トレードしていて、
こんなこと思ったことありませんか?
「なんで俺が買った瞬間に落ちるんだよ…」
私、これを100回以上経験しています(笑)
レンジを見ていて、
「お、上に抜けた!」と思ってロング。
直後に急落して損切り。
「運が悪かった」って、
その時は思うんですよね。
でも違ったんです。
運じゃなくて、明確な"理由"があったんですよ。
今日は、その理由を解き明かす
「流動性(Liquidity)」の話をします。
これが分かると、チャートの見え方が本当に変わりますよ。
私の「損切りされまくり時代」
恥ずかしい話ですが、トレードを始めて数年間、
私はずっと同じパターンで負けていました。
レンジを見ている高値を抜けた
「チャンス!」と思ってロング
数分後、急落「え、なんで?」
損切り「また運が悪かった…」
このループです。
特にひどかったのが、
明け方の時間帯。
「よし、抜けた!」って思って入ると、
必ずと言っていいほど逆行するんですよね。
当時は、「相場が読めない自分が悪い」って思っていました。
でも今なら分かります。相場が読めなかったんじゃなくて、
「流動性」っていう概念を
知らなかっただけだったんですよ。
「流動性」って何?
流動性を一言で説明すると、
「注文が溜まっている場所」のことです。
もっと具体的に言うと、
損切り注文とか逆指値注文が
集中しているポイントですね。
で、面白いことに気づいたんです。
価格って、この「注文の溜まってるところ」を取りに行くように
動くことがあるんですよ。
なぜかというと、
大口投資家が大きなポジションを作るには、
反対側の注文が大量に必要だからなんですよね。
例えば、機関投資家が大量に買いたいとき。
誰かの売り注文が必要になります。
その「売り注文の塊」があるのが、
流動性が溜まっている場所なんです。
だから価格はそこに向かいやすい。
これが、ICTの基本的な考え方なんですよ。
初めて「流動性」を意識したチャート
具体的な体験談を一つ。
ある日、ユーロドルの1時間足を見ていました。
レンジが続いていて、
高値が1.0850くらい。
で、価格が1.0860まで上昇したんです。
以前の私なら、間違いなくここでロングしていました。
「抜けた!買いだ!」って。
でもこの時、
私はICTを学び始めていたの
ちょっと立ち止まって考えたんです。
「待てよ。高値の上には、
ショートポジションの損切りが溜まっているはずだ」
ということは、
ここを抜けたら損切りが発動して、
「買い注文が大量に出る」
「その注文を"燃料"にして、大口が売りポジションを作るかもしれない」
そう思って待っていたら、
案の定でした。
価格は1.0860を抜けた後、
一瞬だけ上昇して、すぐに急落し始めたんです。
「これか!」
その瞬間、これまでの負けトレードが
全部つながりましたね。
「俺の損切りが"使われていた"のか」って。ゾッとしましたが、
同時に希望も見えました。
「この構造を理解すれば、狩られる側じゃなくて待つ側に回れるんだ」って。
流動性が溜まりやすい4つの場所
実際のチャートで、流動性が溜まりやすい場所は主に4つあります。
私が普段チェックしているポイントをシェアしますね。
場所1
直近の高値
高値の上には、
ショートポジションを持っている人の
損切り注文(Buy Stop)がたくさん置かれているんですよね。
「高値を抜けたら損切り」って
設定している人が多いんです。
価格が高値を抜けると、その損切りが一斉に約定します。
つまり「買い注文」が大量に発生するわけです。
大口が売りたいときは、この買い注文を"燃料"として
利用できるんですよ。
場所2
直近の安値
これは高値と逆のパターンですね。
安値の下には、ロングポジションを持っている人の
損切り注文(Sell Stop)が溜まっています。
安値を割ると売り注文が噴出するので、
大口が買いたいときにはここを狙うことがあるんです。
私も何度もやられました(笑)
場所3
キリ番(ラウンドナンバー)
150.000とか1.10000みたいな、切りのいい数字のことですね。
人間って心理的に、こういう切りのいい数字に注文を置きがちなんですよ。
「150.000で利確しよう」
「1.10000で損切りしよう」
みたいな感じですね。
だからキリ番付近は流動性が厚くなりやすいんです。
場所4
レンジの上限・下限
