皆様、日々コラムを書いてきてとうとう100回目になりました。読んでくださった方々には感謝の意を述べたいと思います。今回は記念回ということで何を書こうか悩みましたが、私らしい挑戦のエピソードを書いてみようと思います。
転職したきっかけは色々ありましたが、いちばんの目的は新しいことをやりたいという思いからでした。今回の新天地で働き始めて8ヶ月以上が経過しだいぶ仕事にも慣れ、意外と転職とはハードルが低いものだなと実感しております。そんな折、とうとう新しい技術の治療を行えることとなりました。数ヶ月前から準備を進めてきたのですが、色々な講義やハンズオンの研修、各種部署との調整を経てようやくスタートできそうです。自分の中で常に新しいことに挑戦していくということをモットーに、人生を歩んでいるつもりですが、まさにその一環で目指していた治療です。
「新しいことに挑戦する」それは変化していくということです。今までの日常から一歩踏み出しリスクを背負ってリターンを目指す試みです。一見、今までの日常から変化しなくても、基本的には当面問題はなさそうに思えます。今までの円による銀行預金の様なものです。しかし、デフレからインフレという時代の変化の中で、非常にわかりやすく銀行預金だけでは資産価値が目減りしていく現象が起きています。変化するというリスクを背負って株式投資や不動産投資、現物の何か価値があるものを購入する、自分に投資して視野を広げる、などのお金を払うという今までの銀行預金だけとは違ったリスクを取らないと難しい世の中になってきました。私は全てにおいて変化しないことはある種の退化であるとすら思っています。大袈裟な話になりますが、人類は常に変化し続けたものが繁栄し勝ち残ってきた歴史があります。その流れで常に新しいことに挑戦し続け、変化を獲得してきたもののみが存続していくのだと思っています。だから挑戦するのです。挑戦というのは必ず報われるものではありません。まずはリスクという対価を支払わなければなりません。先にリスクを払ったもののみが、そのリスクに見合った分だけリターンを得る可能性があるのです。100%リターンが得られるものは挑戦ではありません。自分自身はそうやって生きていこうと思います。まず、自分が背負えるくらいの適切なリスクをとって、リターンを取りに行く!2025年もその姿勢で取り組んでいきます。
100回という節目を迎えましたが、これはあくまで通過点。書くことは終わりのない旅です。2025年の目標として掲げている新たな課題もどこかで皆さんに報告できる日を楽しみにしています。そして、懸垂10回達成への挑戦も(地味ながら)進行中です。また、これまでのコラムテーマを振り返ると、医療や経済、ライフスタイルなど、多岐にわたるジャンルに挑戦してきました。これからも、新たなジャンルや視点を取り入れながら、読者の皆さんの生活を少しでも豊かにするヒントをお届けできればと思います。さらには、読者からのアイデアや質問に応じて、双方向的なコラム作りも模索していきたいと思っています。そして何より、この100回を通して感じたこと。それは「書くことが、自分を見つめる最良の方法である」ということです。これからも、読者の皆さんと共に成長していけるようなコラムを書いていきたいと思います。