こんにちは、水卜ヒロ(みうらひろ)です。
前回はシータヒーリング®の起源や概要についてお話させていただきました。
前回ふれたシータヒーリング®のセッションで出来ることの中に
ネガティブな思考パターンを新しい思考パターンに置き換える
というものがあったと思います。
私がシータヒーリング®に惹かれ、
「学びたい」
「出来るようになりたい」
と思うようになった一番の理由がコレです✨
前々回のブログでもお話しましたが、
私自身、うつ病を患い、ちゃんと通院・服薬しても良くならず、心理療法やセロトニンを活性化する生活様式などに取り組み、「うつ脱」を果たしたものの、公私両面で人間関係などの問題に一喜一憂しやすいところがありました。
私の場合は、とくに
人からどう思われるか
が気になり、(もちろん相手にもよりますが)人から嫌われたり、叱られたりすることで落ち込んだり、ぐるぐると考え込んだりしやすい傾向がありました。
自分軸じゃなくて他人軸の生き方をしてきた
と言っても過言ではないでしょう。
また、ご相談いただく方たちの中にも、自身の性格や考え方、捉え方のクセなどに悩まれている方が少なくありません。
他人の思考パターンを無断に置き換えることはできませんし、やってはいけないことですが、
本人が望めばネガティブな思考パターンを置き換えることが可能なシータヒーリング®は、日々の出来事に一喜一憂してきた(そして、それはうつを患った大きな要因でもあることでしょう)私にとっても、性格や思考パターンに悩みご相談をいただくクライアントさんにとっても、非常に魅力的なメソッドであると考えたわけです。
では、一体全体どうやって、ネガティブな思考パターンを新しい思考パターンに置き換えるのか、
前置きが長くなりましたが、今回はそのあたりのお話をしてみたいと思います。
「思考パターン」とは
シータヒーリング®では、「思考パターン」を以下のように定義しています。
人間の脳は情報の把握と対応を繰り返すコンピューターのような働きをしていて、体験したことにどのような対応をするかは意識がどう受け取り解釈するかに左右されます。この意識の解釈のパターンのことを、シータヒーリングでは「思考パターン」と呼びます。思い込みが身体、精神、魂に受け入れられると、思考パターンに姿を変えて記憶されます。
思考パターンの根本には「思い込み」が存在するということです。
思い込みの内容によっては健康や成功を妨げることもあり、なおかつそのような思い込みを持っていることに気付かずに人生を終えてしまう人がとても多いのだそうです…。
切ないですね😢
でもシータヒーリング®では、「思い込みへの働きかけ」により、すべてなるものの創造主を通じてネガティブな思考パターンを引き抜き、ポジティブで有益な思考パターンに置き換えることができるのです✨
「思い込み」の4つのレベル
「思い込み」はシータヒーリング®では
物事を真実や現実のものとして心(精神)で受け入れること。感情や霊的に「確信」の感覚を持つことによって刻み込まれる場合が多い。
と定義されています。
そして、私たちの内面には4つの思い込みのレベルがあるのだそうです!
1つずつお伝えしていきたいと思います。
① 核レベル
このレベルの思い込みは、今回あなたが生きているこの人生で幼少期から教えられ受け入れ、自らを構成する一部となったものです。
生まれてから今日まで、親兄弟や身近な存在から繰り返し言われてきたことや、家庭環境の影響など、イメージしやすいのではないでしょうか。
核レベルの思い込みのエネルギーは脳の前頭葉に留められているそうです。
このレベルの思い込みに働きかけるとき、シータヒーラーは前頭葉のニューロンに向かいます。
② 遺伝的レベル
このレベルの思い込みは、先祖代々引き継がれた思い込みや、今回の人生で遺伝子に書き込まれたものです。
遺伝的レベルの思い込みのエネルギーはDNAの「形態形成場」に格納されているのだそうです。
(「形態形成場」という言葉、馴染みのない言葉ですよね😅私も初耳でした。「形態形成場」とは、広い意味での「形態」を一定のものへと導く、特異的場だそうです。ちなみに「形態」とは、生物の体型や細胞組織の形状、タンパク質の折畳みなどから、生物の行動・思考パターンまでをも含む、広い概念なんだそうです。)
DNA細胞、DNAの構造には、少なくとも7世代前までの遺伝記憶が内蔵されているそうで、過去数世代で何世紀もかけて蓄積された記憶が私たちを作っているのです。そして、遺伝的レベルの思い込みは私たちのDNAに何をすべきか指示を出しているのだとか。
※遺伝的レベルの思い込みの話を初めて聞いたとき、『鬼滅の刃』の主人公竈門炭治郎(かまどたんじろう)が出会ったことがないはずの「はじまりの呼吸」の剣士の夢を見るエピソードを思い出しました😌
