「部長、これおかしいです」
「もっとこうすべきです」
もし、部下からこんな風に不満や意見をぶつけられたら……
皆さんなら、どう感じますか?
「ちょっと生意気だな」
「現場の事情をわかってないな」
もしかすると、以前の私ならそう感じて、少しムッとしていたかもしれません。
でも今は、これって「めちゃくちゃ嬉しいこと」だなと思うんです。
なぜなら、耳の痛い意見や不満を直接言えるというのは、「この人に本音を言っても大丈夫だ」という、心理的な安全や信頼関係がそこにある証拠だからです。
以前、私のSNSでもつぶやいたことがあるのですが、普段はあまり積極的にコミュニケーションを取らないメンバーでさえ、私に直接、素直な意見を言ってくれるようになった経験があります。
もちろん、これは一朝一夕で出来たことではありません。
私が意識して実践したのは、実はたった2つのことでした。
1. 自分の弱さをさらけ出す
「完璧な上司」を演じるのをやめました。自分にも見えていないことがあると認め、「ここはどう思う?」「助けてほしい」と素直に伝えるようにしたんです。
2. 否定せずに最後まで聴く
どんな意見が出てきても、途中で遮ったり反論したりせず、まずは「教えてくれてありがとう」とそのまま受け止めるようにしました。
この2つをコツコツと続けることで、組織の空気は少しずつ、でも劇的に柔らかく変わっていきました。
逆に言うと、不満が全く出てこない組織というのは、「みんなが100%満足している」わけではないと思うんです。
「どうせ言っても無駄だ」
「波風を立てたくないから黙っていよう」
そんな風に、諦められてしまっているだけかもしれません。
皆さんの職場では、部下から「不満」や「意見」は出ていますか?
もし言われているのだとしたら、それは皆さんがリーダーとして、しっかりと信頼されている証かもしれませんね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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