ドリームボックス(犬・猫 殺処分機)の実態

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こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
【ドリームボックス】という名前を見聞きされたことはあるでしょうか。


殺処分の方法と現状
保健所で殺処分される犬・猫の数は年々減少していますが、殺処分の方法としては、一室に動物を閉じ込めて二酸化炭素(CO₂)を充満させて窒息死させるやり方が主流です。

☑ 現在では、山口県下関市のように「吸入麻酔剤」による安楽死装置を導入している自治体もあります。
☑ しかしながら、二酸化炭素による殺処分は依然として多くの自治体で続けられています。


ドリームボックスとは
二酸化炭素(CO₂)による殺処分機は【ドリームボックス(夢の箱)】とも称されますが、犬・猫たちは悶え苦しみながら死んでいくことになります。

その残酷な実態について、ペット産業の闇を取材した太田匡彦記者の著書から引用します。

🔍【引用】殺処分の現場から(『犬を殺すのは誰か ペット流通の闇』太田匡彦著 朝日文庫、p.86〜88より)

「飼い主に捨てられた犬にはどんな運命が待っているのか。
別の日、関東地方のある自治体で、殺処分の様子を取材した。

午前9時30分、いつものように犬舎の壁が動き始め、この日は柴犬やビーグルなど9匹の犬が殺処分機に追い込まれた。

殺処分機の広さは約3立方メートル。うっすらと明かりがともっている。
そのなかを、犬たちは所在なげにうろうろとし、何匹かは側面にある小窓から外の様子をうかがう。

殺処分機の入り口が閉じられると、すぐに二酸化炭素ガスの注入が始まる。
犬たちはまずガタガタと震え、息づかいが荒くなる。
濃度メーターの数値が上がるにつれ、犬たちは次第に頭を下げ、1分ほどで立てなくなって倒れていく。
酸素を吸おうと、大きく口を開ける動作をする犬もいた。
顔を上げようとする犬もいたが、注入開始から10分後にはその動きも止まり、犬たちは目を見開いたまま絶命していた。

恐らく、自分の身に何が起こったかもわからず、なぜこんな目に遭うのかも知らないまま、命を落としたのだろう。
殺された犬たちの多くは、飼い主の事情で捨てられたのである。」
(引用終了)


殺処分を巡る現実と課題
・ 予算の制約
・ 保健所職員の安全確保
などの理由から、やむを得ずドリームボックスが使われ続けている現実があります。

しかしながら、下関市のように先進的な代替措置を導入している自治体もあることを考えると、このような非人道的な装置は一刻も早く廃止されるべきです。


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