関係ない人には全く興味ない話題ですが、もしかしたら役立つ方もいるかも、と思って私の試験勉強について書きます。
CFP(Certified Financial Planner・FPの国際資格です)はファイナンシャルプランニングに関する6科目に合格する必要があり、6科目を一度に受検して合格することは至難の業です(合格率ひと桁台)。したがって、私は半年ごとに1科目ずつ受験して3年かけて取っていこうと考え、気長に取り組んでいます。
1科目ずつの科目受験の合格率は概ね30%台です。ただし、足切りとして毎年合格ライン(50問中**問の正答、の形)が変わりますから、受験者同士で相対評価(競争)の試験となります。ですから、しっかりと基礎から応用まで勉強しておかないと、落ちます。
昨年秋に初めて1科目(タックスプランニング)を受験し、合格することができました。その際の試験勉強の仕方を踏襲して、今年は2科目同時受験にチャレンジします(気長にって言ったのに・・・)。私は塾の類が大の苦手なので、資格予備校に通う選択肢は最初から無く、独学で臨みます。
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揃えた教材は3つです。
・CFP資格標準テキスト(日本FP協会)
・CFP資格審査試験問題集(日本FP協会)直近3回分
・CFP精選過去問題集(FPK研修センター)
1科目揃えるのに、8,740円かかりました。今回は2科目なので17,480円。
この教材を使って、(一応)計画的に試験勉強を進めていきます。
① まず標準テキストを通読し、その科目が対象とする内容を把握する。
② 実際の試験問題を1度解いてみる。
→これがメチャクチャ辛い。制限時間2時間のところ、4時間くらいかけて、50点中の良くても10点くらいしか正解しない。それを3回やる。苦行。
③ 打ちのめされた気分の中、試験問題の解説をじっくりと読みながら、各問題のどこが論点なのかを把握する。
④ 標準テキストに戻って、論点となっている部分を確認する。
~ここまでで、半月程度を要します~
⑤ 精選過去問題集を最初から順番に解く(論点順になっていて、全200問程度のボリューム)。論点ごとに10~20問解いては確認する、を繰り返す。
⑥ ここまでを1タームとして、仕上げに精選過去問題集の付録の模擬試験を解く。
若干の勘が身についてきているが、制限時間ギリギリで半分正答できればマシな方。
~精選過去問題集1冊こなすのに、半月程度を要します~
⑦ そうやって、ヒーヒー言いながら1タームを終えた後は、②~⑥をひたすら繰り返す。
以上が、(一応)計画的な試験勉強の型です。この間にも、ニュース等でファイナンシャルプランニングに関する様々な時事問題に触れますので、その内容もチェックします(例えば新NISAとか、相続時精算課税制度とか、定額減税)。昨年はこのタームを3周して1科目合格できました。3周終わる頃には、2分の1~3分の1のスピード短縮と8割以上の正答が得られる力がついていたと思います。
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今回、相続・事業承継設計とリスク・保険の2科目を同時にやるので、負担は2倍です(泣)。ですので、試験勉強は片方を試験5ケ月前にスタートし、もう片方を試験3ケ月前に並行スタートする形をとりました。1日あたりの勉強時間は日によりますが2~4時間といったところです。実感としては、2周目が終わったあたりから試験勉強が「楽」になってきます。そこまでは繰り返しの屈辱に耐えるのです(笑)。
今年の秋のCFP試験にチャレンジする誰かの参考になればいいのですが・・・。こちらの試験日は6月16日。あと1週間と少しです。追い込みに入っていますが、日々淡々とやるべきことをやるだけです。試験勉強はモチベーションの波に任せてはいけません。淡々とやるのが一番だと思います。片方の科目は7周目に入りました。それでも止めずにやります。なぜなら私の歳だと、止まった瞬間に忘れます。もうここまできたら、合格以外はありえません。そういう信念で、臨みます。
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今回は、CFPの試験勉強、についてお話しました。私は会社勤めとの複業でライフキャリアデザインカウンセラーとして個人や世帯の職業生活設計や資産設計のお手伝いを志しております。保持資格としては国家資格キャリアコンサルタントとAFP(日本FP協会会員)をコアスキルとして、これまでの会社生活や人生経験で学んできたことを活かして会社内や地域社会に向けた価値創造につなげてまいります。ご関心を持っていただいた方、ご相談事がある方は、どうぞお声がけください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。