくる。非常に効果的な練習であった。
[まとめ]
・まずは、投げる/捕る/打つの基本をしっかりやる。出来るだけ毎日やる。
体に覚えさせるまで繰り返し、コツコツ、地道にやる。基本が出来るようになって初めて応用へ進むこと。基本が出来ていないのに、それ以上の難しいことは出来ません。それこそ”やる目的”が明確になっていない”応用”練習になる。
まだまだ書きたいこと、伝えたいことがあるが、本日はこの辺までにします。
何かご意見、ご質問等があれば、遠慮なくご連絡下さい。
最後のもう一つ
選手(生徒)の皆さん、今日学んだことを徹底して出来るようになって下さい。そして、まずはあなたがその取り組みを始めて下さい。もし出来ない仲間がいても、注意したり責めたりせず、あなたが率先してサポートしてあげて下さい。一生懸命努力し、周囲をサポートするあなたの姿は、チームを一つにし、強いチームを作っていきます。
今のチームに本当に必要なことは何かを考え、実行してみてください。