はじめに
こんにちは、練馬コンサルティングオフィスです。今回のFAQは、『「まずは経費をご検討ください」は何をすれば良いですか?』です。それでは内容に入っていきましょう。
なぜ「まずは経費を」なのか
補助金は、経費のキャッシュバックです。どういう経費をいくら使いたいかが決まらないと、計画書などの作成方針が決まりません。
どういうことなのか、整理してみてみましょう。
『事業再構築補助金』『東京都 創業助成事業』などの、事業全体に関する補助金では、『事業全体の成功』とそのための資金調達が補助金申請の目的となりますから、使いたい経費が具体的には決まっていなくても、計画書はある程度作り始められます。計画書をある程度仕上げてから、経費を再検討しても構いません。
一方、『小規模事業者持続化補助金』『ものづくり補助金』では、『持続化』は販路開拓、『ものづくり補助金』は設備投資が補助金申請の目的となりますから、計画書も、どんな販路開拓・設備投資を行いたいかに絞って書くことになります。そのため、申請したい『経費』がある程度明確になっていなければ、計画書は作り始められないことになります。
何をすれば良いのか
これは、以下の手順で進めてください。
①公募要領を見る
『公募要領』をダウンロードし、できれば印刷し、『補助対象経費』の部分をしっかり見てみてください。そして、『補助対象になるもの』も大切ですが、『補助対象にならないもの』をしっかり見てみて頂きたいです。
この画像は、『小規模事業者持続化補助金』(第16回)、既に締切済みのものです。
なお、『公募要領』は随時変更になります。新しい『公募要領』が公表されるまでは、前回分の『公募要領』を参照して構いませんが、新しい『公募要領』が公表されたら、そちらを見るようにしてください。
②買いたいもの・実施したい内容を洗い出す
・業務用冷凍冷蔵庫が買いたい
・業務用コンベクションオーブンが買いたい
・トイレを改装したい
・看板を設置したい
・リニューアルの案内チラシを作って配布したい
③それぞれの予算を簡単に決める
・業務用冷凍冷蔵庫 50万円
・業務用コンベクションオーブン 150万円
・トイレ改装 50万円
・看板設置 50万円
・案内チラシ 5万円
・折込・ポスティング 20万円
これらの数字は、本当に簡単に考えてもらって構いません。予算が小さすぎると思ったら、私たちの方で増額します。
経費を検討する際の注意点
以下のような経費をお伝え頂いても、我々はご提案をスタートできません。
・ウェブサイト関連費 50万円
・広報費 100万円
・改装費 100万円
こういう内容では、『何がやりたいのか』が分かりませんので、「やりたいことを具体的に考えてみてください」「公募要領を見てみてください」と改めてご案内することになってしまいます。
その点は、ご留意くださいませ。
さいごに
経費がある程度具体的に決まって、それをお伝え頂きましたら、こちらで、以下を整理します。
・補助対象になりそうなもの
・補助対象にならなさそうなもの
・判断できないもの
そして、『補助対象になりそうなもの』で、しっかり補助金がもらえそうであれば、『計画書』の作成方針をお伝え致します。そして、先に進めていくことになります。
ですから、補助金を申請したいと思ったら、まずは経費をご検討ください。それではまた!