【自分を知ろうⅡ】You are You 理解できていますか?

記事
学び
上級心理カウンセラー❁悠です。

前記事の続きで、まず【自分を知る】ということが、いかに大切かということを伝えていきたいと思い、改めて自分自身を見つめなおしてみてください。

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思考傾向があなたの「気分」や「感情」を変える!

思考傾向とは、「考え方の癖」のようなものです。
例えば、朝出かけようとした時に靴ひもが切れたとします。その時あなたはどのように考えますか?
「古くなっていたのかな?」とあまり気に留めない人もいると思いますが「今日は気分を変えて違う靴で行こう!」とプラスに捉え、いつもとは違う気分を楽しむ人もいます。そして中には「何か悪いことが起こる前兆では・・?」と必要以上に不安になる人もいるでしょう。
 このように、靴ひもが切れるという同じ事象でも、知らず知らずのうちに考え方の癖(思考傾向)を通じて、最終的に生じてくる気分や感情は大きく変わってくるのです。
自己理解を深めていくために、あなたの思考傾向を理解しよう!


●次の場面に出くわしたとき、A・Bのうち、あなたの考えに近い回答を
①お気に入りのコップにヒビが・・・
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A「仕方ないか!新しいのを買おう!」
B「急に壊れるなんて・・・
  何か悪いことが起こる前兆では・・・」

②占いを見ると結果が最悪
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A「たかが占い!気にしない!」
B「事故にあったらいけないから、
  今日は1日家にいよう・・・」

③出かけようとしたら傘の骨が折れていた

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A「形あるものは壊れて当然!違う傘でいいや!」
B「どうして壊れたんだろう・・落ち込むな・・」

④仕事でミスをした

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A「たまにはミスもあるよ!」
B「こんなミスをするなんて・・。」
 「なんてダメなんだろう・・。」

⑤友達に誘いを断られた

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A「そっか!また今度誘ってみよう!」
B「私のこと嫌いなのかな・・?」

思考傾向診断結果

●まずAを多く選んだあなたは「プラス思考傾向タイプ」です。
一般的にプラス思考の人は、「良い思考の持ち主」と捉えられています。このタイプの人は、気分転換が上手だったり、なんでも前向きに考えることができるので、ストレスが溜まりにくく、心の健康度を高く保つことができます。
 しかしながら、プラス思考には大きな落とし穴があります。プラス思考があまりに強い場合(すべてAを選んだ場合)、物事をあまり深く考えずに行動してしまう傾向があります。軽率な言動が失敗を招いたり、周囲を注意深く見ようとせずに、暴走して他者から反感を買うなどのトラブルが起きやすい状況かもしれません。
あまりにプラス思考傾向が強い場合には、周りをよく見て、暴走しないように心がけるなど、少し他者の意見を聞き入れるようにする姿勢が大切です。

●一方、Bを多く選んだあなたは「マイナス思考タイプ」です。
マイナス思考傾向が強い人は、クヨクヨ悩んだり、自分の殻に閉じこもってしまう傾向があるので、周囲からあまり良い評価を得られません。マイナス思考傾向が強いと、必要以上に考え込んでしまったり、つい悪い方向に考えてしまったりして、結果的に自分の考えに苦しんでしまいがちです。
 そして、マイナス思考傾向が強い人は、なんでもない情報を悪く捉える傾向があります。この傾向は、何気ない出来事や、他者の悪意のない行動に対しても、過敏にマイナス思考をフル回転させ「あの人は私に対して嫌がらせをしているんじゃないか?」と、イライラしたり落ち込んだりしてしまいます。そのためどうしてもストレスが溜まりやすくなってしまうのです。
しかし、マイナス思考がすべて悪いというわけではありません。マイナス思考の人は、とても敏感で、慎重に物事を進めるので、心ない人に利用されたり、人に騙されるということは少ないでしょう。大きな失敗体験に苦しむことも少ないかもしれません。
とはいえ、マイナス思考に囚われ、自分の考えの呪縛から抜け出せないほど、マイナス思考が強い場合(すべてBを選んだ場合)、自分がマイナス思考に走りやすいタイプだということをしっかりと認識した方が良いでしょう。マイナス思考に囚われ、考え込みそうな時に、自分に合った気分転換の方法を編み出すなど、自分を必要以上に苦しめない対策を練っておくことが必要です。

