本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
今日のテーマは、
「怖そうな話」
です。
皆さん、夏の風物詩と言えば、
そう。
かき氷ですよね!
冷たくて甘くて美味しくて、
大人になってからめっきり食べる機会が減ってしまいましたー。
と、
冗談はさておいて、
暑い夏を涼しくするお話。
今回は本当にあった怖そうな話をご紹介したいと思います。
僕自身、幽霊やおばけといったものをほとんど信じていないのですが、
自分のご先祖さまや、祖父、祖母など。
血縁にあたる方が私達を見に来る。
ということはあるような気がします。
実際、そういう体験もしたことがあるので。
ただ、今回のテーマは怖そうな話。
神秘的な話はまた後日行うとして、今宵は皆様を、涼しい世界へお送りしたいと思います。
あれは、僕が23歳。僕がちょうど専門学校を卒業した頃のことです。
「お前、今度合コンやるから一緒に来いよ!」
友人に誘われて、男3人でカラオケボックスに行ったんです。
「いらっしゃいませ」
大阪梅田にある、初めて訪れたカラオケ店。
受付の方は女性で僕らを丁寧な対応で迎えてくれました。
「あとで女の子3人くるんで」
「では、代表者様のお名前を、お連れの方がおっしゃっていただければ大丈夫ですので」
「分かりました!」
受付を済ませ、僕らは店の奥へと入っていく。
「4番の部屋だってさ。どこか分かる?」
「ほら、あそこの部屋じゃない? 」
個室の部屋がいくつも連なって並んでいる中で、なぜか4番の部屋だけ少し離れた場所にありました。
「大きい部屋だな」
「そりゃ、そうだろ。6人で使うんだから!」
僕らは部屋にはいると、早速カラオケの準備を始める。
「合コンって、最初は歌より話すんじゃないの?」
「え?」
「だって、自己紹介もなしで歌っても盛り上がらないだろ」
「それもそうか」
男が3人集まって、フタを開ければ合コン経験者は1人だけ。
本当に大丈夫なのか。
「あ、電話だ。女の子来たみたい!」
合コンリーダーの桜井が女の子を迎えに部屋を出る。
残されたのは僕と多田の2人。
部屋を見回しながら、とりあえずソファーに座って待つことにする。
「合コンとかやったことある?」
「いや、ない」
「そっか。俺もない」
「話の空気とかどうやって作んのかな」
「さぁ・・・」
少し暗めの照明の中、部屋を眺めながら少し不安になる。
あれ、部屋の隅。
ソファーと壁の間に黒いシミがあるのが目についた。
なんだろこれ・・・。
「おまたせー」
桜井が大きな声で部屋に入ってくる。
「あ、本当だ! ひろーい!」
「やっぱ中は涼しいね!」
「ホント、ホント!」
3人の女性の明るい声が、暗い部屋を変えていく。
僕と多田はソファーから立ち上がり、
「は、はじめまして!」
と慌てて挨拶する。
「おいおい、お見合いじゃないんだからさ」
桜井のツッコミに女の子達が笑顔になる。
やっぱり桜井はすごい。
僕らの中で桜井の評価がどんどん上がっていく。
「とりあえず座ってさ。何飲む?」
「そうだなー。あ、あたしカシス」
「じゃあ、あたしは・・・」
多田はメニュー表をすかさず女性陣の前に持っていく。
やるな、多田。
普段お前そんなやつじゃないのに。
「じゃあ、俺は注文言うね」
負けじと、僕は注文をするために受話器を手にとる。
この後も、いくつか不慣れな点は見られたが、
どうにか男性達の前に飲み物が3つ、女性達の前に飲み物3つ。
テーブルをはさんで向い合うところまで段取りは整った。
あとは自己紹介をするだけ。
僕らの視線はリーダー桜井に集まったのでした・・・。
追伸
少し長くなったので前後編にします。