『今の僕から・・・』by高橋幸宏

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コラム

『今の僕から・・・』 作詞・作曲・編曲/高橋幸宏


目覚めの窓辺に 僕はふと想う
やさしい今日の 今を

緑と目にしむ 風が入り込む
遠い 夢を つれて・・・

☆遥かな 心の奥にゆれてる
朝の雫に濡れた
なつかしい ひとこま

ひとり 夕暮れに 君は考える
静かな今日の 今を

流れる浮雲は 時のなすまま
ふわり 君を 過ぎてく・・・

いつしか 見なれた街についたら
彼に伝えておくれ
今の僕のことを

ある日 夜ふけに 君は考えた
未来の 君のことを

何処かで まだ見ぬ人に出会う
きっと 素晴らしい世界
僕を 待ってる筈

やがて 気がつくと 君は僕になり
同じように 又、 今を見る
出来ればこのまま 変わらすにいてね

突然 目をとじて 僕は思い出す
あの日に 想ったことを

☆repeat

こうしていることに
僕は“アリガトウ”を・・・
見知らぬ人にも なつかしい人にも
悲しい夜にも うれしい朝にも

目覚めの窓辺に 僕はふと想う
やさしい 今日の 今を・・・


1986年に発売された8枚目のソロアルバム「...Only When I Laugh」に収録。

過去の自分が未来の自分のことを考えている、
そしてまた今の自分が過去の自分を考えている
そんな様子を描いているもので、
未来の自分に向けてエールを送っている曲なんだとか。
(゚д゚)(。_。)ウンうん

当時この曲を聴いても今一つピンとこなかったのですが、
歳を重ねた今聴いてみると当時は感じられなかったものが
感じられるようになりました。
大人になりました(^^)

幸宏さんは昨年末から容体が悪化していたようで、誤嚥性肺炎により
2023年1月11日に旅立たれました。

誤嚥性肺炎は、うまく吞み込むことが出来ず食べ物などが食道ではなく気管に入ってしまうため、肺炎を引き起こしてしまうとても恐ろしいものです。
体が弱っている方や年配の方が発症することが多いので、
ご家族の方にそのような方がいらっしゃる場合は、
気を付けてあげてくださいね。

YMO(イエロ・ーマジック・オーケストラ)のドラマーであり、ボーカルであり、ギター、キーボードも担当していた幸宏さん。

音楽プロデューサー、シンガーソングライターなど音楽の分野で活動するほか、ファッションデザイナー、文筆家として、幅広い才能を持つアーティストでもありました。

高校生の頃からスタジオミュージシャンとして活動しており、
サディスティック・ミカ・バンドなどを経て坂本龍一さんや細野晴臣さんと
YMOを結成し、あの伝説的な曲『RYDEEN』の作曲も手がけました(^^)

ライディーンには少し面白いエピソードがあるのでご紹介しますね。

元々のタイトルは江戸時代後期に実在した「雷電為右衛門(らいでんためえもん)」という力士から「雷電」としていたのですが、細野さんが
「アメリカで『勇者ライディーン』っていうアニメがヒットしてるらしい」(日本でも人気のアニメでした)という情報を持ち込み
「じゃあ、『ライディーン』にしちゃおう」と現在のタイトルに決定したそうです(^^♪
※アニメのライディーンと曲名のライディーンでは綴りが異なるそうです。

さらに、この曲は黒澤明監督が「スターウォーズ」の映画を撮ったらどうなる?という発想からできたようで。

曲中にインベーダーゲームのような戦闘ゲームの効果音や騎馬隊のような馬のひづめの音が入るのはそのためらしいですよ。

個人的な思い出としては、YMOは三色ねこが中学生の頃大人気で、
中でもライディーンは知らない人がいないほどでした。

当時はディスコでもよくかけられていたようで、
竹の子族(若者諸君!ついて来てね♪)の影響もあり、
みんなで同じ振り付けをカッコよく踊るのが流行っていました。

高校生や大学生の兄弟、姉妹がいる友人が振付けを教えてもらい、
覚えてきたものを休み時間やお昼休み、放課後と、
とにかくみんなで踊っていました(めちゃくちゃ踊る♪笑)

ちなみに当時ディスコで流行っていた曲は他にも

ジンギスカンの「ジンギスカン」や「ハッチは大冒険」、
ブロンディの「コールミー」、
アラベスクの「恋にメリーゴーランド」などがあります。

ABBAの「ダンシングクイーン」なども少し前のヒット曲にも関わらずよく流れていたそうですよ。

そうそう、意外なところではキャンディーズの「春一番」なんかも!

キャー(≧∇≦)
なつかしいですね~(共感できる方いたら嬉しいです!)


少し前には天才ギタリスト、ジェフ・ベックさんが旅立たれ、
そしてまた多方面で多彩な才能を発揮した幸宏さんが旅立ってしまいました。

まさか三人の中で一番先に逝ってしまうなんて・・・。
さみしいな・・・。

ご冥福をお祈りいたします。

☆トップの画像は幸宏さんの1983年に発売された
「T・E・N・Tレーベル」時代のベストアルバム
『THE BEST WAY』です。
ライナーノーツは高野寛(虹の都へ、ベステンダンク、知ってる?)さんが
書いています♪

三色ねこは「仕事を終えたぼくたちは」という曲も好きです♡

「愛はいつの日にも そこにあるものだった
見えなくなりはじめて 慌てて抱きしめても
君の笑顔は ガラスの向こう側」

という歌詞に思わずうなってしまう(^^♪


突然ですが、別々の道を歩き出す仲間や知人との別れ、大好きなアーティストとのお別れなどで心に大きな穴があいてしまうこと、無いですか?
心のブレーカーが落ちて真っ暗になってしまうこと、ありませんか?
停電状態で真っ暗闇の中、迷子になったときは三色ねこを思い出してくださいね。
一緒に出口を探して歩きます。

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このブログ記事は私が学んだことや感じたこと、体験したことや思っていることなどを出来るだけ素直な気持ちで自由に書かせていただいています。

この記事を読んでくれたあなたにほんの少しでも笑顔が増えますように。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

三色ねこ@上級心理カウンセラーでした=^_^=

参照・参考資料:Wikipedia

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