【就活生応援⑥】自分が気づかない自分

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就活生の皆さん、こんにちは。

今回も変なタイトルですみません。
面接がなかなかうまくいかないと焦っておられる方、周囲でうまくやっている方を見ると羨ましいと思うと共に、劣等感を感じる方も多いと思います。
物事がうまくいかないとき、「競争」に勝てないとき、劣等感を抱くのは、人間としての自然な反応なので、本当に自分が劣っているとは思わないほうが良いと考えます。
ひとつのモノサシで評価された場合、そのモノサシにどれだけ適合しているかという単純な話なので、変な話、対策を行うことでカバー出来る場合も多いです。どんなに不器用な方でも、繰り返し地道に取り組む気持ちが持続する限り、それは可能だと思います。

新卒面接では、個人の能力だけでなく、人物・資質といったポテンシャルの部分も重要視されます。
また、この学生さんは自社の事業や社風にマッチングしているか、マッチングしていなければ、会社にとっても学生さんにとっても、双方不幸になるので、それを避けるため、学生さんの自社の事業への理解度などもご質問します。

「お見合い」に似てますが、「お見合い」との違いは「客観性」です。
少なくとも選ぶ方の会社側は、大企業であればあるほど、面接官の主観で決めることはなく、複数の眼・複数の客観的情報により選別しようとします。
もちろん、これが行き過ぎると「画一的」となるため、そこが課題ではあります。

ただ、昨今の企業は、「多様性」を求めるため、ここが逆に勝負どころでもあります。こういう話をすると、ああ、やっぱり何もアピール出来るものがない自分はダメかあ、と思ってしまうかもしれません。

でも、冷静に考えてください。それは、あなたが知っている自分であって、あなたが知らない自分が実はあるのです。
自分の良さというものは、自分ではなかなか気づきづらいものです。

「主観的」でなく「客観的」に自分を見る方法、これは2つあると思います。

1つめは、自分の周囲にいる人に、見つけてもらうこと。出来るだけ多くの人に見てもらうのが良いです。面接講習会などで第三者に見てもらうのもいいですね。人は通常、相手に対して感じることを口に出しません。なので、自分からお願いすることで、はじめて聞き出せるのです。

2つめは、これまでの自分の殻を打ち破って、新しいことに挑戦してみることです。自分は何ひとつ取柄がないなあと思っている方、悲観する必要は全くありません。だって、長い人生のまだ出発点にいる訳ですから。
挑戦はいつはじめても遅いということはありません。挑戦して、新しい世界を体験して、そこから得られるものは、失敗も含めて、全てあなたの財産となります。これまで気づかなかった自分に出会うことが出来るでしょう。

面接対策は、テクニックも大事ですが、自分が輝いていることがなにより大事ですよ。自分のメンタルをいかにコントロールできるか、面接結果に一喜一憂せず、「待てば海路の日和あり」ぐらいの大きな気持ちで臨みましょう。

※本連載は不定期になります。バックナンバー含めて御覧頂ければ幸いです。
(バックナンバーは私のプロフィールから検索できます)

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