ケアマネは辛いよ『お局様にロックオンされた話』

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コラム
どうもしみずです。
しばらく初案件にフルコミットしていたので、久しぶりに投稿します!
前回の「やばいお宅」に引き続き、今回もケアマネは辛いよシリーズを少々綴らせていただきます。
今回はケアマネではなく、介護士で現場で働いていた時の話です。
※長文になるのでご注意ください※

「お局様」
※おつぼねとは職場を仕切る古参の女性社員を意味し、お局と書く。

ベテランの上司の方々は、大変心強いものでありますが、同時に一度敵に回してしまうとそれはそれは恐ろしい存在となります。

これまで幾度となくお局様の地雷を踏みぬいてきたのでここで少し吐き出させていただけたらな~と思います。

以前働いていた施設での件をご紹介します。
8つのユニットに分かれている施設で、1つのユニット当たり利用者の方は10人ほどでした。そして日中は2~3人で1つのユニット、
夜間は1人で2つのユニットを担当する形になります。

私の働いていたユニットは、女性オンリーのユニットだったので、初めの頃はいざこざもなく比較的平和に過ごしていました。

そう、「新人歓迎会」の日までは…
新人歓迎会は近くにある小さな居酒屋で行われたのですが、初めての歓迎会ということもあり少々浮かれていました。
上司があいさつをし、私と同期が自己紹介して乾杯となったのですが、たまたま隣になったのが別のユニットの男性(Aさん)でした。

年が近かったこともあり私と私の同期と、Aさんで地元の話等で盛り上がっていたのですが、30分くらい経ったころ私たちのユニットのリーダーと、他のユニットのリーダー4人が来ました。
いずれも30代~40代の方々です。(うち3人は既婚者)
「あれ~?何々、あなた達仲いいねー?知り合いだった?」
「A君も隅に置けないねー‼」
「別のユニットの子に浮気しないでねー!」
「ほら!A君、男の子なんだからもっと食べなさい!取り分けてあげるから!」
と、口々に男性職員に絡み始めました。男性職員は上手く笑いながら躱しているようでしたが、そこから男性職員を囲むようにして話が盛り上がります。
もちろん誰も新人の私たちには話を振りません。

雰囲気を察して、新人の同期の子とお酒を飲み
「あの男性職員(Aさん)あの人たちのお気に入りだね~、あんまり関わらない方がいいよね」と小声で話しながら少しずつ距離を取りました。

そのような形で2時間ほど経過し、滞りなく飲み会は終了しました。

そして次の日…
「おはようございます~」
リ「…」

??

これまでとは少々雰囲気が違います。

挨拶をしても返さなかったのは、同じユニットのリーダーでした。
(あ~、…)
と自分で納得しました。
昨日Aさんと話が盛り上がった事が、リーダーの逆鱗に触れたようです。

どうやら本当にAさんはリーダーのお気に入りだったようで、同じユニットで年齢の近いB子さんに『あの人の前でAさんに話しかけない方いいよ…』と言われました。
他のユニットですし、別に話すこともないので「了解しました~」と適当に流していましたが、
B子「あと内緒にしてるけど、あいつ私の彼氏だから😒」としっかり釘を刺されました。
「大丈夫ですよ~」
ここで私は学びました。

『施設内で男性には話しかけない事』

既婚者、独身関係なくリーダーや、他の女性職員の前で『お気に入り』に話しかける事は、ここでは「いじめ対象」にまっしぐらです。
ただ、その鉄則を守りつつ、リーダーとも徐々に関係を回復させ、自分にも彼氏がいると嘘をついて、波風を立てないように静かに仕事をすることに専念しました。

しかし平和はそう長くは続きません…

丁度1年たったころ、施設内で異動がありました。
今回の移動で、私たちのユニットにAさんが来ました。

『火種がきた…😨』

少々背中に寒い気配を感じながら仕事をすることになります。
リーダーはというとかなり上機嫌な様子で、Aさんに話しかけ、
「やっぱり男の子がいないとダメだよね~」
「利用者さん、A君が来て本当にうれしいって!私たちももちろん嬉しいよ?」
「今度ユニットのメンバーで飲みに行くよ!」
「A君実は彼女いるんじゃない~?隠さなくていいから!え、いないの⁇若い子は相手探すの頑張らないと~」
「ま、私も相手探してるから人のこと言えないけどね‼」

