つわり、こう乗り越える!

記事
コラム
妊娠した喜びとともに訪れることが多いつわり。
乗り越え方のコツをまとめてみました!

☆そもそもつわりって?
つわりとは、妊娠5週目頃からはじまる食欲不振や吐き気、嘔吐など消化器の症状から、頭痛や耳鳴り、眠気のことをいいます。
つわりが起きるメカニズムは実はまだはっきりとは解明されていないのですが、妊娠に伴って起こるホルモンバランスの変化や代謝の変化が理由ではないかと言われています。
特に妊娠した初期に分泌される「hcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが関与しているのではないか?と言われています。

☆どれくらいの人がなるの?
つわりは症状の重さや軽さ、出てくる時期や終わる時期まで人それぞれでかなり個人差があります。
産婦人科医などが書いている文献によると、約8割の人が経験するというものが多いです。
経産婦(妊娠出産をしたことがある人)よりも初産婦(はじめての妊娠出産になる人)の方がつわりになりやすく、
初産婦よりも経産婦の方が重症化しやすいといわれています。

☆よくある症状
・吐き気
・嘔吐
・船酔いのような気持ち悪さ
・耳鳴り
・頭痛
・唾液がたくさん出る
・空腹での吐き気
・強い眠気
・人や洗剤のにおいに敏感になる
・食の好みが変わる

といった症状が多くみられます。

☆少しでも楽に過ごすための工夫
つわりをなおすお薬はないので、なんとかしのぎながら時間が経つのを待つしかありません・・・。
少しでも楽に過ごせるような工夫はできますので、ご紹介します。

・空腹を避ける
 吐き気があるので何かを食べるということは難しい方も多いと思いますが、血糖値が低下することでさらに吐き気が強く出てしまうことがあります。
つわりのときは食事のバランスのことは一度忘れて、食べられるものを食べましょう。
また朝起きてすぐは血糖値が下がっており寝起きに吐き気が強く出ることが多いです。起きてすぐに口にできるクッキーやグミ、小さなおにぎりなどを枕もろに置いておくのもよいでしょう。

・食べ物は食べられるものを食べられるときに。
 食べられそうなタイミングで食べられそうなものを食べます。先ほども書いたように、つわりのときは食べられるものだけ食べて大丈夫です。
食事や体重の管理は、つわりが終わってからでも十分遅くないです。
またこの時期の赤ちゃんはお母さんが食べた物から直接栄養をもらっているわけではなく、妊娠前のお母さんの体に蓄えられていた栄養で大きくなっています。
くだもの、お菓子、よく聞くファストフード店のポテト、ラーメン・・・何でもよいので食べられるそうなものを食べましょう。

・冷やして食べる
 温かいものはにおいがしやすく食べにくく感じる方が多いです。
冷えたおにぎりや冷たい麺類、アイスなどは食べやすい方が多いですよ。

・家事は無理しない
 スーパーのにおいで気分が悪くなったりする方も多いです。
体調が良いと思って出かけたら出先で気分が悪くなることも。家事は最低限でよいので、家族に甘えましょう。
今の時期は身体を休ませながら、自分と赤ちゃんのために過ごしましょう。
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