こんばんは。
心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)のかすがです。
スマホを見つめながら、今日一日がんばった自分を休ませているあなたへ、
今夜も少しだけ心のコリがほぐれるお話をさせてください。
心がモヤモヤしているときや、しんどいとき。
YouTubeの動画を見たり、心理学のブログや本を読んだりして、「心が軽くなる方法」をたくさん探している方は多いのではないでしょうか。
「あぁ、なるほど。こういう風に考えればいいんだ」
「わかった、次からこうしてみよう」
そうやって知識を得ると、一時的にホッとしますよね。
でも、しばらくするとまた同じように心が重くなったり、ぐるぐると悩み始めてしまったりしませんか?
実は、心の世界には「知っている(わかった)」と「実際にやってみる(行動した)」の間に、海よりも広くて深い違いがあるのです。
■ 頭の中だけで終わらせると「ノイズ」になる
私たちの心とからだ(身体性)は、密接に繋がっています。
本や動画で得た知識を「なるほど、わかった」と頭の中だけで処理して終わらせてしまうと、エネルギーが頭(思考)にばかり集中してしまいます。
すると、からだは冷たく固まったままなのに、頭の中だけが忙しくなり、かえって「ぐるぐる思考」の栄養になってしまうことがあるのです。
知ったことを頭の中だけで終わらせるのは、実は心の成長や、本当の「ラクになる感覚」には繋がりにくいのです。
■ 「してみる」ことで、からだが教えてくれること
動画や本で「いいな」と思った小さなこと。
例えば「深呼吸をする」「あたたかいお茶をゆっくり飲む」「スマホを10分だけ遠ざける」。
それを、素直に「実際に、してみる」。
すると、どうなるでしょうか。
頭(知識)ではなく、あなたの「からだ」が新しい感覚をキャッチします。
「あ、深呼吸をしてみたら、自分が思っていた以上に肩に力が入っていたことに気づいた」
「お茶のあたたかさが、胃の奥にじんわり染み渡ってホッとした」
知識として「わかった」ときには得られなかった、この「気づき(発見)」こそが、あなたの感性をワンランク引き上げてくれます。
行動することで、からだの感覚がオンになり、感性が磨かれていく。
この「心とからだの連動」が起きたとき、初めて私たちは過去や未来への不安から離れ、「今、ここ」の安心感を取り戻すことができるのです。
■ 素直な人は、心に風を通すのが上手です
「誰かに教わったことを、とりあえず素直にやってみる」
これができる人は、本当に学び上手であり、心の回復がとても早い方です。
それは決して「言われた通りに従うのが偉い」という意味ではありません。
「自分の心とからだを良くするために、新しい風を素直に受け入れてみる力がある」ということです。
今夜、あなたがもし何か「心がホッとするヒント」を見つけたら。
「なるほど」で終わらせず、ほんの小さなことで構いません、実際に「からだを動かして、やってみて」くださいね。
その小さなアクションが、明日のあなたを確実に楽にしてくれます。
■ 「声に出して話してみる」も、立派な行動です
実は、頭の中でぐるぐる悩んでいることを、「誰かに向かって言葉として吐き出す(アウトプットする)」ことも、非常に効果的な「からだを使った行動」の一つです。
「わかってはいるけれど、一人ではどう動いていいか分からない」
「頭の中がごちゃごちゃで、まずはこれを外に出したい」
そんなときは、いつでも私の「心の保健室」をノックしてください。
臨床心理士としての私が、あなたのまとまらない感情をそのまま受け止め、一緒に心とからだの糸をほどいていきます。
「もしもし、なんだかモヤモヤします」
その勇気ある「行動(第一声)」から、あなたの感性が新しく磨かれるステップを、ぜひお手伝いさせてくださいね。
今夜も、あなたが心穏やかに眠れますように。
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