応援していたんだけど、なんだかモヤモヤする…… 伊藤詩織著『Black Box』(文藝春秋)

記事
エンタメ・趣味
著名なジャーナリストによる性加害を告発し、話題となった伊藤詩織さん。
当時、本書を読んだころは「よく書いたな~」と感銘を受け、伊藤さんをぜひ応援したいと思いました。
51o7TG+y+zL._SL1200_.jpg
私は、「起こった出来事と、感情とを分けて語る」ことが出来る人が好きなのですが、本書はまさにそんな一冊。
とてもつらく、人に語りにくい体験であっただろうに、過度に情緒的・主観的にならず、起きた事件をなるべく客観的に書こうとしている。
そのことにとても好感を抱きましたし、そもそもとても文章がお上手だな、と思いました。

もちろん、あくまでも被害側の視点で書かれているので、第三者である読者にはどこまでが事実かは不明。
ただ、詳細な記述から、これらが著者による捏造であるとは思えなかったし、私は
「伊藤さんは作家としても凄い人だ。こんな才能のある若い人を潰すような奴らはけしからん!」
と、伊藤さん側に立って、応援したい気持ちになりました。

が……。
伊藤さんが監督を務めた映画「Black Box Diaries」では、様々な疑惑が浮上し、よからぬ報道が目立つように。
かつて、伊藤さんを応援していた側の人たちまで、伊藤さんのやり方に疑問を呈している状況になっているようで……。

映画については日本では公開未定、当然私も観ていないのでその内容は私にはわかりません。
まして、現在浮上している数々の疑惑についても、その真相は私にはわかりえないものです。

いずれにせよ、少なくともかつて、伊藤さんの本を読んで感銘を受け、応援したい気持ちでいた私にとってもは、現在の状況がとても残念です。
(疑惑が晴れることを、願っています)

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら