最近の会社ではビジョンとかバリューとか言い方は違いますが、多くの会社には企業理念というものが存在します。
この企業理念とは、この会社が社会的にどのような貢献を目指すのか?という創業社長などの想いを文字化したものです。
他にも社訓だとかもありますが、細かい話は抜きにして今回はこの企業理念とは?についてお伝えします。
企業理念って必要ですか?
起業したばかりの若い社長から「企業理念って必要ですか?」と聞かれたことがあります。
私はその若い経営者に「なぜ起業したのか?」と質問したところ、「お金持ちになりたいから」と答えたので、だったら少なくても今は企業理念は不要です、と答えた覚えがあります。
なぜなら、その若い社長の企業理念は「お金持ちになる」ですから、会社のHPに書くと誤解を招きそうなので書かなくても良いと判断しました。
つまり、企業理念というのは多くは創業社長が会社を作って商売をしたいと思った時の想いや理由をそれっぽく書いたものということになります。
「なんだ、そんな単純なものなんですね」と思われる人もいますが、これがそれほど単純な話ではないのです。
この単純に決められた様な企業理念がその会社の目標になり、その理念を達成するために何をするのか?が決まることになるからです。
つまり、企業理念とはその会社のゴールを示していると言っても間違いではないと思います。
従業員が増えると企業理念が必要
企業理念はその会社のゴールを示すものと言いましたが、ゴール=目標になります。
一人社長や2人~3人の会社であれば、社長の想いを深く理解したメンバーなので、わざわざ企業理念を文字化してHPに掲載することは正直必要はありません。
しかし、従業員が10人、20人と増えるとぶっちゃけ社長の想いを深くどころか浅くも理解していない従業員が多くなります。
そうすると、会社の中は右を向く人、左を向く人などそれぞれがバラバラの方向に向かって進み出します。
この段階になって初めて大げさな企業理念っぽい企業理念が必要になります。
企業理念は会社のゴール=目標ですから、社長の想いをどのぐらい理解している、していないはもうあまり関係がありません。
ゴールに向かって走っていくことが重要です。
つまり、従業員が増えた会社には、従業員が目指す目印=目標=ゴール=企業理念が必ず必要になるということです。
企業理念は変更してもよいの?
企業理念は会社のゴール=目標ですから簡単に変更するものではありません。
しかし、世の中の変化や会社が変化したのであれば、企業理念を変更することは特別なことではなく、当たり前のことになります。
世の中の仕組みが変わった、会社の主力事業が変わった、などの大きな変化があった場合は、その会社のゴールが変更されても不思議はありません。
これはスターバックスの企業理念に該当するミッションですが、ここでは「この一杯から広がる心通わせる瞬間」という言葉があります。
しかし、現在のスターバックスは業績不振の打開策としてコーヒーなどのドリンクよりもフード(食べ物)をメニューに増やす努力をしています。
仮に将来スターバックスの主力商品がコーヒーではなく、パンやハンバーガーなどになったら、この企業理念のフレーズはきっと変更されることになるでしょう。
会社は時代と共に変化します。
いや、変化しないと生き残れない(継続できない)のです。
富士フィルムは昔は写真のフィルムを製造販売する会社でした。
しかし、カメラがデジタル化することでフィルムの需要が大幅に減少しましたが、今はフィルムの技術を転用して化粧品まで作る化学メーカーに変化しました。
調べていないので不確かですが、その間に企業理念、またはそれに準じるものを書き換えていると思います。
企業理念は会社のゴール=目標ですが、サッカーのゴールネットが誰かに動かされるように、世の中の流れが大きく変化するような時には、企業理念は変更しても構わないのです。
正確には企業理念を変更しなければ、新しいゴールに向かって進むことができないので、積極的に変更するべきなのです。
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