本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
それでは、前回に引き続き、本当にあった怖そうな話をお送りします。
テーブルをはさんで向かい合う男女6人。
「じゃあ、俺から自己紹介するね」
リーダーの桜井が自分についての紹介を始める。
・名前
・出身地
・職業
・最後に一言
自己紹介のお手本のような話しぶりだった。
それを聞いていた女性陣も、
「ヨロシク~!」
歓迎の拍手で盛り上げる。
さぁ、この流れに続けるか!
「じゃあ、次は僕が・・・」
多田が自己紹介を始める。
桜井のお手本を聞いていたのもあって、スムーズな自己紹介。
名前・出身地・職業を話して、残すは最後の一言のみ。
「じゃあ、最後に面白い話をしますね」
え!
そんな話、できる人だったけ。
桜井と僕は驚きを隠せなかった。
が、
「聞きたいー!」
女性陣の好奇心を前に僕らは止めることができなかった。
彼はその反応を見て、得意げに話し始めた。
僕の実家は貧乏だったんだけど、一匹の柴犬を飼っていたんだよね。
名前はタロ吉って言うんだけど。
人懐っこくて、2つ上のお姉ちゃんと一緒にいつも遊んで、可愛がってたんだ。
そんな時、うちは貧しかったから、タロ吉の面倒を見れないって事になって。
山に捨てに行く事になったんだ。
父さんの車に乗って、山に向かって進む中、タロ吉は何かを感じ取ったのか悲しそうな声をあげて。
その声に僕とお姉ちゃんは涙が止まらなくなったんだ。
山に到着して、いよいよお別れの時。
お姉ちゃんが腕に抱えたタロ吉を静かに抱きしめて、
「タロ吉、本当にごめんね」
地面に置いて離そうとするんだけど。
「ほら、早く」
父さん達が急かすぐらい、お姉ちゃんは別れを惜しんでて。
ようやくお姉ちゃんが、タロ吉を手放した瞬間、
ブワーーーーーーーーーーーーって、
すごい勢いでタロ吉は走って行ってしまったんだ。
「別れを惜しむ感じもなく、全速力で走っていった。人間の気持ちって、犬には伝わってなかったんだよね」
多田の話が終わって、カラオケボックスの店内は不思議な空気に包まれる。
それもそのはず。
多田が話した物語はテレビ番組。
「絶対にすべらない話」
で放映されたお話だった。
犬の名前「タロ吉」まで一緒だった。
しかも、絶対にすべらないはずの話ですべってる。
「それって、この間テレビでやってた話だよね!」
女性陣もツッコミを入れて、気を遣って盛り上げる。
「違うよ。僕の話だよ!」
その一言に、僕らは凍りついたのでした。。
追伸
皆さん、いかがでしたでしょうか。
本当にあった怖そうな話。
絶対にすべらない話ですべった人が、それを指摘されるとムキになって否定するお話。
目の前で起こったら、本当に怖そうな話です。
こんな冗談をこの間、人に話していたらこう言われました。
「大山さん、そういうの毎日配信したらいいんじゃないですか?」
思いがけない一言です。
「Youtubeとかですか?」
「でも良いですし、ラジオアプリとかもありますよ。お話上手いですし、いかがですか」
毎日記事を書くのではなく、毎日人に語りかける。
盲点でした。
たくさんの人にさまざまな気付きを伝えたい。
そう思って始めたこのブログですが、形は1つではなく、色んな可能性があるんですよね。
8月はもともと大会はお休みと決めていたので、可能性を探ってみることにします。