とにかく勉強が嫌いな、英語学習サポーターの話

記事
学び
いまさらながら、blogに手を出してみる。
読む側としてはこれまで何年間も使用してきたし、その他のプラットフォームで記事を購入したことは何回かある。
一方で、筆をとったことはこれまで一度もない。
そもそも文章を書くことがとにかく苦手で、まさかblogを書いてみようと思う日が来るとは微塵も思わなかった。

きっかけは、社会人になってから参加した英会話サークル。
多様な参加者・英語学習者と知り合った。
海外に行ったことが全くなく語学学校にも行ったことが無い私は少し稀有な存在だった。

「日本の教育だけでそんなに喋れるの?」

そんなことをよく聞かれた。
その質問の答えは別の機会に触れてみようと思う。

そのうち、学習方法やモチベーションの維持方法について質問を受けることが多くなったのだが、ある日こんなことを言われた。

「けんたろう君の話はすごく参考になるから、もっとたくさんの人にシェアしてみてほしい。記事とか書いてみたら?」

自分が提供できる価値が有る?
とても新鮮で、単純に嬉しかった。
これまでの自分の経験が何か一ミリメートルでも参考になるのであれば、残してみたいと思った。

今回はまず、私がいかにダメ人間であるかをしっかり振り返ってみようと思う。

どういうことかというと、
私は英語学習者として優れているわけでもなんでもなく、むしろダメな部類だと強く自覚している

そんな私でも、勉強らしい勉強をせずに英語が話せるようになった。
日本人だけでなく、ネイティブスピーカーに帰国子女と間違われることも多くなった
こんな私より何倍もしっかりした皆さんなら、私を超えることなんて簡単なはずなのだ。

私はとにかく勉強が嫌いだ。
何が嫌いって、生理的に受け付けないのだ。
勉強をしようと思うと何とか理由をつけて逃げたくなるし、ほかのことにすぐ目が行ってしまう。

余談だが、私にとってこれは避けようのない事実であったことがコロナ禍で明らかになった。
暇を持て余し、1キット数万円もする遺伝子検査キットで性格診断をしてみた。
その結果、驚くべきことに、私は「遺伝的に勤勉性が著しく低い」ことがわかった。
勉強嫌いと自覚してはいたが、まさか遺伝的にそうだったとは、正直安心より残念さの方が大きかった。

まぁそんな話はさておき、様々な理由でとにかく勉強が昔から大嫌いな子供だった。
小学生の時から、テキストの裏にゲームボーイを挟んでポケモンをしていたし、おっさんになった今でも嫌な仕事はとにかく後回し。
ギリギリに始めて自分を追い詰める、まさにダメ人間である。

そんな私の行動原理は、昔からたった一つだった。

人と喋りたい・仲良くなりたい

私の行動は、すべてその欲求がベースになっている。
中学生の時、当時プロ野球に全く興味がなかったのに、クラスの主グループが野球好きだったため、選手名鑑を買って一晩で丸暗記したことがあった。
ヤンキーと仲良くなるために、吸わないタバコについてやたら詳しくなった時期もあった。


そんな学生生活の中、義務教育として英語と出会った
繰り返しになるが、私は勉強が嫌いだ。
英語の授業を真面目に聞くことなど不可能だったし、単語帳は今に至るまで30年以上まともに開いたことがない。

しかし当時から外国人を見かけると、その人と会話がしたいと感じた
自分と違う見た目・声・言語・文化、全てが興味の対象。

話したい。
でも教科書や単語帳は見てられない。。
英会話の教材を買ってはみるが、5回も開くことは無かった

今考えれば、勉学自体へのモチベーションが皆無な私に適した方法でないことは明らかだが、それを教えてくれる人がいなかった

そこから私は、ありとあらゆる方法を試し、自分に合う方法を見つけていった。
語学学習を一人で続け、成果を出すことはとにかく難しい。
「人と喋りたい・仲良くなりたい」というモチベーションが消えず、私はラッキーだった。

そして気付けば、勉強らしい勉強を避けたまま、日本で、英語を高いレベルで話せるようになっていた。


この経験から、英語学習でとにかく重要と感じることは以下の2点

・モチベーションの維持
・学習方法のカスタマイズ

この2点を個人でやるのは本当に難しく、伸び悩んでいる人のほとんどはそこがうまく行っていないと感じる。

自分の経験を活かし、苦悩している方々のサポートしたい

勉強が大嫌いな私は今、そんな想いで溢れている。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す