乳酸菌とだからひとくくりにしないでね

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コラム
こんにちは
 急に冷えてきたのでおなかを壊したりしないように注意したいですよね。
 微生物の勉強をしに来ている学生さんも季節の変わり目には実験中にも関わらず腹痛で退席することがあります。試験の時には「テスト中には途中退席できません。」とあらかじめ伝えると「余計ドキドキして腹痛が…」と試験が始まる前にバタバタと退席しトイレへということもあります。お腹の調子は健康のバロメーターですのでいつもベストにしておきたいですよね。
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 そんな時助けになるのが発酵食品ヨーグルトです。
 先日乳酸菌にはたくさんの種類があることを書かせていただきましたが、乳酸菌というのは一つの大きなひとくくりにした名称であって乳酸菌という1つの菌のを表した名前ではありません。
乳酸菌は「炭水化物グルコース)を炭素原として生育し、乳酸を多量に生産する細菌を総称して乳酸菌とする。」となっておりくくりが大きいのです。

 最近では動物の体や乳に生育する乳酸菌動物性乳酸菌。植物の葉っぱや花、果実に生息する乳酸菌植物性乳酸菌と大きく分けるようにもなってきました。大きな仲間でくくられてしまっていますが、ヨーグルト、チーズ、なれずし、キムチ、浅漬け、ピクルス、ザワークラフトなどの食品ごとに適した乳酸菌が複数種類生育しています。
 いろいろな食品よりよい乳酸菌を食べて健康に過ごしたいですね。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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