個性を生かして 発酵食品にかかわる3つのグループ
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こんにちは!
いつもお読みいただきありがとうございます。
「みんな違ってみんないい」金子みすゞさんの詩がとても好きです。
発酵食品を作るうえでで大事な相棒である「菌」ですが、とても小さい生物です。
生物の基本は
・細胞でできていること(細胞膜で囲われている)
・代謝を行うこと(エネルギー代謝)
・子孫を残すこと(DNA情報を子孫に伝える仕組みがある)
以上がどれも当てはまらなければなりません。ウイルスは代謝を行い自分でエネルギーを代謝できないので生物に含めていません。学問的には微生物学でウイルスも扱います。
「菌」は生物ですが目に見えないので「微生物」というくくりになります。
微生物の中でも発酵食品にかかわる微生物は3つのグループに
1つのグループはカビ。
2つめのグループは酵母。
3つめは細菌です。細菌のみ
1つの微生物の種類からできている発酵食品もあれば2つ。3つのグループすべてかかわってできている場合もあります。
上図は簡単に発酵食品を3つのグループの別で囲った図です。囲みの重なり部分が「カビと酵母」「酵母と細菌」「細菌とカビ」 真ん中の囲みが「カビ、酵母、細菌」3つすべての微生物の働きでできた発酵食品の代表です。これら以外にも何千種という発酵食品が存在しますが1つの微生物単独もしくは2つ、3つの微生物の働きの特徴を生かし発酵食品としてできあがります。
あなたのお好きな 発酵食品はどんな微生物の働きによって醸されているでしょうか。チームで頑張る菌 一人で頑張る菌 一人で2つの事をやってのけてしまう菌。それぞれ個性たっぷりの働きによってできていると思います。素敵ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。