お話しもいいけど利用者さんトイレ誘導してくれとか、
コールなってますよとか思っていましたが、護身の為にあえて彼女たちの会話に挟まることはしませんでした。

基本的にリーダーがシフトを調整するのですが、Aさんはほぼリーダーと一緒の出勤日だったので、私はあまり一緒になることもなく、それなりに平和に過ごしていました。
そして1ヵ月ほどたったある日、同僚のB子さんから言われたのです…
B「ごめん、明日ちょっと用事あるから勤務交代お願いしたい!」
し「あ、いいですよ~」
と話し、交代しました。

この時、断っていれば…

その日はAさんが夜勤、私が遅番になり仕事終了後に申し送りをしました。
し「○○さんが食事あまり食べませんでした。あと□□さんがお風呂拒否しています、あと△△さんが~」
とさっさと申し送りをしてなるべく早くこの場を離れようとしました。
A「了解~。てかゆっくり話すの飲み会以来だね。」
し「え?ああ、そうですね。B子さんに勤務交代お願いされたので」
ザワ…ザワ…

普通に受け答えはしたものの、内心ハラハラでした。なぜなら、この施設は、看護師が夜間一人夜勤に当たります。そして申し送りが終わった後、順々にユニットを周りに来るのです…。
看護師もリーダー側の人なので、Aさんと話が盛り上がっている所を見られたら…と思うと、以前の無視や、ハブられ等のトラウマもありかなりの恐怖感でした。
A「知ってる?一応B子って俺の彼女なんだけどさ~」
し「え?あ~~知りませんでした~」
ザワ…

A「まじ?あいつすぐに付き合ってること流すから知ってると思ってたわ~」
し「へ~!そうなんですね」
ザワ…ザワ…

A「てかしみずさんも彼氏いるんでしょ?リーダーがめっちゃ話してくるよ。あの子彼氏いるよって~」
し「あ~、一応そうですね…ではしつれ」
A「リーダー俺のストーカーかよってくらい付きまとってくるんだけどさw」
し「は、はあ~…」
A「B子に言ったら『嬉しがってんじゃねーよ』て喧嘩になってさ~」
ザワザワザワザワ…

話を切り上げれず不安でいっぱいで、この時ほぼ頭は真っ白でした。
A「パートの人(69歳)に話すわけにもいかないでしょ?だからストレス溜まって仕方なかったんだよ~、あ~疲れた、あそうだ!LINE交換しよ」
し「LINEですか?」
A「そう!業務連絡とかすることもあるかもしれないし!あ、変なこと送らないから大丈夫だよw」
し「気にしてないですよ~!でも携帯ロッカーに置いてるので(嘘)」
A「とってくれば?急いでる?ちょっとゆっくりして行けばいいよ!ほら、お菓子あげる」
自分の夜食用として持ってきたキットカットを渡され、正直かなり困惑しました…
ザワザワザワザワザワザワ!!!!

そして恐怖の瞬間がやってきたのです

看「あれ?しみずさんまだいたの~?」

『きたっ!!!!』

帰るのが十数分ほど遅れてしまい、夜勤の看護師がくる時間になってしまっていたのです…
この時ブワワっと冷や汗が止まりませんでした。
A「どうも~!」
看「Aさんお疲れ様~、ダメだよ~若い子を帰さないでずっと話し込んでたら~」
A「そんなに話してないっすよwね?」
し「ハイ…」
看「しみずさんも、あんまり遅くまでいないで早く帰りなさい!誤解されるよ‼」
A「ちょw誰にですか~」
し「では失礼します~。お疲れ様です‼」
ここぞとばかりに、そそくさと帰りました。

