あなたのためを思って

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人のアドバイスは蔑ろにしてはいけません。
でも全員があなたのことを思って
言ってくれているわけでもありません。

前回のブログでこう書きました。

もちろんあなたの心に寄り添い
アドバイスしてくれる人もいるでしょう。
でもたまにいませんか?
求めていないのにアドバイスしてくる人や
何を言っても否定してくる人。

そして浮かない顔していると
「あなたのために言ってるのよ」
「あなたのことを思って。。。」
だいたいこう言ってくるんです。


親御さんに言われることも少なくないようです。

愛しい自分のこどもだから
いらない失敗はしてほしくない、
傷ついてほしくないという気持ちが生まれ
ついついそう言ってしまったり
失敗しないように先回りしてしまったり…。

それを愛や優しさだと言う方がいますが
私はそうは思いません。
失敗してほしくない、傷ついてほしくない
その気持ちは親の気持ちであって
こどもの気持ちではありません。
きつい言い方になってしまいますが
失敗して、立ち上がって、学ぶという
大切な経験を奪っているのです。


「そんな夢みたいなこと言って…」
→あなたには無理だわ

「失敗したらどうするの?」
→失敗したらこっちが恥ずかしいのよ
→お金と時間の無駄じゃない

「いいから聞いていればいいんだ」
→お前をコントロールしてるのは俺だ

相手の言葉にこんな気持ちが入っていると
感じたことはありませんか?
自分を否定された気持ちになりますよね。

特に金銭面など相手の助けが必要な場合なら
もう絶望…ですよね。

プラスな気持ちよりマイナスな
ネガティブな気持ちの方が伝染しやすく、
失敗を恐れている人のそばにいると
自分の中に『失敗』に対する恐怖心が
どんどん芽生えてきます。


「失敗してもいいんだよ」
「失敗したらまたその時考えよう」
「なにがあっても味方だよ」
と親に言ってもらえたら。。。
「俺が尻ぬぐいしてやるから思い切りやれ」
と上司に言ってもらえたら。。。

でも残念ながら身内であっても
相手の気持ちや考え方は
簡単に変えることはできません。


心配だからダメと言われたら
何に対して心配なのか聞いて
心配かけないように行動してみる。

だらしないからダメと言われたら
生活習慣かを変えてみる。

無駄遣いが多いからダメと言われたら
お金の遣い方を考え直してみる。

口ばっかりで何も続かないと言われたら
やりたいことばかりではなく
苦手なことを頑張って続けてみる。


相手がどんな理由で反対しているのかによって
アプローチの仕方が変わると思いますが
相手が反対する理由がなくなれば
反対できなくなります。

それでも反対する場合は
あなたではなく相手の事情で
反対しているだけです。
ということは
「あなたのためを思って」
言っているわけではないということ。


その時、あなたはどんな決断をするか。。。
あなたの人生はあなただけのものです。



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