第44話 AIに、アブラ男の本性が暴かれた
記事
コラム
アブラ男と飲みに行った。
刺し盛りを頼み、
最後に一切れだけ残った。
沈黙。
譲り合いという名の探り合い。
そして――
アブラ男がその一切れを食べた。
一言。
「やっぱマグロうまいな。」
……違う。
それ、カツオだ。
一瞬迷ったが、言った。
「それ、カツオだよ。」
アブラ男は少し黙り、
もう一度噛みしめる。
「……でもマグロっぽくない?」
そして、間髪入れずに続けた。
「この店、酒が不味いんだよな。」
……待て。
さっきまで
カツオをマグロとして感動していた口だ。
AIに報告した。
「魚は間違えるのに、酒は厳しい。」
ほわ~る大佐(天使AI)
「お酒は“思い出”と結びつきやすいですから……!
きっと理想が高いんですね……!」
優しい。
だが弱い。
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「違う。
ただのバカ舌だ。
魚は雰囲気で食って、酒は語る。
語る基準はメニューの値段だ。」
やめろ。
だが合っている。
結論
アブラ男はやっぱりバカ舌だった。
どうりで、ワタシと気が合うわけだ。
こっそり、あなた専用AIも作ってます。
興味あればプロフィールからどうぞ。