●最後にA・Bが2:3か3:2だった場合には、プラス思考マイナス思考がバランス良く出てくるタイプです。
偏りがなく、比較的自分で精神的安定を取り戻すことができるでしょう。

✅POINT!
大切なのはプラス思考、マイナス思考の「良い点」「悪い点」の両方を正確に理解すること!あなたの思考傾向(考え方の癖)もしっかりと理解しておきましょう。
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私たち人間は「社交的動物」です。

自分の居場所を見つけ、周りの人から必要とされ、愛情が溢れる環境で時を過ごすことを望むのは、人間として当然の欲求とも言えるのです。
この欲求を満たすには、人間関係を上手く築くための力が必要となる為にも
考え方を理解していきましょう。


◇◆関係構築スキル診断◆◇

A・B・Cのうちどの考えがあなたの考えに近いかを検討しお答えください。

①お土産をもらう

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A「わぁ、ありがとう!ラッキー!」
B「そんな悪いよ・・・。」
C「ありがとう!今度温泉に行くんだぁ。お土産楽しみにしといてね!」

②友人を待たせる

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A「じゃ、待ってて!」
B「悪いから、先に行ってて!」
C「ありがとう!急いで行ってくるから!」

③ご馳走してもらう

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A「ラッキー!お昼ご飯代が浮いた!」
B「いや、割り勘にしよう!」
C「ありがとう!じゃ、今度はご馳走させてね!」

④仕事を手伝ってもらう

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A「やった!面倒が手から離れた!」
B「いやいや。自分でやるよ。」
C「ありがとう。今度何か困ったら、絶対ヘルプするから!お願いします。」

関係構築診断結果

●まず、Aを多く選んだあなたは「期待不認知タイプ」です
あなたは、他者の好意を喜んで受け取り、素直に気持ちを表現する力を持っています。他者から見れば、あなたの喜ぶ姿はとても嬉しいもので、その場ではとても良い関係が築けるでしょう。
 しかし、いつも相手の行為に甘えているばかりで、他者の好意を受け取ることに偏ってしまうと「ずうずうしい人」という、マイナスなイメージを持たされてしまうこともあります。
他者からの好意を受け取るばかりではなく、その好意に対して誠意を見せることも、豊かな人間関係を築く上でとても重要なやり取りですので、意識しておきましょう。

●続いて、Bを多く選んだあなたは「期待負荷タイプ」です。
他者から何かをもらう、他者の好意に甘えるという行為は、今後の人間関係の親密度、関係性に大きな影響を与えます。あなたは、他者からの期待に対して、重荷と感じやすい傾向を持っている可能性があります。
期待負荷タイプの人は、人から何かしてもらうと、確実に何かを返そうと、一生懸命努力をします。律儀でとても良い人です。
 しかし、なんらかの要因で、その期待に応えられないと「自分はダメな人間だ・・。」と自分を責めてしまうこともあります。誰かに何かをしてもらうと、後にとても大きなストレスを抱えるかもしれないという不安を抱くことになるので、注意も必要です。
このタイプの人は、期待に応えようと過敏に抱え込むことを止め「人間関係を豊かにするため。」という前提で、おごったりおごられたりの関係を楽しむ姿勢が大切です。
この姿勢が定着すると、あなたの人間関係はより豊かに進展し、期待に対して過敏なストレスを感じることも減ってくることでしょう。

●そして最後、Cを選んだあなたは「期待受容タイプ」です。
あなたは、人とのつながりを求め、そのつながりえお大切にする力を持つ、関係構築スキルが高い人です。他者からの期待に対して、重荷ではなく喜びを感じていることでしょう。周囲からの期待に応えられることに、誇りと喜びを感じられるので、マイナス思考に囚われることも少なく、ストレスをプラスの方向に転じさせる力もあります。
 その時の関係だけでなく、後の関係性を強める働きかけもできているので、その姿勢を大切に人と関わっていくとうにしましょう!

