いま、僕はこれまでにないほど、ワクワクしています。というのも、これまでインターネットの登場やそのほかの刺激的なムーブメントなど
さまざまな事柄に出会ってきましたが、
新たなテクノロジーによって歴史的な大転換が起ころうとしているからです。
最近web3、メタバース、NFTという言葉を耳にする機会が増えました。
一部のテクノロジー好きの人たちの間で盛り上がっているだけで、自分には関係のない話、
そんなふうに思っている人も多いかもしれません。インターネットも最初はそうでした。
僕は長年、インターネット事業への投資に携わり、Twitterなどネットベンチャー企業の事業展開、育成も数多く支援してきました。
1984年頃からモデムを使い、インターネットに親しんできた僕は、おそらく、ITの歴史をつぶさにみてきた数少ない日本人のひとりではないかと思います。
1990年代初頭の段階では、インターネットについて話している人は、僕の周りでもほんの一握りでした。
それがいまでは、誰もが片手に収まる端末を操り、常時インターネットに接続しているのが当たり前になっています。
インターネットが誕生して、約半世紀。
世の中に普及して20年余り。
ほとんどの人にとって、インターネットなしの生活はもはや、考えられないでしょう。
web3、メタバース、NFTも、そうなっていく可能性が高い。これがない時代があったなんて信じられない、これをつかいこなせない人はすごく困る
というほどの劇的な変化が、いま、新たにおころうとしているのです。
働き方、文化、アイデンティティ、教育、民主主義、大変化の波は、あらゆる領域に及びます。
だれも逃れることはできません。
その変化は一体どのようなものか?
それを分かりやすく解説してくれている。
今後の組織の在り方は、非中央集権的という方向性をふたたびめざすことになった。
それはDAOという形で、表されます。皆さんにとって特にインパクトをが大きく、新しい組織形態によってガバナンス、仕事、働き方のかたちを根底から変える可能性があるものです、
それはティールのような、分散型自立組織です。
この形態では、経営者→従業員といった上位下達ではなく、何ごともメンバー全員参加のもとで直接民主主義てに決められます。
会社組織に取って代わるだけでなく、地方行政、さらには国の行政でも、このまったく新しいDAO的ガバナンスがとられる日がくるかもしれません。
すなわち、これによりweb3の文脈にバーチャルと現実的ご重なったのです。
人間が己の身体性や属性から解放され、時空を超えてコミュニケーションできる場です。
これが当たり前になることで、僕たちのアイデンティティなコミュニケーションに大きな変化が起こることは確実です。
年間100冊以上読書を通じてお勧めする一冊
テクノロジーが 予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる
伊藤 穰一著より引用です。