私は占い師です。
私のクライアントはみなさま理由は様々ですが、「困っている」という共通点があります。
それもほとんどの方は「人間関係」に悩んでいらっしゃいます。
ざっとクライアントは98%が女性を占めます。
そのうち仕事やお金で悩んでいらっしゃる方は20%ぐらい。
あとは恋愛、家族、友人、同僚などの「人間関係」に悩んでいらっしゃいます。
人間関係の基本中の基本が、「相手を気遣う」ことです。
これが人間関係の双方どちらかでできていないので、悩みとなってしまっていることがとても多い。
どんなに親しく、趣味があい、共感することがあっても、相手は私ではない
これができていないことがトラブルになっています。
どういうことかというと、自他の区別がつかなくなってしまっているということです。
無意識に「私の善(良、快など)を相手も同じように感じる」という思い込みです。
ようするに「私がよいから相手もよい」と自他の区別がつかなくなってしまっているのです。
これは「相手」からすると、とても負担でストレスです。
人間は、当たり前ですが自分に負担をかけてくる相手とは離れたがります。
離れたがらないのは「共依存」という状態といってよいでしょう。
「私は相手が好き」
それはとても素敵な気持ちです。
だからこそ「私はデートしたい」「私は交際したい」を相手に押し付けてはいけません。
自分の感情や自己満足の押し付けになってしまうからです。
相手を気遣うことができていません。
好きな相手には好かれたいですよね?
だからこそ相手の距離感や気持ちを気遣えて行動していかなければ、ならないのです。
「私は好き」「応えてほしい」ごく普通の感情です。
それを否定はしません。
ただ押し付けにならないように、「省みる私」も必要です。
相手の気持ちを思いやり、配慮ある大人として人間関係を構築していきましょう。