💎都会にも自然界の動物はたくさんいるのです。
💎動物の見つけ方に方法(要領&コツ)があるのです。
その方法を知れば周りに動物がたくさんいることがわかってきます。
💎都会に動物がいるのに、要領を知らないために、
見えていないという事に!
💎自然観察とは、過去の経験や持っている知識等を総動員して取り組む
知的ゲームでもあるのです。
💜タマチャン騒動(アゴヒゲアザラシ)は、
動物の問題、自然環境の問題を考える上で
いろいろな論点を提供してくれました。
その中から二つのことに絞って論じて見たいと思います。
一つは、「自然界のマナー」です。
自然観察をするにあたって守らなければならない
最も重要なマナーは、それは
「野生動物の生活の邪魔をしない!」という事です。
これは、マナー(礼儀作法)というより、ルールと思ってもらった方が
いいかもしれません。
野生動物の生活を妨害したり、
驚かせたりすると、
二度とそこに戻ってこなくなる可能性があります。
自然の動植物のありのままを見るのが、
自然観察の目的ですから、その観察対象がいなくなっては、
まったく意味がなくなってしまうのです。
野生動物の生活の邪魔をしないためには、
具体的にどうすればいいのでしょう?
それは、
「近づかない!」
「大声を出さない!」
「食べ物を与えない!」という事です。
「近づかない!」「大声を出さない!」は、
野生動物を驚かせないためのマナーです。
「遠くから静かに見守る!」というのが、正しい観察方法なのです。
それでも、もっと近くで見たい、写真をとりたいという場合は
物陰に隠れたり、体を小さくしたりして、
動物が警戒しないようにゆっくりと近づくようにしなければなりません。
ただし、動物に近づくということは、
動物に与える精神的ストレスを増大することになるので、
決して進められることではありません。
逆に、人間がじっとしていると向こうから接近してくることもあります。
この場合は、あえて人間が逃げる必要はなく、
その幸運を堪能しても構いませんが、そのかわり、
なるべく体を動かさず、声も立てずに、
とにかくじっとしていなければなりません。
マナーの視点から、
一連のタマちゃん騒動を振り返ってみると
毎日のように岸ぎりぎりまで大勢詰めかけて、
大声で何やら叫んでいるその行動は、
これらのマナーにことごとく反するものです。
マスコミでは、何も報道されていませんでしたが
「タマちゃんのことを想う会」以外にも
川にエサを投げ込んだ人は大勢いたはずです。
有難いことに荒川では、タマちゃんが現われるようになってから間もなく
付近の河川敷が立ち入り禁止になりました。
距離にして、120メートルと十分なものです。
これならタマちゃんも安心!
立ち入り禁止を設定したのは、ここを管理する荒川上流河川事務所です。
同事務所は、他にも付近で騒がないように呼び掛けたり、
現場を巡視したりしています。
マナーの点でも合格と思っています。
この状態が最初の多摩川の時点から徹底されなかったのが残念です。
こういったマナーの問題は、
誰かが指摘しなければならないことですが
警察や行政にはこういうことがわかる専門家はいません?
マスコミはというと、目の前の現象を追いかけるだけの傍観者ですから
多くは望めません。
将来において珍動物が現われるようなことがあれば
ふたたびタマちゃん騒動に似た事態に発展することは
充分にあり得ることと思います。
同じことが繰り返されないように
上記のマナーを強く新たにという気持ちです。
ちなみに、アザラシやアシカが出現する事件は、
これまでに何度も発生していて珍事件ではないという事です。
タマちゃん以前に大騒ぎにならなかったのは、
たまたまマスコミに注目されなかったからと思っています。
二つ目として、
野生動物にはエサを与えてはいけないということ。
動物にエサを与えることをよいことだと思っている人は、
今だに多いようですが
自然保護の立場からは、絶対に勧められる行為ではありません。
エサやりの最大の問題点は、
一か所に過剰な数の動物が集中してしまって、
さまざまな問題を引き起こすことになってしまうからです。
①衛生上の問題
②”交雑”の恐れ
③特定の動物の増加
④感染症のリスク
⑤栄養の問題
ちなみに都会で暮らす動物の代表としては、
「66」種の動物が存在しているのです。
種別すると、
①鳥類
②コウモリ、ネズミ、モグラ、タヌキ、カエル類
③トカゲ、ヘビ、ヤモリ、カメ類
④チョウ類
⑤セミ、コガネ虫、アメンボ、テントウ虫類
⑥トンボ類
⑦イナゴ、バッタ、カマキリ類
問題点
①衛生上の問題点として!
