短いキャッチコピーは正義なのか?

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ビジネス・マーケティング

■ はじめに

こんにちは。セールスライターの岩井直樹です。

仮に、あなたが、業界の偉い人から、

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「LPは冒頭3秒でターゲットに
 読まれるかどうかが決まる」

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と言われたら、、、

とにかくキャッチコピーは、
可能な限り文字数を減らして、

パッと理解できる言葉を選ぶのが、 
一番の近道のように感じますよね。


でも、、、

本当に「短いこと」だけが、
すべてなのでしょうか? 

そこで今回は、そんなキャッチコピーの
文字数の在り方に関して、ご紹介します。


■ 『キャッチコピーの短いor長さ』より大切なポイント

そんなキャッチコピーの常識を
鮮やかに塗り替えてくれたのが、

広告の父と呼ばれた
デイヴィッド・オグルヴィが書いた

「長すぎるキャッチコピー」
と酷評されたにも関わらず、

公開後に大成功を収めた
キャッチコピーをご紹介します。


そのキャッチコピーの内容が、、、

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「時速60マイル(96キロ)で
 走行中の新型ロールス・ロイスの車内で、
 最大の騒音は電気時計の音です」

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これが1958年にロールス・ロイスの
売上を爆増させた有名なコピーです。 

今の私たちがパッと見ると、
「え、そんなに長くなくない?」
と感じるかもしれません。

でも、、、

当時は短いキャッチコピーこそが、
絶対正義だった当時の広告界では、

このキャッチコピーを掲載することは、
常識外れの挑戦だったんです。


■長すぎるキャッチコピーの特徴3選

なぜ、この一行がターゲットの心を掴んだのかを
3つのポイントに分解してみます。


1. 「形容詞」ではなく「事実」で伝える
オグルヴィは、「静かです!」と主張する代わりに、
「時計の音が最大」という具体的な事実を伝えました。 

ターゲットは、ただ単に「静かです」
とだけ言われると無意識に疑いますが、

具体的な情景を提示されると、
その静かさを脳内で勝手に再生し、
納得してしまいます。


2. クライアントを激怒させた「1,000語」の本文
この広告のキャッチコピーの下に、
1,000語を超える長いボディコピーが続いていました。

そのあまりの長さに、
ロールス・ロイスの重役たちは、

「こんなに文字を詰め込んで、誰が読むんだ!」
と激怒したと言われています。


しかし、オグルヴィは、こう断言しました。

===== 

「読者の5%しか本文を読まないかもしれない。
 だが、その5%こそが、
 明日ロールス・ロイスを買いに来る人々だ」

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このキャッチコピーを掲載した結果、、、

広告は大成功を収め、
工場がパンクするほどの注文が殺到しました。

単に短い言葉でごまかすのではなく、
真剣な検討者に誠実に応える。

その姿勢がブランドへの
深い信頼に繋がっていきました。

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※今回ご紹介した広告のボディコピーの全文に関しては、
 一番最後に参考資料として掲載しています。
 興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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3. 「数字」でリアリティを生み出す
「高速で走っている時」と曖昧にせず、
「時速60マイル」という具体的な数字を使っています。

具体的な数字と「電気時計」という言葉の組み合わせが、
ターゲットの脳内に、滑るように走る美しい車内の映像を
鮮明に作り出したんです。


■最後に

このキャッチコピーが教えてくれるのは、

===== 

「具体性な情景は、
 どんな美辞麗句よりも心に響く」

===== 

ということです。


そのため、、、

短くすることに気を取られすぎず、
あなたの商品の中に眠っている

「大切な事実」を
一緒に丁寧に考えていきませんか?

【参考:歴史を変えた伝説のボディコピー】

今回ご紹介した広告の全文を、
参考までに掲載しておきます。 

※1958年当時の「電気時計」は、現代のデジタル式ではなく、
 電気で動く精巧なアナログ時計を指します。
 その針の音すら聞こえるほどの静寂を表現しています。 

ロールス・ロイス:世界一の車を構成する13の事実


時速60マイルでの最大の騒音は電気時計から来ています。
 エンジンの音は、もはや聴診器を使わなければ聞こえません。

② すべてのエンジンは車体に搭載される前に
    7時間のフルスロットル運転が行われ、
    熟練のエンジニアがその振動を聴診器でモニターし続けます。 

③ パワーステアリング、パワーブレーキを標準装備。
    駐車時も指一本で操作できるほど、運転者の疲労を最小限にします。

④ 3つの防音マフラーが排気音を完全にカット。
    特殊サスペンションが道路の振動をすべて吸収します。 

➄塗装工程だけで数週間。合計9層の塗料が塗られ、
    その都度、鏡のようになるまで手作業で磨き上げられます。

➅ 運転席のボタン一つで、路面状況に合わせて
    サスペンションの硬さを4段階で調整可能です。

➆ ウッドパネルにはフランス産の最高級くるみ材を使用。
  木目が完璧に対称になるよう、一人の職人が手作業で加工します。

➇シートの革は、傷がつかないよう「有刺鉄線のない牧場」で
  育てられたイギリス産の最高級牛革だけを厳選しています。

➈冷暖房システム完備。窓を閉め切ったまま、
  常に快適な温度と新鮮な空気を保ちます。

➉万が一の電気系統トラブルに備え、
    2つの独立したブレーキシステムが作動する安全設計です。

⑪後部座席には最高級の木材で作られた
  ピクニック用テーブルが収納されています。 

⑫1台の製造に3ヶ月を要します。
  現在までに製造されたロールス・ロイスの半分以上は、
  いまだに現役で走り続けています。

⑬ロールス・ロイスは安物ではありません。
  しかし、その卓越したエンジニアリングを考えれば、
  世界で最も投資価値のある車なのです。


なにか気になることなどございましたら、
お気軽にメッセージ(DM)をお送りください。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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