今や不登校児童の数は右肩上がりで、学校の先生方も個々に児童への対応が回らなくなってきている現状があります。
それに輪をかけて不祥事を行う教員も増えてきており、現在の学校環境はかなり殺伐とした、多忙を極める状態にあるのではないかと思います。
そのような先生が個々の児童の保護者に丁寧に個別対応し、要求された情報提供を行い、そしてさらに全体の教室運営、授業の準備、部活動の指導等・・・。
これでは教員になりたがらない若者が増えてもやむなしの状態です。
不登校の子どもを抱えている保護者からしてみれば、学校に行けない子どもがいる、でも働かないと生活ができない等の理由で、仕事を退職するか否かで葛藤されている方も多いことでしょう。
そんな生活ですから、じっくりと時間を作って子どもの話を聞く暇もありません。そして、一番大切なのは、保護者自身が自分の気持ちや考えを、じっくりと腰を据えて他者に聴いてもらい、自分が何を感じているのかを味わい尽くすること、そして自分の気持ちを確認する時間もありません。
毎日が怒涛の如く流れ、どうしたら良いのか分からないまま、時間だけがただただ流れていることでしょう。そのような中にずっと居続けると、不安がますます高まるばかりです。
子どもは親の反応に敏感です。保護者が不安であればあるほど、それを感じ取り、何も言わなくなるかもしれません。あるいは、何があっても自分を受け止めてくれるかどうか、試しに暴れたり、不穏になったりしてみる場合もあります。
ですから、子どもが元気になるためには、まずは保護者の心の安定が最優先です。
したがって、一度30分でも1時間でも、じっくりと腰を据えて、呼吸を整えて、ゆったりとした空間の中で、保護者自身の不安な気持ちやつらい思いを言葉にして話してみましょう。言葉にならない場合は、そのままでも良いのです。
涙を流したり、時には非言語のツールを用いて、自分の気持ちを表現することで、保護者が自分自身の気持ちに気づくことで、新たな我が子への接し方が見つかるかもしれません。
ぜひ、勇気を出して相談をしてみましょう。