例えば、繁華街ではハトの糞が問題となっています。
本来の自然環境の中ならば、
糞はやがて分解されてしまいますが、
生息密度が高すぎると分解される前に次の糞が積もるため
いつまでたっても汚れたままになるからです。
②交雑の恐れがあるため!
交雑とは、異なる種の間で子どもができることです。
普通の生活環境ならば、
動物はだいたい同じ種のグループで生活していて
他の種とは一緒にいません。
ところが、いろんな種が集まってくると交雑が起こりやすくなるのです。
例えば、カルガモとコガモの交雑団体は、
東京では珍しくない存在になっているのです。
③特定の動物が増えてしまう!
エサにはどんな動物でも集まるわけではありません。
エサで誘ってもなかなか人間には、近づかない動物もいるのです。
ですから、結果的にエサに集まる動物ばかりが増えてしまうということに。
④感染症のリスク!
生息密度が過剰になると、
感染症が一気に流行するリスクも増えることになるからです。
⑤栄養の問題!
人が与える鳥のエサというのは、
”食パン”や”ふ”だったり、時には”スナック菓子”だったりします。
それらは、栄養や添加物などの問題はないのでしょうか?
野生動物は、自然環境の中にある食べ物を食べるのが自然な姿のはずです。
野生動物というのは、人間がエサを与えなくても生きていくことができる
動物でなのですから。
上記に上げたようなリスクを負ってまで
エサを与える必要はまったくないと思われませんか⁈皆さん!
💜都会においての動物の見つけ方のちょっとしたコツとして!
①芝生の広場に面していて、
昼間は、それなりに人も来るので、鳥が居つくような場所ではありません。
②カワセミ
(空飛ぶ宝石)(俳句のせかいでは夏の季語)(清流の鳥)
(派手な外見)(何年も生き続ける動物)(止まるのは安定した場所)
・生活している場所は水辺。
・群れを作らずかなり広い面積を
つがい(夫婦)幼鳥を含めた家族だけで独占
・魚がいることが第一条件
・繁殖できる場所があるという事
・繁殖して子孫を残せる場所
地面が露出した崖にくちばしで横穴を掘ってその中で子育てをします。
これは、猫やヘビの襲撃を避けるためと考えられています。
・食べ物は、魚
・魚を捉えられる場所によく出現する。(池や川などの水辺)
・魚を狙う場所としては水面近くに伸びた低い木の枝
・岩の上、ヨシの先端に泊まっていることもあり
・杭やロープなどの人工物
③コガモ!
あまり人が来ない道路などから離れている
静かな場所にいるというのが相場です。
それも三面コンクリート張りに!
この両岸には、住宅が並びすぐそばを鉄道が走っています。
コガモにとって最善の生活場所とはとても思えない場所に。
なぜ居るのかは理由不明です。
悪名高い三面コンクリート張りにしては、コガモにとっては
案外住みやすい環境といえるのでは!
④カラス!
狙っているのは、弁当&動物園で飼っている小さな動物たち。
食べ物は、動物のエサを失敬すればいいのです。
そして、巣をつくるための木は、
動物園内、公園内にいくらでも存在するという事。
⑤アオサギ!
水路の底に落ちているペリカンのエサの魚を拾いに来る。
⑥コゲラ!
ギイーッというなきごえ!
日本でもっとも小さいキツツキ。
⑦ハクセキレイ!
建物をねぐらとして利用。
ビルの壁面の一つをねぐらに!
ベランダに巣を作ることも!
