4月にトランプ関税で急落という株式市場に暗いニュースの裏で、フィッシング詐欺などによる証券口座が乗っ取られて不正取引をされるという事件が話題になりました。
5月8日の金融庁の発表では4月だけで不正アクセスが4852件、不正取引が2746件にも上ったということです。
楽天証券やSBI証券などの大手証券会社など9社で被害が確認されたそうです。
被害内容は口座が乗っ取られて、保有株が勝手に売却され、流動性の低い中国株が買われるという手口でした。著名投資家も乗ったられたことが話題になりました。
株式口座を開設している方にとっては経験があると思いますが、取引をしていないのに証券会社からメールが来ることがあると思います。
それを開いてしまうと個人情報が抜き取られ、不正アクセスされるようです。
この件を受けて、証券会社各社は2段階認証の設定を呼び掛けており、義務化を導入する会社もあります。
ただし、2段階認証は絶対的ではなく、度々破られているケースもあるそうです。
指紋や顔認証があるスマホアプリの方が安全のようです。
4月は著名投資家も被害に遭った楽天証券が狙われていたようですが、対策を強化してからは被害の報告はなくなったようです。
今後、証券会社は補償を検討しているそうですが、全額補償と言うのは難しそうです。
個人として、パスワードの変更や多段階認証の設定、毎日の証券口座のチェックなどの自己防衛策も必要でしょう。