ユーザーの心を一瞬で掴む、ファーストビューFVの作り方

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デザイン・イラスト

1.LPとは

LP(ランディングページ)は、特定の目的を達成するために設計されたウェブページです。
ランディング=Landig(着地する)という意味であり、別のページからやってきて着地するイメージからランディングページと呼ばれています。
サイトに掲載されるページであることから、LPは画面下の方にスクロールする縦長の構造になっている。
最近では、横にスワイプするSNSのような形式のスワイプ型LPもあります。
例えば、商品やサービスの購入、問い合わせ、資料請求など、具体的なアクションを促す役割を果たします。

2.LPの構成パーツ

LPの構成パーツとして以下のようなものがあります。
①FV(ファーストビュー)
- プリヘッド
- ヘッドライン
- デックコピー
②オープニング
③ボディーコピー
- 商品説明
- ベネフィット
- 証拠・根拠
- オファー
- 特典
- リスクリバーサル
- 限定
- 締切
④クロージング
- CTA
- 追伸(P.S)
私のブログ「成功するビジネスの鍵:ランディングページLPとは? 」では
LPについて全体構成を具体的にお伝えしていますが、今回は「①FV(ファーストビュー)」に絞って伝えていきます。


3.そもそもファーストビューとは?

ファーストビューとは、Webサイトを開いた瞬間にユーザーの目に飛び込んでくる画面領域のことです。

スクロールなしで表示される、いわば「サイトの顔」。

わずか3秒以内に「このサイトを見るか・閉じるか」の判断をされる重要な
エリアです。

PC・スマホともに表示領域は異なりますが、最も重要なのは「情報を絞り込み、訴求力を最大化すること」です。

4.ファーストビューの目的

単なるデザインではなく、「コンバージョンにつながるユーザー体験の起点」として、明確な目的を持って設計する必要があります。

主な目的は以下の3つ

誰に向けたサイトかを瞬時に伝える
・提供する価値やベネフィットを明示する
・次のアクション(CTA)へ自然に導く

つまり、訪問者の「迷い」をなくし、「知りたい」「欲しい」をすぐに
満たしてあげる設計が求められます。

5.成果を生むファーストビューの構成要素

高パフォーマンスなファーストビューに共通する要素は以下のとおりです。

(1) キャッチコピー

「誰に・何を・どう解決できるか」を一文で伝える見出しが理想です。

言葉のリズムやトーンも、ターゲットに合わせましょう。

例:「忙しいあなたへ。3分で栄養が整う、冷凍弁当」
→ ターゲット・課題・解決を明確に提示

(2) サブコピー

キャッチでは補えない細かな情報(保証内容・具体的な数値・業界実績など)をフォローし、説得力を高めます。

(3) ビジュアル(メイン画像または動画)

人物写真、利用シーン、商品イメージなど。
ターゲットが「自分ごと化」できるような視覚的訴求がカギ。

(4) CTA(行動喚起ボタン)

「無料で相談する」「資料ダウンロード」「今すぐ予約」など、
アクションを明確に提示。

視認性の高いデザインで設置すること。

6. ユーザー心理に基づいた設計ノウハウ

訪問者の心理を想像すると、

「このサイトは自分に関係ある?」
「信頼できそう?」
「面倒じゃない?」

という疑問を抱いています。

それらに対応するための設計指針は:
一貫性のあるトーン&ビジュアル(ブランドイメージと乖離しない)
視線の動きを意識した配置(F型・Z型レイアウトなど)
感情に訴えるコピーライティング(安心・期待・好奇心)
モバイルファーストの最適化(スマホでの可読性とタップ導線)


7. ケース例で学ぶファーストビュー設計(BtoC/BtoB)

<ケース1:BtoC 美容サロン>
- キャッチコピー:「初回限定50%OFF|あなただけの癒し時間を」
- ビジュアル:施術中の笑顔の女性
- CTA:ピンクの「無料カウンセリング予約」ボタン
信頼感×お得感を即座に伝え、アクションへ導く

<ケース2:BtoB 人事コンサル>
- キャッチコピー:「離職率が30%改善。“社員が辞めない仕組み”とは?」
- ビジュアル:スーツ姿で握手をする経営者
- CTA:「資料請求」&「無料診断」ボタンの2段CTA
数字+課題提示で、法人ニーズに訴求