あと地面の上、岩場とか!
💎三面コンクリート張りとは!
両面と川底を固めている場所
植物の自生が難しい場所
動物が居つかない場所
💎公園の巡回!で発見して観察できる。
公園とは、樹木の多い憩いの場所でもあります。
💎動物園に動物園が飼っているわけでもない
野生の「サギ」が飼ってに集まってきています、ペンギンの所に!
ペンギンのエサ(アジ)を横取りするために来ているのです。
ペンギンプールでは、1日に2回ペンギンにエサをやっています。
プールに放り投げるエサを狙っているのです。
「ウミネコ」1羽も飛んできます。
ちなみに「サギ」は、木の上に巣を作ります。
💎自宅野鳥観察!
自然となきごえが聞こえてくるはずです。
💎5月「愛鳥週間」=子育てシーズン
若葉が青々と茂っていて見通しが悪いので、
野鳥観察には向かない季節です。
ですから、野鳥観察は、冬にスタートさせるのが最適なのです。
冬には、北からカモ類が渡ってきてにぎやかになります。
水面は、障害物が少なく、
カモ類は体も大きいので観察しやすいのです。
💎生息の条件!
「食べ物」&「繁殖場所」!
①「食べ物」
野鳥の食べ物・植物性の物:木の実、種子、雑草
動物性の物:昆虫、ミミズ
公園のような緑地は、バラエティーに富んだレストラン!
野鳥の小料理屋さん!(雑木林、住宅のせまい庭)
人間の目には、止まらないような小さな種子&虫
そこに動物が居るという事は、すなわち
食べ物が確実にあるという事です。
②「繁殖場所」
野鳥が繁殖のために巣をつくる場所は、
一般的には、「樹木の枝」です。
子育てをする春から夏にかけては、
若葉が生い茂り外部からうまくカムフラージュされます。
そのために、意外と人間には気づかれないものなのです。
人知れず子育てをする野鳥がたくさん都会には言えるという事です。
飛ぶことができる野鳥たちは、
「食べ物」&「繁殖場所」を求めて、自由にあちこち移動できます。
その移動先の一つが都会という事です。
💎鳥の世界では、「巣」と「ねぐら」は別ものになっています。
「巣」は卵を産み、ヒナを育てる場所になっていて、
繁殖期だけしか利用しません。
「ねぐら」は、眠るためだけの場所になっていて
通年通して利用されているところです。
💎「眠る場所」!
生息には、大切な場所です。
たいていの野鳥は、樹木で眠っています。
都会で最も身近な鳥であるスズメのねぐらは、
道路に面した街路樹です。
つまり普通に街中にある場所で眠っているのです。
スズメは、いつも日没の時刻ぴったりにねぐらに戻ってくるのです。
どんな天候の日でもその時刻はずれません。
日没時刻に街路樹を調べて行くと
”チュンチュン”と頭上が騒がしい木が見つかるはずです。
そこがスズメのねぐらです。
大通りに面していても平気でねぐらにしているのです。
また、スズメの子育ての「巣」は、
意外な場所にあるのです。
例えば、住宅の軒下、雨戸の戸袋の中、住宅の隙間、
電柱の変圧器の下の隙間、換気用の穴
春から初夏の時期の住宅地!
何処からか”チュンチュン”という小さななき声が....!
これがスズメのヒナのなきごえです。
そっとして見守りましょう!💜
💜後書きとして!
野生動物の生息場所というと、
緑豊かな場所を想像します。
人間のすぐそばで生活しているものもいます。
「都市」と「野生動物」は、背反する存在ではありません。
「都市」とはさまざまな環境の一形態です。
その環境を選ぶ野生動物も存在するという事です。
「都市」で生活する野鳥たち!
その生息条件は、「食べ物」と「繁殖場所」です。
現実には、「都会には動物が満ちている!」ということに
なっているのです。
野鳥以外にもです!
その主な「虫」さんには、トンボ、セミ、チョウの存在があります。
💜「野鳥さん」そして「虫さん」&皆さんに幸あれ!!!💜