【読むメンタルケア vol.6】心の本音をきいてみる

【読むメンタルケア vol.6】心の本音をきいてみる

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「私が我慢すれば、うまくいくから」

「これくらいのことで、モヤモヤしてはいけない」

「後でちゃんと考えよう」

私たちは日々の生活や仕事、人間関係の中で、知らず知らずのうちに「頭(思考)」で自分の感情をコントロールしようとしてしまいます。

けれど、頭では「大丈夫」と思っているつもりでも、胸のあたりが重く感じられたり、みぞおちがぎゅっと締め付けられるような違和感を覚えることはないでしょうか。

その身体の感覚こそが、まだ言葉になっていないあなたの「本音」からのサインです。

「頭の声」を少し休めて、「身体の感覚」に耳を澄ます
フォーカシングという心理療法の効果研究から発見された心理学では、言葉になる手前の、心や身体が捉えているモヤモヤとした感覚を「フェルトセンス」と呼びます。

自分の本当の気持ちに気づくための第一歩は、頭で「どうすべきか」を計算するのを一度止め、このフェルトセンスに静かに意識を向けてあげることです。

静かに深呼吸をし、胸やみぞおちの感覚に意識を向けます。
首や肩、背中などの身体の緊張を感じられる場合もあります。

そこにあるモヤモヤに対して、「ここにいていいんだよ」と心の中で声をかけます

「本当は、どう感じているのだろう?」と、優しく問いかけてみます

最初は小さな声かもしれません。「実はすごく疲れていた」「本当は嫌だった」「ただ分かってほしかった」といった、思いがけない本音がフッと浮かび上がってくることがあります。

温泉につかるように、安全な「場」につかることで、固まった心はほどけていく
ひとりで自分の本音に向き合おうとすると、どうしても「こんな風に考えてはだめだ」と自分を批判する声が邪魔をしてしまい、素直な気持ちを聴き取れないこともあります。

温泉の泉質によって身体の温まり方が異なるように、心も「どのような環境(場)に身を置いているか」によって、解け方に大きな違いが生まれます。

否定される心配のない、そのままのあなたを100%受け入れる安全な場につかって初めて、緊張していた身体の鎧が脱げ、隠れていた本音が自然と言葉になってあふれ出してくるのです。

「自分は今、どんな感じだろう?」と、ご自身の身体の声に耳を傾けてみませんか。

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臨床心理士・公認心理師として20年、多くの方の「言葉にならない思い」に寄り添ってきました。「うまく説明できる自信がない」という状態のままで構いません。どうぞ気軽にお話ししにいらしてください。

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