〜中学生になった愛息子との闘いの記録〜②
ある日の喧嘩で息子から、
『俺のため、俺のためっていうけど、本当は自分のためやろ?!
自分が嫌な思いをしたくないけん、言いよるんやろ!!』
こう言われた一言があまりにも図星で恥ずかしかった。
本当にそうだった。
子供のためといいながら、本当は、自分が親としてちゃんとしていないと
周りに責められたくなかっただけだった。
宿題を忘れずにちゃんとさせてきたことも、
学校を遅刻させないようにしてきたことも、
お友達と仲良くするように教えてきたことも、
きっとその他のことも全部...
私という人間がちゃんとしっかりしている人間なんだと
誰かに認めてもらいたくて、
私が私の中のコンプレックスを解消したいがために、
ずっと子供のことを利用してきていたんだということに
初めて気付かされた。
息子からのこの一言にはかなり傷ついた。
全てを見透かされたように感じ、
とても恥ずかしかった。
でも、私以上に傷ついていたのは息子のほう。
息子はきっと、すごく勇気を出して私に言ってくれたはず。
そう思った瞬間、
知らず知らずのうちに息子のことを
コントロールしようとしてしまっていたこと、
まずはそのことを素直に息子に謝ることからやってみた。
私なりに、必死に、良い子に育てなきゃ!と思って
やっていただけだったということ、
でもそれは間違いだったということに気づかせてくれたこと、
これからはもっと息子の気持ちに寄り添うようにしていこうと
思っていることなど、私なりの言葉で伝えた。
そして、もう決して手をあげないこと、
どんな時でも、出来るだけ冷静になって言葉で伝えるようにすることを
息子と約束した。
息子は静かに『うん、わかった』と返事した。
この日以降、息子も私に手をあげてくることは無くなった。