本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
今日のテーマは、
「食事」
です。
朝の散歩が終わって、家に帰ると奥さんと赤ん坊のかーくんがお出迎え。
「かーくん、起きたんやねー」「だぁ!」
今日もかーくんは元気そう。
「ご飯食べようねー」
僕らは食卓を囲み朝食を食べ始める。
「ひろちゃんもやって」
そう言って、友人に手渡さたれたのは食パンのかけら。
「こうやって食べさせるっちゃ」
友人は食パンを小さく小さくちぎって、かーくんの口に放り込んでいく。
「あむあむ」
小さな口で一生懸命飲み込むかーくん。
まるで親鳥が雛鳥にエサを与えるイメージ。
赤ん坊は離乳食のイメージがあったけど、固形物も小さくすれば食べれるようになるらしい。
「ほら」
友人に促されて、僕は食パンをちぎり始める。
小さくちぎったパンを見つめるかーくん。
彼は一生懸命、口を開き始める。
そこにパンを持っていくと、パクリと食いつく。
あ、
かわいい!
鼻水を出しながら必死でパンに食いつく貪欲さ。
ここまで一生懸命、食べ物に心を奪われることがあっただろうか。
赤ん坊の必死さがかわいく見えてくる。
嬉しくなって、パンをちぎって与え続ける。
それを必死に飲み込んでいくかーくん。
と、その時!
かーくんの手が止まった。
「かっ」
突然のせき込み。そして徐々に涙目になり、
「うわぁーん」
大声で泣き始める。
え!
突然の出来事に慌ててしまう僕。
「どうしたっちゃ」
友人が慌ててやってくる。
「パンが大き過ぎたかも」
歯が生え揃っていない時は、自分で食べ物を噛み、小さくすることができない。
「吐き出させないと!」
男二人が慌てて、かーくんの口を覗き込む。
「大丈夫?!」
慌てて友人に声をかけるも、彼は必死に口の中のパンを探している。
これは、やり方を間違えてしまったんじゃないのか。。
子どもの泣き声にかなり動揺している自分。
「何やってると?」
そこにやってきたのは、友人の奥さん。
「あ~、はいはい」
落ち着いた奥さんは男二人を押しのけて、
「はい、あ~ん」
かーくんの口を開けて、ゆっくりとパンを取り出した。
「はいはい。大丈夫大丈夫」
奥さんは慣れた手つきでかーくんをあやし、事態を収拾していく。
すごい!
やっぱり女性ってすごい。
「すごいですね!」「いえいえ。私も最初は戸惑いましたけど、かーくんが何でも口に入れるようになってから、口の中からどうやって取り出すかは分かるようになったんで。大丈夫ですよ」
笑顔で話す奥さん。
「そうそう。俺がかーくんにスイカ食べさせた時も同じようになって、その時もやってくれたっちゃ」
奥さんの事を自慢気に語る夫。
「あれはおかしいでしょ。かーくんがもっと小さい時に、こんなおっきなスイカを口に入れて。殺す気かって思ったと!」
あら、風向きが怪しくなってきた。
「ごめんごめん。だから、俺もかーくんに何かあった時は慌ててしまうから。ひろちゃんも気にせんで」「うん。今度から気をつけるね」
こうして、事件は解決したのでした・・・。
追伸 やっぱり母親ってすごいですね。
いつも子どもと一緒にいるのもあって、多少の事では動じなくなっています。
子どもの事で慌てるのは、いつも男性かもしれません。
ちなみに・・・。
今回友人と奥さんでは、食パンのあげ方に違いがありました。
友人は赤ん坊の口に直接食パンを運んでいくやり方。
そして、
奥さんは、赤ん坊の前に自分の手を出して。赤ん坊自らが手を伸ばして口に運んでいくやり方。
この2種類です。
これは重要だなと、見ていて思いました。
人は与えられ続けるとダメになってしまう生き物です。
例えば、
何もしなくてもお金をもらえると思っている人間と、
自分で働いてお金を稼ごうと思っている人間。
積極的に動くようになるのは、どちらの人間か。
考えたことがありますか?
今回の件。
赤ん坊が、
口を開けて待っているだけで、食べ物を与えられるのか。
それとも、
自分から手を伸ばして、自ら食べ物を口に運んでいくのか。
小さい頃の習慣は、やがてその人の思考に変わっていきます。
「食べ物を口に入れる」
この一つの行動をとっても、今後の子どもの人生に影響を与えるかもしれない。
そう考えると、教育はすでに始まっているのかもしれませんね。