「心の杖」とは?

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 いきなりですみません。今回は「心の杖」についてお話します。

 さて、誰しも「不安」というものは嫌なものでしょう。

 そして人間は生まれた時から様々な形で「不安」が現れます。

 赤ちゃんから幼児期の多くは、「人見知り」という形で「不安」という感覚を覚えていきます。
 そして言葉を覚え始めた3歳ぐらいから「言葉」で表したり、集団生活に慣れ始めた5歳からは「不安」の解消を「」から「友達」へ求めていきます。

 しかし最近は掲示板やSNSなどの普及に伴い、「不安」の解消をずっと「」が担ったり、「親」、「友達」以外の「第三者(カウンセラーなどの専門家)」が担うことが多いようです。

 その「不安」の解消に欠かせないのが「心の杖」なのです。
 具体的には、「安心できるものの分身」として特定のタオルや毛布、ぬいぐるみ(人形)を自分のそばに置いたり、抱きしめたりすることです。共通点は、「(本人にとって)肌ざわりがよいもの」、「愛着が強いもの」のように「心の支えになりやすいもの」です。ぬいぐるみ(人形)の多くが愛嬌のある顔立ちや丸み帯びた形なのも「安心できるものの分身」としてふさわしいからなのかもしれません。

 「心の杖」は心理学の専門用語で「移行対象」というそうです。
 英国の小児科医、ウィニコット先生によって発見されました。

 「家庭」から「社会」へ。その移行期が4歳児で、発達障がいやHSCスペクトラム(繊細っ子)の気質特性が最も顕著に出やすいのも4歳児だそうです。
(私は全く記憶がありませんが、当事者の多くが4歳ごろから気質特性を自覚した人もいます。または自覚とまではいきませんが、4歳ごろから'何かしらの違和感'を覚えた人もいます)

 特に、集団生活に伴う母親との分離などで発生する高ストレスに対処しなくてはいけませんので「母親(父親)の代わりとなるもの」として不安を軽減し、情緒的な安定を図るものとして特定のタオルや毛布、ぬいぐるみ(人形)を移行対象」になります。

 ですので、無理やり取り上げてはいけません。
 「心の杖」は「自分で自分の気持ちを落ち着かせられるもの(癒し:自己治癒)」です。
 そう思うと、一種の「お守り」なのかもしれません。

 そして「心の杖」が不要になる時期も来ますが、発達障がいやHSCスペクトラム(繊細っ子)の場合、大人になっても必要なのかもしれません。
(私も30代過ぎてもぬいぐるみが必要ですし、「ぬい活」のような思春期以降でも「心の杖」としてぬいぐるみ(人形)が活躍しています)
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