レンジ相場が続くほど、上限と下限に損切り注文が積み上がっていきます。
「抜けたらついていこう」という逆指値注文も溜まりやすいです。
だからレンジをブレイクした直後に
"ダマシ"が起きやすいんですよね。
私が一番やられたパターンです(笑)
「ストップ狩り」の正体
ICTでは、「Liquidity Sweep(流動性の掃除)」という
言葉がよく使われます。
いわゆる「ストップ狩り」に近い概念なんですが、
これは陰謀論じゃないんですよ。
市場の構造として、当たり前に起きていることなんです。
実際に私が経験した例を一つ。
ドル円の4時間足で、レンジが続いていました。
高値が151.500。
何度も止められているポイントです。
で、ある日の朝、価格が151.600まで上昇したんです。
「よし、抜けた!」
以前の私なら、ここで飛び乗っていました。
でもこの時は、流動性を意識していたので待ったんですよね。
「高値の上の損切りを取りに行っただけかもしれない」
そう思って観察していたら、
案の定でした。価格は151.600を付けた後、
一気に150.800まで急落したんです。
100ピップス以上の下落ですよ。
この動きで、高値ブレイクで飛び乗った人は全員やられちゃったわけです。
同時に、ショートポジションを持っていた人の損切りも巻き込まれます。
その「注文の塊」を吸収してから、本命の方向(この場合は下)へ
動いたんですよね。
これがSweepの正体なんです。
この動きを知らないと、「運が悪かった」で終わってしまいます。
でも知っていれば、「ああ、流動性を取りに行ったんだな」って
見えるようになるんですよ。
ここでチャートの解像度が変わる瞬間ですね。
実際に使っている見つけ方
今、私がどうやって流動性を見つけているか、実際の手順を公開します。
ステップ1
上位足(日足、4時間足)を開く
まずは大きな流れを見ます。
ステップ2
目立つ高値安値を探す
何度も止められたポイント、
誰が見ても「ここ重要だよね」って思う場所を探します。
ステップ3
「ここを抜けたら損切りが溜まってるな」って場所を特定する
高値の上、安値の下、キリ番付近、レンジの上下限。
この4つを中心にチェックします。
ステップ4
価格がそこに向かうのを待つ
すぐには入りません。
流動性を取りに行くのを待ちます。
ステップ5
抜けた後の動きを観察する
抜けただけでは入らないんです。
その後、MSSが出るか確認します。
ステップ6
MSSが確認できたら、
OBまで戻るのを待つ
ここで初めて、エントリーの準備をします。
この手順を踏むだけで、負けが本当に減りましたね。
よくある失敗パターン
流動性を学んでも、最初はこんな失敗をしがちです。
私も全部やりました(笑)
失敗1
全部の高値安値を流動性だと思っちゃう
細かい高値安値まで全部チェックすると、逆に混乱するんですよね。
目立つポイントだけに絞った方がいいです。
失敗2
「抜けた=即エントリー」しちゃうこれが一番多い失敗ですね。
抜けただけでは入らないんです。
その後の動きを見る。
この確認が命なんですよ。
失敗3
下位足だけで判断しちゃう
5分足とか15分足だけ見ていると、ダマシが多すぎて混乱します。
最初は4時間足以上で
見た方がいいですね。
まとめ
流動性とは、「注文が溜まっている場所」のことです。
狙われやすいのは主に4つ。
直近高値
直近安値
キリ番
レンジの上限下限
「なんで自分が買った瞬間に落ちるんだ」って思ったことありませんか?
その答えが、まさにここにあるんです。
私も、流動性を理解するまでは、何度も同じ失敗を繰り返していました。
でも今は違います。
「ああ、ここに流動性があるな」
「これを取りに行くかもしれないな」
そう考えられるようになったんですよね。
次の記事では、
MSS(Market Structure Shift)について解説していきます。
「流動性を取った後、どうやって反転を確認するのか」
「どのタイミングで入ればいいのか」
ここが分かると、
"待つ側"のトレードが組み立てられるようになりますよ。
楽しみにしていてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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