本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
今日のテーマは、
「人の役割」
です。
皆さんは「肩書」を知っていますか?
学校で言えば、校長先生や教頭先生。先生というのも肩書の1つですよね。
会社で言えば役職。社長、部長、課長、係長など。
その他にも、
店舗だったら、オーナーや店長。経営者という肩書もあるかもしれません。
では、ここで皆さんに質問です。
・機長
・消防士
・警察官
と聞いて、男性か女性。どちらをイメージするでしょうか?
ほとんどの方が男性をイメージしたと思います。
でも実際は、女性の可能性もあるんですよね。
このように、肩書は一定のイメージと結びついてる場合があります。
今回はこのイメージについて話していきたいと思います。
「役職っていうのは、そいつに自覚を与えるためにつけんねん」
飲み会の席で、昔の上司が言っていました。
「例えば、お前に部下ができるとするやろ?」
「はい」
「部下ができた時。お前、今日からこいつの下につけ! って一方的に言われて従う気になるか?」
考えてみる。
急に目の前の人が自分の上司だと言われたら・・・。
「一応、従うかもしれません」
「なんで?」
「自分が部下だと言われて、目の前の相手が上司だと言われたからです」
会社でそういう取り決めがされたのなら、それに従うかもしれない。
「ただ、いきなりこの人に付いていこう! ってならんやろ?」
「それはそうですよ」
知らない人に従うというのはやっぱり抵抗がある。
「だから役職を与えんねん。上司っていう肩書と部下っていう肩書。その役割を与えるだけで、人は自覚を持つようになる」
人は与えられた役割を、自然と演じるようになるらしい。
「だから役職は偉そうにするためのもんじゃない。自分の役割を認識するためにあんねん。そこ覚えとけよ」
追伸
肩書を与えると、人はそれに応じた役割を行うようになる。
心理学では「ラベリング」と呼ばれている現象です。
人は自分が思っている人間になろうとします。
それが、
「優しい人」
という役割であれば、人に優しく接しますし、
「厳しい人」
という役割であれば、人に厳しく接するようになります。
では、自分がどんな人間になりたいか?
これが自分の生き方を決める上で重要になってきます。
皆さんは自分にどんな役割を与えていますか?
もし、今の自分が。自分の思い描いている姿ではなかったとしたら、
自分の役割について考えるのもいいかもしれません。