当たり前が当たり前じゃなくなるとき

記事
学び
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

今日のテーマは、

「命」

です。




動物園の展示コーナーが終わると、いよいよ動物たちとご対面。

最初に目の前に現れたのはゾウコーナー。

道中にあらわれる看板には、ゾウに関する豆知識がちりばめられている。

「動物園の中でゾウがいちばんごはんを食べるよ。青草やさつまいもなどを一日におよそ100kg食べるんだ」

100kg?!

すごい。

やっぱりゾウほどの大きさだと、食べる量も多いんだ。

「当園のゾウは1日約100kgのエサを食べて、約40kgぐらいのふんをします」

100kg食べて、40kgのふんをする。

食べる量も豪快だが、出す量も豪快。

まだ見ぬゾウに期待をふくらませる。

つづいての看板。

「ゾウの鼻はすごい

・水を浴びる
・あいさつをする
・かゆいところをかく
・かき集める
・つまむ
・つかむ


まぁ、それは知ってたけど(笑)

奥に進むにつれ、看板の情報が徐々にうすくなっていく。

おっ!

あれは、ゾウ・・・の銅像か。

「はれた日は、ゾウのぞうがあつくなっています」

もうええって(笑)




さて、気を取り直して。

いよいよゾウとご対面! そう思ったら、

「2017年に「はな子」はなくなりました」

という看板が。。

そうか。福岡市動物園には2017年からゾウが不在なのか。。

ちょっと残念。

気になって調べてみると、ゾウを輸入するために色々と動いてはいるらしい。

ミャンマーから4頭のゾウを受け入れ予定だったが、コロナやミャンマーの治安悪化で予定通りにいかないとのこと。

ゾウは動物園にいるのが当たり前だと思っていた。

いや、

大抵の動物は動物園で見られるものだと思っていた。

でも、

生き物を飼っているのが動物園。

生き物に代わりはいない。

そう考えると、

僕は少し切なくなったのでした。




追伸
 動物園に動物がいるのが当たり前。

これって、

本当は当たり前じゃないんですよね。

ちゃんと動物を世話している人達がいるから、みんな生きている。

人間社会も同様です。

学校で一緒になった人、会社で一緒になった人。色んな出会いの場で遭遇した人々。

みんな生きていたから、出会うことができたんですよね。

人が生きているということも、当たり前のようで当たり前じゃないんですよね。

いつも行っているコンビニでも、1年後、2年後には全く別の人が働いていたりします。

10年も経てば知っている人は全くいなくなるかもしれません。

店員さんの代わりはいるかもしれませんが、その人物の代わりはいないんですよね。

それを分かりやすく示してくれたのが、この動物園のゾウでした。




命の代わりはない。




そう考えると、人にやさしくなれるかもしれませんね。









サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す