✅POINT!
「期待受容タイプ」は関係構築スキルが高い!「期待受容タイプ」を目指して、人間関係を上手く築いていきましょう

「性格」が身体に影響を与える?

私たちはみんな、個性を持っています。
せかせかしたした落ち着きのない性格、おっとりした性格、自分の殻に閉じこもりやすい性格など、いろいろな個性がありますが、それぞれの性格が「身体」に影響を与えるということはあまり知られていません。
性格的な傾が身体に影響を与えるという視点は、非常にわかりやすく、問題行動を改善する時にも役立ちます!

あなたの性格傾向について自己理解を深めていきましょう!
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あなたはA・Bどちらの傾向が強い?

質問1 A 攻撃的          or B 温和的

質問2 A 歩く速度が速い      or B 歩く速度がのんびり

質問3 A じっとしているのが苦手  or B じっとしているのは平気

質問4 A 競争が好き        or B 争いごとは苦手

質問5 A 愚痴や泣き言を言うのは嫌いor B つい愚痴ったり甘えたりする

質問6 A ちょっとしたことで腹が立つor B あまり気にならない

質問7 A 話すのが速い       or B 話すのが遅い

質問8 A 仕事優先の生活      or B プライベート優先の生活

質問9 A 待つのは苦手       or B 待つのは平気

心筋症や心筋梗塞などの心臓疾患になりやすい傾向を「タイプA」と名づけ。
タイプAとは対照的な性格傾向を「タイプB」と名づけました。

性格傾向結果


●Aの数が多かった人は「タイプA傾向が強い」人です。
タイプA傾向が強い人は、身体的な面では高血圧・高脂血症の傾向が強いと言われております。そして、性格面では競争心が強くて、どちらかというと野心的。精力的に行動し、何事に対しても挑戦的で出世欲があ強い傾向があります
 また、常に時間に追われているような感覚を持っていて、周囲に対して攻撃的な特性もあります。管理職に向くタイプで、仕事ができ、出世もできるでしょう。しかしながら、常にストレスフルな環境にいるため、自分の身体を痛めてしまう可能性があります。心筋症や心筋梗塞などの心臓疾患には注意しておく必要があります。

●一方Bの数が多かった人は「タイプB傾向が強い」人です。
タイプB傾向が強い人は、心臓疾患になる確率は、タイプAの人の2分の1だと言われており、タイプAに比べると心臓疾患を抱えるリスクが低い傾向があります。このタイプは、ストレス耐性が高く、心身の疲れを溜め込みにくい性質を持っています。また、他者を信頼しやすい傾向もあるので、人間関係が非常に豊かで、人との関わりからも幸せを感じることができます。プライベートを大切にするので、仕事でストレスが溜まっても、プライベートに自分の心の居場所を整える力があり、自分自身のストレスコントロールがとても上手なタイプです。

●Aの数が多い人は・・・?
Aの数が7個~8個あった人は、自分で自分を追い込んでしまう傾向があります。自分でも気がつかないうちに、自らストレスの多い生活を作り出している可能性も高いので注意しなければなり気がつかないうちに、自らストレスの多い生活を作り出している可能性も高いので注意しなければなりません。
 そして、一番問題なのは、ストレスを多く受けているにもかかわらず、それに対する自覚ががなく、知らず知らずのうちに身体が傷ついていっているということです。
タイプAの人は、まずは自分がタイプA傾向が強いということに、気づく必要があります。そして、せかせかした日常生活を改め、生活の中にゆとりを作り出すことが大切です。
「ゆっくり歩く」「ゆっくり食べる」ことわ意識的に実行するのも一つの方法ですので、のんびり時間を過ごすように意識づけていきましょう。
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