<ケース3:BtoC 物販>
- キャッチコピー:
①「たった1本で、肌が変わる。朝が変わる。」(例:スキンケア商品)
②「毎日が、カフェになる。」(例:コーヒーサブスク)
- サブコピー:
①「累計10万本突破。美容家も愛用する“導入美容液”」
②「初回限定980円・送料無料」
など、実績+オファーを明示
- ビジュアル:
①商品単体の美しい写真(背景は白 or ブランドカラー)
②使用シーンやBefore/Afterの比較画像
③動画も効果的(例:開封体験や使用方法)
- CTA:
①「今すぐ試してみる」
②「初回限定で購入する」
※スマホではファーストビュー内にCTAが見える設計が必須
- 信頼要素(任意):
①「レビュー★4.8」
②「SNSフォロワー10万人」
③「医師監修」
などのバッジやロゴで安心感を補強

設計のポイント】
①ベネフィット訴求が最優先
「何がどう良くなるのか」を1秒で伝えるコピーがカギです。
②視覚的に“欲しい”と思わせる
商品写真は“質感”や“使用後のイメージ”を重視。
③オファーの明示
初回割引・送料無料・返金保証など、今買う理由を明確に。
④スマホファースト設計
CTAが折り返しに隠れないよう、縦幅の最適

ターゲット別の一言アドバイス】
①美容系商品
感情訴求+ビジュアル重視。「変化」や「自信」をキーワードに。
②食品・飲料
味・香り・素材のこだわりを視覚とコピーで伝える。
③健康・サプリ系
数字(実績・成分量)と信頼性(監修・レビュー)を前面に。


 8. よくある失敗と改善ポイント

①抽象的なコピー(例:「未来を変えるパートナー」)
誰に向けた内容か具体化する
②情報過多で視線が定まらない
要素の優先順位と余白の設計を見直す
③スマホでCTAが見えない
ファーストビュー内にCTAを確保

9.ファーストビューの設計における最近のトレンド

ファーストビューの設計におけるトレンドは「静と動のバランス」と
ユーザー中心の体験設計」がキーワードになっています。
以下に、特に注目されているトレンドをまとめてみました。

✅ 1. ノイズレス&ミニマルなレイアウト
余白を大胆に使い、要素を極限まで絞った「静かなデザイン」が主流です。
背景は白や淡いグレー、タイポグラフィはシンプルで、ユーザーの集中を
妨げない設計が好まれています。

✅ 2. 大胆なタイポグラフィの活用
キャッチコピーを“ビジュアル要素”として扱う手法が一般化。
特にスマホでも視認性を保ちつつ、印象に残る文字の見せ方が重視
されています。

✅ 3. スクロール連動アニメーション
ファーストビューでの“動き”は、派手さよりも自然な誘導がポイント。
スクロールに応じて要素がフェードインしたり、視線を導くような
アニメーションが好まれています。

✅ 4. フルスクリーンのビジュアル+動画背景
画面いっぱいに写真や動画を配置し、ブランドの世界観を一瞬で伝える手法が引き続き人気。
特にBtoCやD2Cブランドでは、感情に訴えるビジュアルが重視
されています。

✅ 5. アクセシビリティを意識した配色とUI設計
色のコントラスト、文字サイズ、タップ範囲など、誰にとっても使いやすい
ファーストビュー設計が求められています。
特に公共性の高いサイトやコーポレートサイトで顕著です。

✅ 6. AI生成ビジュアルやレイアウトの導入
Figma AIやMotiffなどのツールを活用し、AIが提案するファーストビュー案をベースにブラッシュアップする流れも増えています。
初期案の高速生成やABテストにも活用されています。

✅ 7. 手書き風イラストやアナログ素材の再評価
整いすぎたデジタル感から一歩引いて、人の温もりを感じるデザイン
再注目。
手描きアイコンやざらっとしたテクスチャが、ブランドに親しみを与える要素として使われています。
✅ 8. スライダーやカルーセルの再活用
複数の訴求軸を持つサービスでは、スライド式のファーストビューが再評価
されています。
ただし、1枚目で十分に惹きつける設計が前提です。

 10. ファーストビューのABテストの活用

デザインは「美しいか」ではなく「成果が出るか」が最終判断基準。

コピーやボタン位置・色を変えて、実際にコンバージョン率をテスト
することで、より最適なファーストビューに仕上がります。

特にLPなどCVが目的のページでは、改善を前提とした設計が不可欠です。

 まとめ

ファーストビューは「感覚」で作るものではなく、「戦略」に基づいた設計が求められます。ユーザーの視点に立ち、迷いなく目的地まで導くようなデザインを心がけることで、ページの価値は何倍にも跳ね上がります。
あなたのサイトに訪れたたった一人の訪問者が「このページ、なんか好きかも」と思ってもらえる。それがポイントです。

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