「これは圧迫面接!」と思っているのはあなた自身!?

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面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

今回は恐怖の圧迫面接😵💦

願わくは避けて通りたいもの。
そんなイヤーな面接に関するお話です。

今日の【めんたいこ】圧迫面接ってどんな面接!?

圧迫面接は、あえて相手を態度や言動(質問内容や言い方)によって威圧感を与える面接方法の一つです。

態度は、表情を強ばらせ、腕組みをし足を広げ、あたかも怒っているようなイメージを与えるようなことです。

言動は、応えにくい質問内容を高圧的ないい方、あるいは否定的な言い方で尋ね、やはり怒っているかのようなイメージを与えることです。

企業風土にもよりますが、営業職など、わりと体育会系な職場では行われていたようですね。

現在はSNSも普及している影響で、企業の悪評にしかならないので、導入ケースは決して多くはないはずです。

あえて、今でも導入していると考えられるのは、公務員試験の警察官や消防士などハードな仕事ではあると受験者から報告を受けています。

わたしは良いやり方だとは思いませんが、実情を見れば、時折こうした報告があるということです。

ちなみに度合いにもよりますが、受験者の尊厳を傷つけるような(例えば「あなたの考えは間違っている」、「それじゃあどこも受からないよ」)面接はただのパワハラです。

圧迫面接を受けた人からの報告

上述しましたが、実際に「圧迫面接を受けた」からの報告を伝えると、「回答に困り考えこんでしまった」、「言いたかったことが話せなかった」等と悔しい思いを語ってくれました。

こうした圧迫面接と呼ばれるスタイルでは、上手く言葉が出てこないことがあるようです。

そりゃそうですよね😵💦

威圧されているわけですから。

ただ、全ての報告者の話が同情できるものとはかぎりません。
どのような質問があったかと言いますと、報告を基に再現してみます。

面接官  なぜうちを選んだの?

受験者  はい。私は地元岡山で働き地域の方に貢献したいと思い志望しました。

面接官  そうですか。えーと。そのなかでなぜ当社を選んだののですか?
     他の会社でも地域に貢献できますよね?

受験者  えっと、御社の風通しの良い社風は意見が言いやすいと、
     先輩社員の方がおっしゃられていました。そんな御社で働きたいです。

面接官  ありがとうございます。でも、他社様でも、岡山に貢献ができて、
     社風の良い会社は探せばありますよ。当社が良いと思えた点は他にもありますか?

受験者  えーと、えー、営業職として働きたくて・・・

いかがでしょうか。
途中から困っている様子が伺えます。

ですが、これは圧迫面接なのでしょうか?

受験者からの報告では、圧迫だったと言われていました。

確かに、腕組みなど態度が高圧的なであれば、圧迫として感じられるかもしれません。

しかし、質問内容と言い方については、文章なので感じにくいですが、圧迫というイメージはありません。

いえ、私は圧迫ではないと感じますが、この文章のやり取りを見て圧迫だと感じる人は注意が必要です⚠️

圧迫かどうかを決めているのは自分!?

ここで一旦結論をだしますが、その面接を圧迫かどうかを決めているのは、自分自身なのです。

つまり、自分が答えられないことに対して、いつの間にか、面接官の質問がわからない、きついと問題点がすり替えられているケースが多々見受けられます。

そもそも、上記の質問やりとりでは、受験者が、面接官の聞きたいことに答えられていないだけです。

むしろ、面接官は、諦めずに大切なことを聞き出そうとしてくれています。

圧迫を感じないメンタルトレーニング

このように、面接官は限られた時間の中で、受験者のことを知ろうと、根掘り葉掘り聞くわけです。

勘違いしてはいけないことは、

難しい質問 = 圧迫面接

というわけではありません。

確かに、「なぜ?」という問いかけは、何回か繰り返されると、責められているような気持ちになりやすいと思います。

ただし、それは受験者側がしっかりとした準備ができていないことが要因の場合があります。

何でもかんでも圧迫と感じて、「あそこの面接は圧迫だ!」と嫌悪感を示すのは自身の成長には繋がりません。

そのようにならないためには、
・自己分析を重ね、なぜ自分はそこで働きたいのか?を深掘りして考えておく
・社会人との対話経験が不足しないように、日常的に慣れておく

といったことが必要です。

このように考えると、慣れてない、準備がないことで、「圧迫だ」と感じしまう人がいることがわかります。

結局、事前準備があるかどうかです🤔

余談ですが、社会人になると、上司から「なぜ?」という質問はされがちです。

なぜ、このプロジェクトが必要なの?
なぜ、この経費は必要なの?
その都度、私たちは理由を明確にして提案や説明を行う必要があります。

最後に

圧迫かどうかなんて、いざ受けてみなければわからないものですし、わかっていてもそういう場面になると引いてしまいます。

だからこその、面トレ(面接トレーニング)だと常々思います。
トレーニングでなくても、学生であれば普段から社会人と接する機会を増やすなど場慣れをする努力も積んでみましょう。

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~
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