このレベルの思い込みに働きかけるとき、ヒーラーは脳の中心部分、松果体のマスター細胞の付近にある形態形成場へ向かいます。
③ 歴史的レベル
このレベルの思い込みは、前世・過去生の記憶や遺伝子の奥に眠る記憶、あるいは人類が現代に持ち込んだ集合意識の記憶が関連しています。
歴史的レベルの思い込みは、人のオーラの中に記憶されているそうです。
(前世?過去生?オーラ?そんなの本当にあるの?という人もいることでしょう😅)
このレベルの思い込みに働きかけるとき、ヒーラーは人の後頭部や肩のあたりへ向かいます。
歴史的レベル以外の3つのレベルの思い込みは「取り消す」ようヒーラーは働きかけますが、歴史的レベルの思い込みに関しては「解決する」よう働きかけます。
④ 魂のレベル
このレベルの思い込みはその人の存在すべてです。
魂のレベルの思い込みは、ハートチャクラ(※)から外側に向かって、その人の存在すべてから引き抜かれます。
※チャクラとは「気」の出入り口で、背骨の中心線沿いに存在します。チャクラではエネルギーが渦巻き状に回転しているのだそうです。そこには様々な直感的能力を司るエネルギーが集まっているのだとか。主要なチャクラは7つあり、ハートチャクラはその1つであり「第4チャクラ」とも言われています。ハートチャクラは「ハート」と言われるように胸・心臓にあり、愛や癒しを司っているそうです。
魂のレベルの思い込みに働きかけるとき、ヒーラーはその人の存在のすべてである魂へ向かいます。
以上4つのレベルの思い込みが存在するわけですが、ある思考パターンが必ずしもどれか1つの思い込みのレベルだけに存在するとは限りません。
複数のレベルの思い込みに存在している可能性があります。
たとえば私の場合ですと、
人からどう思われるか
がとても気になるという話をしました。
これは、
人から好かれなくてはならない
とか
人から嫌われることはいけないことだ
といった思考パターンが存在するのかもしれません。
では、その思考パターンは私のどの思い込みのレベルに存在しているのでしょう?
思考パターンがどの思い込みのレベルに存在しているか確認する
ある思考パターンがどのレベルに存在しているかの確認の仕方についてお話してみたいと思います。
シータヒーラーの役目は
その思考パターンが
クライアントのどの思い込みのレベルに存在するのかを確認し、
引き抜かれ、
新しい思考パターンに置き換えられる
といった一連の「思考パターンの置き換え」を見届けることです。
シータヒーラーがまず最初にすることは、
その思考パターンがどの思い込みのレベルに存在するのか
を確認することなのです。
潜在意識を確認する方法〜筋肉反射テスト〜
でも、
どうやって確認するの?
と思いますよね😅
そこで用いるのが
筋肉反射テスト
というものです。
これは、身体の筋肉反射の原理を利用した、潜在意識を診断する方法です。
筋肉反射テストの詳細について、ここでは省かせていただきますが、
ペア・対面で行われるときには「Oリングテスト」などがよく用いられます。
一方、1人で行うとか、遠隔で行うといったときに使えるのが「北向き法」というものです。
※「北向き法」を下記有料ブログで紹介しています。
シータヒーリング®に限らず自分の潜在意識や本心・本音を探るときなどにも活用できますので、よかったらご覧ください!
シータヒーラーは4つのレベル全てについて筋肉反射テストを用い、クライアントの思考パターンがどの思い込みのレベルに存在するのかを確認します。
思考パターンの置き換え
そして、どの思い込みのレベルにその思考パターンが存在しているかが確認できたら、シータヒーラーは
クライアントさんが持っている好ましくない思考パターンが、
〇〇(核、遺伝的、歴史的、魂)のレベルで
引き抜かれ、取り消され、解放されて、
創造主の光へ送られて、
新しい思考パターンに置き換えられること
を創造主に命じます(「コマンドする」と言ったりします)。
「勝手に思考パターンを変えられちゃうの?」
と心配される方もいますが、安心して下さい。
新たに置き換える思考パターンは、相談の上、クライアントさんが決めるものです。
そして、思考パターンを置き換える際は、ちゃんとクライアントさんから許可をもらわなくてはならないことになっています😊
置き換えが完了したら、
また筋肉反射テストを用いて、思考パターンがちゃんと置き換えられたかを確認します。
シータヒーリング®でおこなう思考パターンの置き換えはこういう流れ・手順で行われます。
ご自分の考え方や性格などにお悩みの方は、ぜひ一度シータヒーリング®お試しいただけたらと思います。