ジトっという視線を背中に感じながら…

そして次の日

リ「昨日なんで遅く帰ったの?」

し「え?そんなに遅くないですが…10分くらいじゃないですかね…」
リ「は?看護師から30分くらい話し込んでたって聞いたんだけど。」
し「ソウデシタカ…」
リ「あのさー、チャラチャラすんのは自由だけど、場所わきまえたら?ここ職場なんだけど?」
し「……ハイ」
リ「まじ若い子ってこれだから信じられないわ~、仕事もろくにできないのに」
と、リーダーからお𠮟りを受けました。

どうやら昨日の看護師がどうやら伝えたようです。

30分割り増しで…

まあこうなるだろうなと思ってはいましたが、悔しい気持ちでいっぱいでした。しかし状況の悪化は止まりません。
B「あのさ、昨日勤務交代したじゃん?」
し「ソウデスネ」
B「30分も残ってたって聞いたけどさ、何話してたの?あいつに聞いても『フツーに世間話だよ』ってしか言わないし。」
し「そもそも30分も残ってなかったんですけど…。世間話というか申し送りでしたが。」
B「ふーん…。リーダーも言ってたけどさ、誤解されるような行動しない方がいいと思うわ。私も😒」

その後リーダーや他の職員からの無視や、
ひどいときには夜勤が3日連続になったり
(普通は週1回夜勤、明け、休みのワンセットなんですが、夜勤、明け、夜勤、明け、夜勤、明け、休みとなることです。)
利用者の方に必要のない下剤を入れて便が夜間に当たるようにしたり(このいざこざに関係ない看護師の方が怒っていました)、
遅番(リーダー)がおむつを交換してもらわないまま私が夜勤に入ったせいで、シーツまでびっしょり尿汚染してしまったりと散々な結果になりました。

改めてチームで仕事にあたっていた重要性を噛みしめながらも、何故ここまで状況が悪化するのかとイライラと悲しみが募りました…
なにより、リーダーの自分たちのウサ晴らしに利用者さんを巻き込むのはとても非常識に感じました。

施設長に相談をしましたが
施「リーダーはそんなことをしてないっていうけどな~、気のせいなんじゃない?」

施「彼女はそんな事をする人じゃないから!俺は信じてるから‼」

と、お話になりません。
何度かユニットを異動しましたが、至るところにリーダー側の人がいる為、どこでも状況は変わりませんでした。
唯一男性陣はそのグループから外れていたので、男性職員と同じシフトの日は無視や下剤、おむつ交換無しなどのいじめもなく気が休まりましたが…。

そしてある日、私の中でぷつーんと糸が切れたのです。

『やめよう』

と、考えるが早いが速攻でPCで退職届の様式を調べ、書き上げました。そして、次の日にリーダーに退職届を提出しました。
「辞めます。これ退職届です。」

「は?」

しばらくぶりに目を合わせたリーダーは、ギッとこちらを睨みつけながら言いました。

「あのさ~、あんたやめたらシフトどうなるの?代わりの人紹介してから辞めるのが筋でしょ?そもそもここで受け付けても早くても2週間後じゃないと退職できないし。
わっかんないかな~~、だから若い子はありえないわ~」
と、目の前で退職届をシュレッダーにかけられ、
「施設長に直接退職届出したら、常識ないと思われるからね。私を納得させてから退職して。常識だよ!じょ・う・し・き!
勝手に休んだら他の人が迷惑するから絶対にしないでよ?それともAさんと一緒の勤務がいいの?仕事する気が無いのにここに居られても邪魔なんだけど。」
と言われました。
自分たちから辞めさせるように仕向け、邪魔と言いつつ、いざ退職する意向を伝えるとダメという。
挙句の果てには別の職員を紹介しろと無茶を言います。
やはりリーダーの考えていることは、最後まで分からないなと改めて思いました🙄

そして次の日
「施設長、これ退職届です。」
施「え?これ?まずリーダーに出してもらわないと…!」
ここで用意していたボイスレコーダーを再生しました。

『あのさ~、あんたやめたらシフトどうなるの?代わりの人紹介してから辞めるのが筋でしょ?そもそもここで受け付けても早くても2週間後じゃないと退職できないし。わっかんないかな~~、だから若い子はありえないわ~』

