結果オーライ

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コラム
今の職場に勤めて早7カ月が過ぎた。
入った頃は晩秋で日に日に寒くなる時期だった。

ネットで見つけた求人に応募し採用され入社した。
面接を受け数日中に結果を知らせるとのことだったが、
翌日に採用の知らせがきた。

それに伴い、作業服のサイズを聞かれたり
病院で健康診断を受けるようにとの指示もあった。
今のご時世、仕方ないのかも知れないが、提出書類の多さにも驚いた。
あまりの展開の速さに正直戸惑った。

最初の頃はまだ在職中で、仕事の休みの日ごとに出勤していた。
前任者は月末で退職するので、教えてもらう期間は賞味10日もない。仕事の手順を習うたびにノートに書いて頭を整理した。
見習いとして側にいる分にはいいが、一人で任されることを考えると
不安でたまらなかった。

残り2、3日となる頃には漠然とした不安が恐怖に変わっていた。
前任者がいなくなったあとのことを想像するだけで心が重くなった。
その気持ちを伝えるために時間を作ってもらい、
面接担当だった2人に聞いてもらった。

私が一人で対応できないなどの理由で
辞めることになるんだったら、今のうちに辞めて
違う人を雇った方がいいのではないか?

すぐに辞めることになったら、作業服や健康診断などの
お金を遣わせてしまい申し訳ないと伝えた。

本音はいますぐにでも辞めたいと思っていたが
それは言えなかった。
思っていることをすべて言えたわけではないが、
気持ちが少し楽になった。

結局「なんとかがんばっていきましょう」という流れで
終わった。

その頃は家にいるとスマホで「退職代行」や
「内定された会社をすぐに退職」などと検索ばかりしていた。

内定されるまでは条件のいい求人はあまりなかったのに、
後になってからいくつもみつけた。
皮肉なものだ。

そんな悶々とした気持ちを抱えながらも
なんとか仕事に行っていた。
入った頃は閑散期だったが、12月になると忙しくなってきた。
そのころには最初の不安感は徐々に薄れていった。
目の前の仕事に追われ、それどころではなくなっていたからだ。

年が改まり1月になるとますます忙しくなった。
日によって波があったが、5月のゴールデンウイーク頃まで続いた。

今はまた閑散期になった。
最初の頃は時間があると心配ばかりしていたが
最近は落ち着いて状況を見る余裕がある。

振り返って言えることは、あの時辞めずにがんばってよかった。
の一言に尽きる。
現在の自分が過去に戻ることができたら、
「大丈夫だよ」と優しく声をかけ
抱きしめてあげたいと心から思う。





















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