こんにちは、イラストレーターのmococi(モコチ)です。
創業に関する講座を受ける機会があり、これからの働き方や自分が大切にしたいことについて改めて考えるようになりました。
前回の記事では、
■経営理念と行動指針
■代表的なビジネス分析フレームワーク
(SWOT分析/PEST分析/3C分析/5フォース分析)
■経営資源の確保について
といった内容を整理し全体像を俯瞰することで、自分にとっての「大切な軸」や「これからの方向性」が少しずつ見えてきました。
今回は、その続きとして「自分が事業を展開していく領域=事業ドメイン」について掘り下げて考えていきます。
今回もまた自分自身の頭と心を整理するためのまとめですが、同じように「これからの方向性」に悩んでいる方にとって、少しでもヒントや気づきになれば嬉しいです。
【誰に:女性向けメディア・ライフスタイル関連の編集者・ディレクター・広告代理店担当者】
・女性誌やライフスタイル誌を手がける編集部
・テレビ・WEBメディアのビジュアル制作担当者
・女性向けプロモーションを展開する広告・広報担当者
・エッセイ・コラム執筆者(ビジュアルと合わせて読者に世界観を伝えたい方)
【何を:やわらかく、品のある世界観を描く世界観のあるイラスト】
・読者や視聴者の心に残るカットイラストやビジュアル
・媒体や企画のコンセプトに合わせたキャラクター・挿絵・広告イラスト
・エッセイやコラムの世界観を引き立てる、共感性の高いビジュアル
【どのように:ターゲットや媒体に最適な表現を柔軟にご提案】
・営業経験に基づいた「汲み取る力」で、企画意図を的確に反映
・リアル〜デフォルメまで自在に描き分ける技術力
・締切遵守と柔軟な対応で、安心して任せられる丁寧な仕事ぶり
・ターゲット層に響く“最適なトーン”の提案とビジュアル構成
これらを踏まえた上で、マーケティング戦略を立てるときに用いられるフレームワークのSPT分析をしていきたいと思います。
■SPT分析
S:Segmentation(セグメンテーション)
市場を同じニーズを持つグループに分類(年齢、性別、居住地、価値観、ライフスタイルなど)T:Targeting(ターゲティング)
分類したグループの中から、実際に狙うターゲットを決定(自分の強みが発揮される顧客を選ぶ)
P:Positioning(ポジショニング)
競合との差別化で、自分の立ち位置を明確化(競合と比較して、有利になる戦い方を選ぶ)
▶S:Segmentation(市場の細分化)
・媒体軸:女性誌、ライフスタイル誌、WEBメディア、テレビ、広告、SNS、書籍(エッセイ・コラム)など
・目的軸:記事や特集ページの装飾/視覚的訴求、ブランドイメージ構築、共感を呼ぶストーリービジュアル、キャラ制作など
・タッチ軸:リアル、やわらかいデフォルメ、かわいらしいイラスト、高級感のある表現、ナチュラルな雰囲気など
▶T:Targeting(狙う顧客層)
・メディアを扱う編集者・アートディレクター・広告代理店の担当者
・ライフスタイル系・女性誌の特集ページを手がける編集部
・エッセイやコラムにイラストを添えたい著者や媒体
・女性をメインターゲットにした企業・代理店
・SNSやWEBでの視覚訴求を求める広報・マーケ担当者
▶P:Positioning(市場での立ち位置)
・やわらかく、品のある世界観を描くイラストレーター
・リアルからデフォルメまで媒体やターゲットに合わせて描き分けできる表現力
・11年の営業経験による「企画意図をくみ取る力」と安心感のあるコミュニケーション力
・読者の感性に寄り添い、媒体の世界観を引き立てる提案型スタイル
ここまでで、どういったことで事業をしていくかが決まってきました。
次に実行として、具体的に何をしていくべきか考えていきたいと思います。
一番の目的は「お客様に選んでもらう」こと。
手段を組み合わせて具体的な戦略を考えていきます。
■4Pと4C
▶売り手目線の4P
マーケティングの4P:「企業側からどう売るか」を考える視点
Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)、Product(製品・サービス)
Product(製品)
・やわらかく品のあるタッチのイラスト
・リアルからデフォルメまで媒体に応じた描き分けることが可能
・カット、キャラクター、広告、エッセイ挿絵など多様な用途に対応
・世界観を提案しながら形にする「共感力・企画理解力」
Price(価格)
・3,000円~と比較的安価な価格帯設定
・カットなどはおまとめ割引価格を採用予定で、価格表を整備
・案件ごとに柔軟な見積もり対応も可能
Place(流通・提供経路)
・SNS(Instagram)やココナラ、noteで作品発信・集客
・依頼受付はWeb経由(DM・ココナラ・メール・委託販売)
・納品はデータ納品なので全世界納品可能
Promotion(販売促進)
・noteで制作意図・考え方を発信中
・Instagramでは定期的に作品を発信
・ポートフォリオの用途別整理も視野に入れた発信強化
・今後は女性誌編集部・広告代理店向けの営業も視野に
・近隣の商店街に飛び込み営業
作り手側の想いで考えた4pを考えてきましたが、これが本当に顧客のニーズに合っているのか、別の視点から見直していきたいと思います。
▶買い手視点の4C
4C:「顧客からどう見えるか・感じるか」を考える視点
Customer Value(顧客価値)、Cost(顧客負担)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)
Customer Value:顧客ニーズに合っているか
・自社の世界観やメッセージを「伝わる形」にしてくれる
・品があり、ターゲットに合わせて柔らかく表現してくれる
・媒体に応じてタッチを変えてくれる柔軟さがありがたい
・企画の意図や背景までくみ取ってくれる「共感型クリエイター」なので、完成イメージがブレにくい
Cost to the Customer:払うお金に納得できるか
・希望に応じて相談できる柔軟な価格帯で安心
・「まとめ割引」があることで予算を立てやすい
・発注後の修正なども丁寧に対応してくれるので、結果としてコスパが良いと感じる
Convenience: 気持ちよく購入できるか
・Instagramやココナラ経由で気軽に依頼できる
・ホームページがキレイで分かりやすい
・データ納品なので地方や遠方でも依頼しやすい
・展示会などリアルな場もあることで、対面での安心感もある
Communication:私のファンになりたいか
・noteやInstagramを通じて制作者の人柄や考え方が伝わり、信頼感を持てる
・発注前に雰囲気や方向性が確認できて安心
・小さな相談も親身に対応してくれそうな柔らかい印象
・リアル接点では、対話を通じて安心感を感じられる
実際にもありがたいことに、
「ぼんやりした想い”も、汲み取って形にしてくれた」
「相談がしやすくて、やりとりに安心感があった」
「事前にSNSやホームページで作品を見ていたので、初めてでも不安がなかった」
「予算に合わせて提案してもらえて、柔軟に動いてくれた」
というお声をいただいております!
ここまで、ターゲットや提供価値、事業の立ち位置について深掘りしながら「誰に・何を・どのように届けていくか」を改めて言語化してみました。
日々の制作に追われているとつい目の前の仕事だけに集中してしまいがちですが、こうして立ち止まって考えることで、これからの方向性や、自分らしい届け方が少しずつクリアになってきた気がします。
描くことを通して、誰かの心に届くお手伝いができたら。
そして、自分自身も楽しみながら続けていけたら。
そんな想いを大切に、これからもひとつひとつのご縁と丁寧に向き合っていきたいと思います。
今後もココナラブログで、自分の考えや活動を少しずつ発信していきますので、よろしければまたのぞいていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!