何もしてない時間が、生きている時間

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何もしない時間は、もったいない時間。
何もしない時間に罪悪感がある…

そう感じている方はとても多いです。
でも、それは違います。

何もしてない時間にしか、気づけないこともたくさんあります。


家事も含めて、
朝から晩までお仕事をしている。
これはとても危険です。
大切なメッセージが、
まったく受け取れなくなってしまうからです。


「本当は休みたい、
でもやらなくちゃ行けないんです!」

そう怒られてしまうかもしれません。

でも、本当にそうですか?
あなたの決まり事を守りたいから、
そうしているだけではありませんか?


子供の頃、同級生に2人の女の子の友人がいました。

AちゃんもBちゃんも母子家庭で、
お母さんが外に出て働いていました。

Aちゃんはいつも流行りのステキなお洋服を着ていて、お母さんもキャリアウーマンといった感じの洗礼された雰囲気のとてもキレイなお母さんでした。
でもAちゃんのお母さんは二つのお仕事を掛け持ちしていて、夜も寝てから帰ってくるほど忙しく、Aちゃんは寂しさからよく嘘をついていました。

Bちゃんのお母さんもお外でお仕事をしていましたが、夕方には帰ってきて、土日もお休みで一緒にいてくれるお母さん。
でも、近所の人からは、
「お金に困っているようね。
いつもおなじ格好だし…」とうわさされていました。
たしかにBちゃんのお母さんは、いつもラフな格好でした。
ただ、子供の目からみたらBちゃんのお母さんはいつもとっても優しくて、笑っていて、心に余裕あるから会うといつも安心できました。そして、お化粧もしていないけど、とても美しかったのを覚えています。

Bちゃんもいつも笑顔で楽しそうで、一緒にいるのがとても心地よかったです。
生活は貧乏ではあるけれど、心は豊かでした。

Aちゃんのお母さんは、「ちゃんとしてると見られたいから、必死でがんばる。」

Bちゃんのお母さんは、「何もしない時間を勇気を持って作ることをがんばる。」

どちらも子のためにがんばっているのに、
どちらの子が将来、楽に幸せになれるのかは、明らかです。


仕事をし過ぎると、大切なものに気づけません。
あっという間に、時は過ぎていきます。

それがどんなに好きな仕事でも。

「お金を稼ぐことを止める時間が、本当に生きている時間だ」と、
ウルグアイの元大統領、ムヒカさんが働きすぎの日本人に向けてのメッセージを出しています。


どうか恐れずに、何もしない時間を定期的に作ってください。

少ない物やお金で暮らしていけることを知ると、本当の安心感に必ず辿り着きます。

人にどう見られようと、それは一瞬の事です。
その一瞬の評価のために、無理をするのはやめましょう。

あなたが本当に心から豊かになれば、
同じ想いを持ったパートナーや友人が、知らない間にそばにいてくれるようになります。

そう、そのための1番の近道は、
何もしない時間を作ることです。

うまくいかないと感じているあなたの、
心からの幸せを、
全力でお手伝いします。

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