占いは「読める」だけでは届かない

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マネー・副業
こんにちは、占い師のみおりです。

先日、「タロット読みのつまずきには理由がある」というお話を書きました。
カードの意味は覚えているのに、いざ複数枚で展開すると読めなくなる。本に書いてある意味は分かるのに、相談内容に当てはめようとすると言葉が止まってしまう。

占いを学んでいる方なら、一度は通過するその迷いを拭うヒントを書いているので、もし良かったら読んでみてください。


ただ、実際の鑑定で大切なのは、カードが読めることだけではありません。むしろ、その先にある「どう伝えるか」で、相談者さまの受け取り方は大きく変わります。

今回は、この辺りに少し踏み込んでお話をしていきます。

説明文になっていないか

占いを学び始めた頃は、どうしてもカードの説明に寄りやすくなります。

「この組み合わせが出たら、こう伝えよう」というように、はじめは教科書通りに沿っていくことも大切です。

ただ、相談者さまが置かれている背景によって、カードの読み取りも変わってくるもの。

人それぞれ状況が違えば、そこから拾うべき言葉や伝え方も変えていく必要があるのです。

恋愛なら、相手はどう感じているのか、どんなふうにアプローチしていくとうまくいきやすいか

仕事なら、今どう動けばいいのか、何を見直すと流れが変わりやすいか

人間関係なら、どこに気をつければいいのか、相手との距離感をどう図ればいいか

このように、相談内容によって目を向けるところも、伝えるべき言葉も変わっていきます。

出てくるカードの種類やスート(ワンド、カップ、ソード、ペンタクル)のうち、どの要素が強く出ているかによっても、気持ちの動き方や進展のスピードも変わるので、ややこしく感じてしまいますね。

だからこそ、カードの意味を丸暗記しているだけだと、実際のご相談に合わせたアドバイスまで落とし込むことが難しくなってしまうのです。

鑑定につまずいている人は、こんな視点で一度振り返ってみてください。

✓ カードの意味だけで終わっていないか
✓ 相談者さまの状況に置き換えられているか
✓ 最後に「では、どうするといいか」まで伝えられているか

この3つを見るだけでも、鑑定の言葉はかなり変わります。

占いは、今の状況を整理して、どう動けばいいのかを一緒に見つけていくための「ツール」。

カードの意味を正しく説明するのではなく、相談者さまが受け取れる言葉に変えて届けることが大切です。

言葉一つで印象が変わる

鑑定結果を伝えるときに、つまずきやすい部分がもう一つあります。それは、寄り添って伝えているつもりでも、「言葉の響き方」によって相手が不安になってしまうことです。

たとえば恋愛のご相談で、ゆっくりとでも進展しそうなカードが出たとします。
「今すぐは難しいです。」
「まだ進展には時間がかかりそうですね。」

このように伝えてしまうと、どうでしょうか?きっと、「脈なしなんだ……。」とガッカリするだけで終わってしまいます。

いっぽうで、こんなふうに伝えたらどう感じますか?

「今はお友達のような感覚で、ゆっくり距離を近づけていく時期です。何月頃には、今より近づく可能性もありそうです!」

こう伝えることで、希望を持てる前向きな「メッセージ」を受け取ったと感じることができますよね。

こんなふうに「言葉一つ」で受け取る印象が大きく変わるのです。

もちろん、見えていないことを都合よく良い結果に変えるという意味ではありません。厳しいことを曖昧にして、ごまかすということでもありません。

ただ、相談者さまは多くの場合、不安な気持ちの中で鑑定に来ています。

だからこそ、何を伝えるかだけでなく、どんな言葉で伝えるか、どの順番で伝えるか、今の相手の心の状態で受け取れる言葉なのかを意識することが大切なのです。

占い師にとって、言葉はとても慎重に扱いたいものです。言葉ひとつで、相談者さまが安心することもあれば、かえって傷ついてしまうこともあります。

この「言葉」の受け取りやすさは、また相談したいと思っていただけるかどうかにも関わってくる部分です。

リピーターさまにつながる鑑定は、ただ結果が当たるだけではなく、「この人の言葉なら受け取れる」「また話したい」と思っていただける安心感に繋がっているのです。

自然な言葉が届く

占いは、読めるだけでは届きません。

カードから受け取った感覚を、相談者さまの状況に合わせて、「自然な言葉」に整えていくことが大切です。

そのためには、優しさだけでも足りません。

もちろん、相談者さまの心に寄り添うことは大切です。でも、本当の意味で寄り添うというのは、耳ざわりの良い言葉だけを並べることではないと思っています。

必要なことを、相手の心が折れないように届ける。今できることや、気をつける視点も一緒に渡す。

占いは、相談者さまが次の一歩を考えるための橋渡しなのです。

✓カードの意味を読むこと
✓感覚をだいじに受け取ること
✓自然な言葉にして届けること

この3つがきれいに繋がると、鑑定の「言葉」が相手の心に響くものだと思います。

占いを学ぶ人には、カードの読み取りだけでなく、言葉の届け方も大切にしてほしいというのが、私の切なる願いです。

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みおり
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