と事務所の中で鳴り響きます。シュレッダーの音とともに。

『施設長に直接退職届出したら、常識ないと思われるからね。私を納得させてから退職して。常識だよ!じょ・う・し・き!勝手に休んだら他の人が迷惑するから絶対にしないでよ?それともAさんと一緒の勤務がいいの?仕事する気が無いのにここに居られても邪魔なんだけど。』


し「一度提出したら目の前でシュレッダーにかけられました。他にも録音のデータありますし、私の勤務の時に必ず利用者さんが体調不良訴えて下痢や、衣類が排尿で汚れている記録もあります。必ず1ヶ月に1回は私だけ夜勤が3連続になっていますし、体力的にも、精神的にも、もう耐えれないと思っているので。」

『信じているから』とかよく分からない理屈でまた一蹴されるのも嫌だったので、ケー〇デンキにてボイスレコーダーを購入しておきました。(7,000円位)でしたが、その威力はやはり凄まじいです。
施設長は固まってしまい、他の事務職員もシンとなってしまいました。


「他にもデータがある」と言いはしたものの数日分しかなかったので、もし確認されたら証拠としては弱かったかもしれません。
施「分かった!まずは話し合いの場を設けよう‼しみずさんもこのまま逃げるように辞めるの嫌でしょ?」
し「逃げるように辞めさせてもらって結構です。リーダーとはもう顔を合わせたくないので、話し合いの場も設けないでください。」
施「じゃあリーダーのいないユニットに…」
し「これまでも異動してきて変わらなかったので大丈夫です。」
施「…まず!これはこちらで預かるから‼とりあえず‼」

と、なかなか話が前に進まなかったのですが、結果として、ストレスからの体調不良を理由に、これまでたまっていた有休を2週間分消化しその後退職となりました。
(本当は2週間は出勤する予定でしたが、施設長の最後の計らいでこうなりました。)
LINEにはすごい数の着信やメッセージが入っていたのですが全部無視しました。(本当にスマホ鳴りやまなかったので、途中からミュートにしました笑)
『常識ない!』
『急に休まれても迷惑!』
『逃げてんじゃねーよブス』
『施設長に直接言ったの!?バカじゃない!?』
『寝取りゴミ女』←1番意味が分からなかった
『死ね』
今はもうスマホを変えてしまったので、履歴が残っていないのが残念です…
スクショしておけばよかったな~~と今でも時々思います。

証拠大事ですからね。


辞めるとリーダーに言った日から、念の為全て私物は片付けておいたのでもう行くこともないでしょう。
私が辞めた後AさんからLINEがきました。

A「もしかして、俺のせいでいじめられてた?ごめんな…お詫びと言っては何なんだけどさ、何かおごるよ」

辞めた後で清々していたので、「全然気にしなくて大丈夫です。彼女いる人と一緒に出掛けるのはどうかとおもいますし。」と返信しました。
何となくAさん『モテる俺』に酔っている感じがして苦手だったので…
その後はもう連絡を取ることはありませんでした。


以上『お局様にロックオンされて退職した話』でした!
現在ケアマネになって、時々その施設の人とも話す機会があるのですが、当時の職員の8割は辞めて入れ替わっているようです。施設長も変わったようでした。

敵だらけのあの環境の中で、数年働けたのはそれでも仲良くしてくれる職員の方がいたからこそです。初めの職場にしてはかなりのハードモードでしたが、大切なことを学んだと今は飲みこめています。

その後も別の施設に勤めたのですが、男性の取り扱いを十分に注意しているので、この時のような修羅場はあまりありませんでした。
(※無いとは言っていない)
気をつけなければいけない人がいるというのは、どこの職場でも、どんな職業でも一緒ですね!
うまく渡っていけたらな~と思う今日この頃です😞


長らくお付き合いいただきありがとうございました!
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