【公務員】管理職になると大変??

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こんにちは。
脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。

公務員に限らない話ではありますが、昨今会社での昇進に対して消極的なイメージを持っている人というのはどんどん増えているようです。

では、役所で働く「管理職」とはどんな感じなのでしょうか…

ブラックへの入り口⁈

管理職になると、時間外勤務手当も無く、それなのに市の主催するイベントへの管理職動員の休日出勤などがあり、ブラックな労働環境に突入するというイメージがあります。

このことから、プライベートが犠牲になると感じる人も多いでしょう。

確かに私の経験でも、イベントなどは管理職から優先して動員…という流れはありました。

この辺りは自治体によっても多少の差はあるとは思いますが、考え方としては時間外手当を支給しなくて済む管理職から動員しておけば、コストを減らせるという本音は少なからずある訳ですね。

だけど、建前上は、管理職なんだから、市の重要なイベントには積極的に参加するのは当然でしょう、みたいな感じですね。

そういうのを間近で見ている部下の人たちが、自分もそんな風になりたくない、と思ってしまっても仕方ないことかと思います。

管理職とは名ばかりのプレイヤー⁈

自治体によってもどこからが管理職の役職なのかは多少の差がありますが、私がいたところは「主幹」というポジションから上が管理職ということになっていました。

その先は、課長→次長→参事→部長といった具合ですね。

管理職なので、マネージメントが守備範囲に入ってくる訳ですが、というか、本来はマネージメントが主であるはずなのに、、、

実際には、肩書だけ管理職になったけど、仕事は変わらずプレイヤーとしての仕事に忙殺されているという人も少なからずいます。

これは、本人の自覚の問題かというと、そうではなく、そうせざるを得ない人事配置に問題があることも少なくありません。

どこの自治体も人は少なく、管理職に昇進したからといって、マネージメントに専念するなんてことはほぼないのではないでしょうか。。

多かれ少なかれ実務をこなしながら、管理職としての役割も、という状況だと思います。

中には、業務量と職員数のバランスが明らかにマッチしていない部署も存在するので、そうした部署の管理職は、必然的にプレイヤー要素は多くなってしまいます。

それを改善するのが管理職の仕事だろ?っていうのは、その通りなんですが、、、あの手この手で工夫してもなお、改善するのはそう簡単ではないことの方が多いのではないかと思います。

そうした悩みを抱えている管理職の方も多いのではないでしょうか。

管理職って大変そう…っていう風に部下に見えているのも、そういうところかもしれませんね。

議会対応はカオス⁈

管理職になると、議会対応が始まります。

本会議に出るのはおよそ部長級の方たちですが、各委員会に出席するのは各部の管理職総出で対応することが多いと思います。

なぜなら、本会議では質問は事前に通告された内容に基づいて行われます。(これがいいかどうかの議論は脇に置くとしましょう)
ですが、委員会では質問は事前には通告が無いので、その場その場で各施策に応じた質問がなされます。

実務上の細かな点についても聴かれることが多いので、答弁はその分野の各管理職が答える事が多いです。

議会は6月、9月、12月、3月の年4回開催されます。

9月は前年度決算議会、3月は次年度予算議会なので、審議内容も多くなるので期間も長くなります。

決算であれば、前年度の決算資料を見ながら、
「この部分の決算額は前年と比べてかなり多くなっているけども、何がどう変わったのか?」
「この部分の委託費用は、どういう業者に委託したのか?選定方法は?なぜその選定方法を選んだの?」
といった質疑がある感じですね。

なので、自分の所管の予算や決算、事業の進捗や課題などについて、どんな角度から質疑がされるかわからないので、入念に準備をしておく必要があります。(当たり前と言えば当たり前なんですが、、、)

議員も様々…

時折、自分の考えを演説したいのか、とにかく執行部にマウントを取りたいのか、何を聴きたいのかがよくわからない質疑をする議員さんもいます。

何を聴きたいかがよくわからないので、質問の趣旨はこういうことでしょうか?と聴きたくなるのですが、それは認められていません。

執行部にできるのは答弁するのみなのです。

なにか法律に定めがあるわけではないんですが、長年のしきたりというか、作法というか、そういう感じですね。

最近では、自治体によって、反問権といって質問や質疑に対して反問することができることを議会基本条例に明記しているところもあります。

わざわざそれを明記する必要があるってことは、逆に言うと、それがないと反問することはできないという暗黙のルールでもあったりします。

なので、前置きが長くて、話があちこちに飛んだりする人もいますので、結局何が聴きたかったのかよくわからないけども、たぶんこういうことかな?と話を汲み取る能力が求められます。

でも、思ってたのと違っていたら、怒り気味に、
「いや、そうじゃなくて!私が言ってるのは~!!」
みたいなやり取りになっていきます…

まあ、何が言いたいかといいますと、、、とにかく疲れるのです…⤵

そんな疲れた姿を見せていると、そりゃ、部下の人たちもやっぱり管理職になんてなりたくないなぁ~って思っちゃいますよね。

その割にはメリットが少ない

ところで、管理職になったら給料も上がるし、それだったら、、、と考える人もいるかもしれません。

が、管理職になって給料が上がるといっても、数万円です。

管理職手当が数万円付くくらいです。

時間外勤務が多い職員なら、管理職になったことで時間外勤務手当が無くなって、年収が下がる者がいるくらいの分しか給料は上がらないのです。

確実に苦労は増える、、、それに見合った収入になるかと言われると、多くの人が疑問を抱くくらいのものってことなのかなと思います。

後に続く人にネガティブな未来を見せている

今管理職になっている人が、後に続く人たちにしんどい姿を見せてしまっていることが、若い人がなりたがらない最大の要因ではないでしょうか。

プライベートを大事にしたい人が多くてもいいんです。

それと管理職になることは決して両立しないわけではないはずなんです。

が、実際には管理職になるとプライベートを犠牲にすることが常態化して、社畜のような姿を見せてしまっていることで、

自分はあんな風にはなりたくない…
と思わせているってことなんでしょうね。

仕事もプライベートも充実させて、楽しく活き活きと仕事している管理職の人がもっと増えれば見え方が変わってくるので、今の若い人達にも管理職をポジティブに受け止める人がもっと出てくるかもしれませんね。



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